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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
151/211

『来る事は無い昨日を想う』2-2

視線を声のほうに向けると


女子生徒がいた


髪はショートで金髪だった


カチューシャかリボンの類いをしているように見えた


「あ、呼ばれてるから行くね」


『ああ

…知り合いか?』


「部活の後輩」


『ふぅん…』


海月はその娘と一緒に何処かに行った


(…部活ねぇ……何やってんだろ…)


「青海君」


「青海雨月君だね」


『ん?』


いきなり、知らない男子生徒二人に話しかけられた


同じクラスだったが、転校初日目でまだ一限目も始まっていないので知る訳がなかった


一人は赤髪

一人は先の海月の後輩とは違った感じの金髪だった


『…そうだが…と言うより

さっき自己紹介したばかりだ』


「まぁ、そりゃあ、そうだね

…っと、僕は金原 信-カナハラ シン-だ」


「オレは赤嶺 礼乃-アカミネ レイノ-」


『ああ、そう

…何か用か?

それとも、自己紹介したかっただけ?』


「いや、少し気になってね」


『気になった?』


「初対面にしちゃあ

藍ちゃんと親しげに話してたから」


『藍ちゃん…ああ、海月の事か』

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