表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
176/211

『来る事は無い昨日を想う』6-2

「やれやれ…先輩こそ

謙遜してるんじゃないか?

もっと、自信を持ったほうがいいと俺は思うぜ?」


『自信…ねぇ…』


彼は黒鐘 晃-クロガネ コウ-



千歌名と同じ一年の男子だ


「そうだよ、凄いよ

先輩は」


『……そう…か…』


彼女は橙坂 蓮-トウサカ レン-


同じく一年の女子


黒鐘とは旧知の仲…つまりは幼なじみだそうだ


「反応薄いですね?青海君」


『…反応に困るからな』


彼女は紫塚 雫季-シノヅカ シヅキ-

二年生


「じゃあ、僕らは、駄目出ししたほうがいいのかい?」


『そっちのが、いいのかもな

改善点て事で』


彼は褐式 朝記-カッシキ アサキ-

部長と同じ三年生だ


ちなみに橙坂と親戚らしい


「う〜ん…そうだな

やっぱり、発声がね」


『やっぱりそこか、褐式

自分では腹の底から搾り出してるつもりなんだが』


「仕方ないよ、先輩

これはどうしても、練習した期間と普段の調子に関係するから」


『まぁな』


「確かに、雨月は必要な事以外あんまり喋らないよね」


『うん?…そうだった…か…?』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ