表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
115/211

17話-5

『藍坂……陽炎っ?!

そうか……シルヴァ…あなたは……』


「…だが…

私を倒せなければ!」


「させない!!」


千歌のダーツがシルヴァの前に放たれる


爆音が上がる


「く…貴様ッ!!」



「私には見える!

お前の動きが!」


(…これは…勝機が見えた

…時間が少ない…ここで…一気に決める…!!)


『チカッ!』


「!」


千歌とマリアの瞳があった


千歌はそれだけでマリアの考えがわかった


それが千歌の手にした能力…


真実を見る瞳…


物事の本質を正しく理解する力だった


そして、それはシルヴァの使う幻影の


最大の天敵と成り得た…



『出来る…?』


「はい!」


マリアは千歌に自分の槍を投げ渡した


(本当は盾変わりだったんだけど…

でも、使うべきところが来たのね…

この斧が…)


マリアに闘気が集まる


「何をする気だ!」


「動くな!」


チカのダーツがシルヴァに向けて放たれた


シルヴァの死角をついた


それ故にシルヴァの能力は使えず


回避に専念するしかなかった


そして、それはマリアが行動を起こすには十分すぎる時間だった


『はぁあああああッ…

たぁあああああッ!』


「!!」



-ドゴォオンッ-

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ