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来てしまった今日と共に  作者: 結城コウ
101/211

15話-3

-バラララ……-


瓦礫が崩れ落ちる音が聞こえる


「く…ぅぅう…」


レイブンは

右手で腹部を押さえながら

左手に拳銃がひっかかっていた


呻き声をあげた


『…はぁ…はぁ…

レイブン……』


リィファは左手で右肩を押さえながら立ち上がる


右手にはランサーがだらんと下がっていた


「……君如きに…これ程てこずるなんて……」


『…私…如き…

慢心ではないの?』


「……僕が選んだ道は

…それじゃあ…いけないんだッ!」


-カチャッ-


『!』


リィファはランサーを盾に構えた


しかし、弾はリィファからそれた


『外れた…?』


「……照準がブレる…」


『…さっき、貴方が選んだ道

って、言ってたわね

いい加減、教えてくれないの?』


「…僕を倒すんじゃなかったのか?」


『…その調子じゃあ…死ぬまでそんな事言いそうだもの』


「……力さ」


『え……?』


「……そう

一つの真理…絶対的な力……

僕はそのために…」


レイブンは拳銃を構え直した


「…こちら側に回った!」


爆音と共に閃光が走った

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