表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
125/211

19話-2

「フン…そうだろうな

世界を歪めた貴様にはわかるまい」


『わかりたくもない

…わかって、たまるかァッ!!』


俺はシルヴァに向かって剣を振るう


-キィンッ-


『!

出鼻を…』


「…リーチの差だ

その剣では私のハルバードには勝てん

わかるだろう?」


『く…なら!』


俺は右手に空気を密集させる


「遅いッ!」


だが、シルヴァは先に俺の近くの時空を歪めた


『な…

うぁっ!』


俺は弾き飛ぶ


「貴様では…私に勝てぬと言った!」


シルヴァはさらに槍で追い打ちをかけた


-ドガッ-


『があッ!』


俺はフェンスにぶち当たった


『ぐ………

…あ』


(剣に…ヒビが?

クソッ…)



「由月……いや、河月よ

貴様こそ、何故戦う?


もう…守るべきものなど無いのに」


『…な……に…を…

イヴが……まだ』


「イヴは…居ない…

この世界には」


『なんだと…?』


「世界の…狭間に閉じ込めてある

…私の力でな」


『なら…お前を…』


「私を倒してどうする?

そうなれば…イヴは永遠に閉じ込められたままだ


…別の世界に生まれ変わる事もない」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ