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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
122/211

18話-4

(俺の全身が

奴を…奴の存在を捉えている……

行けるぞ!)


俺は低く構えた


そして、シルヴァを見た


シルヴァの魂の揺らぎが見える


今までまともに見た事はなかったが…


(なんて魂だ…!

……だが…見覚えがある…?

馬鹿な…奴の魂を見たのは初めてのはずなのに…

…ええい、余計な事は考えるな…

今はただ…)



『…お前を…斬る!』


俺は踏み込んだ


床に一瞬剣の刃が当たった


かと思うと


一気に俺は距離を縮めていた


「やってみせろ!」


-キィンッ-


シルヴァが槍で受けた


その瞬間、俺は妖しく笑った


「!?」


-ドガッ-


「ぐッ…」


俺の蹴りはシルヴァの顎に命中し


シルヴァは吹っ飛ぶように体勢を崩した


『…真に受けるなよ

バァカ』


「…く…フザケるな!」


『フザケるも何も無いだろう?

当たったお前が悪いのさ』


「!……」



シルヴァ:(だが…何故だ?

今の動きが魂に現れなかった…

藍坂由月…一体…どれ程の技量を秘めている…?)

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