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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
129/211

20話-1

「…ふ…ふはは…

きっ…貴様にはお似合いな…凶々しい姿だな…」


『…その言葉

そっくりそのまま返させてもらう』


「…フン」


シルヴァが槍を構える


『…シルヴァ…

教えてやる…お前の考え……そのものが間違いだと言う事を』


俺は杖のような


持つ場所が曲がりくねった棒状の物を精製した


「何だと…?」


『……だが、その前に一つ聞いておこう

…お前はどうやって…世界を以前の世界にするんだ?』


「貴様に話すつもりなどない」


『…何をいまさら…

話したところでどうなる訳でもないのに』


「…な…に…?」


『世界の崩壊はもう止められない

俺が勝とうとお前が勝とうとな』


「…ならば…貴様は何故……」


『…また…次の世界が有るのなら…

お前のような存在は…いてはならない…

再び…世界は早過ぎる破滅を迎える…』


「だから…私が以前の世界を……」


『…どうやってだ?』



「ぐ……

いいだろう…

イヴの…創成者の力を手に入れ

この世界を元に作り直す

この場所に居る者は…イヴの力を奪い取る事が出来るよう設定した

貴様さえ倒せば…私は…神となる」

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