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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
116/211

17話-6

その瞬間


階段…足場と言う足場がマリアの振り下ろすた斧の一撃で崩壊した


崩れて行く足場の中


千歌がシルヴァに向けて槍ごと突っ込んだ


「このぉッ!」


「させはしない!」


-キィンッ-


槍と槍がぶつかり合い火花を散らす


「お前の動きは見切っている!」


「だからと言って貴様如き未熟者にやられるものか!」


その時だった


『はぁッ!』


「ぐッ…!?」


シルヴァの後方にマリアが斧をシルヴァに叩きつけていた


そして、マリアはそれと同時に自分と千歌に足場を作り出していた


「な…?!」


「お前の……」


千歌は力を最大限に振り絞り


作れる限りのダーツを精製し



「…負けだッ!」


シルヴァにぶち込んだ



「がぁッ!」


『そう――』


マリアの掌、羽根…様々な部分に光が集まり


シルヴァに向けて放出された


『どんなに力があろうとも

一人では対処可能な範囲には限界がある…』


光はシルヴァは叩き上げた


『…一人より二人のが範囲は広がる…』


「対処範囲の差で私達の勝ちだ!」


シルヴァに向けて


槍と斧が交差した





-キィンッ-


「!!」


『!?』


シルヴァは二人の遥か上空


天井すれすれの位置にいた


「残念だったな…

私には天神の力として空間を操る事が出来る…

こうやって移動する事も…

私を捉え損なった時点で貴様らの敗けだ!」


シルヴァは空中に円を描くとそこから光が放たれた


マリアと千歌はその光に抱かれるように包みこまれた

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