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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
210/211

『来る事は無い昨日を想う』12-2

「昨日と一昨日、見ましたよ

素敵でした」


『…う

昨日の話はやめていただきたい…

……ん?

貴女は確か弱視でしたね

見えたんですか?舞台とか…』



「私が差し上げたペンダントを持っていたでしょう?

あれの力を私は感じとれるんですよ」



まるで、オカルトだな


なんて、言葉が浮かんだが俺が言えた事でなかったので言わなかった


もっとも、彼女は感じとったかも知れないが


「昨日の退場劇の時も、私の横を駆け抜けていかれましたし

一瞬だけど、綺麗…いえ、華麗でした」


『っ!

そ…そうだったんですか…』


そんな余裕などなかったから全く知らなかった




と、その時


俺は奴らの影を視界の端で捉えた


(ッ!

こんな時に…)


俺は影を目の端で追った


やがて、それは一つとなり…


『…あ!』


運動場にあるステージの端を通りすぎて行った


そして、その時、ステージの端に張り付けてあった板に当たり


板はその場所から剥がれ、落下しようとした

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