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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
106/211

16話-2

「………」


リリィは低く構え、弓を引く


『はぁッ!』


エンドが二本のナイフを振り下ろす


リリィの弓は引いたまま


光の矢が具現化し、


剣となった


-キィンッ-


『っ……』


リリィは剣で受け止めていた


「…スナイパーが……近接戦闘出来ないとでも思ってた?」


『くっ…』



エンドは一旦距離をとり


舞台の上に飛び降りた


(まだあんな俺の知らない攻撃を隠してたなんて…

弓は引いたまま…

ああした状態でないと剣が使えないのか?)


「…どうしたの?

来ないのエンド?」


(剣があっても自分から仕掛ける気は無いと言う事か…なら)


『いい加減、そこから動きな!』


エンドはナイフをガンモードに切り替え


撃った


「そうはいかないよ!」


リリィは弾を切り払う


だが、エンドはすでに距離を縮めていた


『そうかよ!』


エンドは右のナイフを振り下ろす


リリィは剣で受け止めた


だが、エンドには左のナイフがあった


エンドは振りかぶる


-…とん-


『……え……?』


「受けるんだよ、エンド」


エンドの肩にリリィの弓の先があった


その瞬間


体育館全体に光の矢が現れた


エンドは時間が止まったように錯覚した

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