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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
24/211

3話-5

『…ったく

何で俺の男の知り合いは変態ばっかなんだよ…』


「何言ってるのさ、由月君?」


『え?』


「そんなの君がMr.ハーレムだからじゃないか」


『…………はぁあ?!』


「結構有名だよ〜?

兄妹は可愛い娘ばっか」


『…義妹、義姉に手を出せと?』


「部活はあの部長とあの後輩」


『……"あの"部長…ねぇ…』


「可愛い娘ばっかじゃないか!」


『…隣の芝は青く見えるモンだ』


そう言って俺は教室を出た


「あ…ちょ…由月君!」


-バタンッ-






…廊下


『…あいつらと居ると疲れる…』


「…藍坂先輩」


『ん、千歌…』


「今日、お昼に時間を…」


『…「部活」の事か?』


「はい…」



『…ああ、わかった…』

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