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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
149/211

『来る事は無い昨日を想う』1-7

「あ…はい!」


『終わったよ

…でも、君みたいな子がこんな時間まで一人でいちゃ危ないよ』


「あ…はい…ごめんなさい……」


『…謝られても困るんだが…

まぁ…気をつけて帰れよ』


「は、はい…」


『じゃあな』


「…あ…あの!」


『ん?』


「わ、私…鈴廻守小学校二年の

紺野 沙恵-コンノ サエ-って言います!

お兄さんは…?」


『………俺は…

高等部二年の…青海 雨月だ』


「高等部二年?

…じゃあ…お姉ちゃんと同じ学年です!」


『…いや、まぁ、でも

お姉さんは多分知らないよ

俺、転校生だから…』


「…そうですか…

あっ!

ありがとうございます

雨月さん」


『別にさん付けなんていいよ

普通に呼んでくれていい』


「えっと…じゃあ

ありがとう、うづ君」


『うづ君?』


「はい、うづ君」


『……まぁ、いいか

礼には及ばないよ

じゃ』


「はい!」


そう言って俺は彼女と別れた


…その日は家で簡単に炒飯を作って食べて


すぐに寝た







第1話 漆黒の転校生

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