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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
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『来る事は無い昨日を想う』5-7

-「根拠は…ある」-


奴が人差し指を鼻の前に持ってくる


『根拠…だと…?』


-「俺はお前だからだ

それが何よりの証拠だろう」-


『ぐ…ッ…』


にぃ…と奴が笑う


嫌な笑みだ


『……いいから…黙ってろ…!

お前は…不愉快だ…ッ!』


-「…フン

たいした口ぶりだ

流石…たいした役者だよ…お前……いや、俺は」-


-ギリッ-


俺はイカレてるのか…?


俺自身と…"口論"するなんて…









第5話 BLUEMOON






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