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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
21/211

3話-2

…いや、むしろ"それは"逆じゃないのか?



"イヴ"と言う存在を生み出したのは"アダム"が寂しかったからだろ?


アダムが…居たから…


イヴが生まれた…


…アダムの存在が…


…イヴを……


………





-同日-AM10:42


…教室



『………』


(…クラスが違うんだから、学校に居る間はどうしようも無いな…

まぁ、こんな時に連中が何か起こすとは思えないが…)



「由月く〜ん…」


(……面倒な奴が来た)


「ねぇ、聞いてよ〜」


『うるさい、礼也

俺は「因数分解の公式」を覚えるのに忙しいんだ』


「…数学の勉強なんてしてる様には思えないけど…」


『…因……数……分……解……の……公……式……』


「覚えるのって文字のほう?!」



『…えーと、因は…口の中に大があるんだよな…』




「…ねぇ、由月君…なんで、ボクには…」




(聞いてねぇよ…)


『数は…米に女にのぶん……』




「…なんで、彼女出来ないのかなぁ…」




(お前が変態だからだよ)


『分は…八に刀…と…』



「…頭もルックスも悪いとは思えないし…」



(自分で言うなよ、お前は人として馬鹿なんだよ)


『解は…角に刀に牛…』

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