国王、さらに求婚してくる
「ま、まさか……今日も国王が求婚してくるなんて……」
幼女としての生活にも少し慣れたころ、再びあのド派手な扉が開いた。
そして現れたのは……やっぱり国王だった。
「おお、今日も君は可愛いなぁ……やっぱり君を僕の花嫁に……」
「えぇぇぇぇぇぇ!? 昨日も同じこと言ったじゃん! しかも私、まだ5歳なのに!」
国王は少しも動じず、むしろ笑顔が輝きを増す。
「いいんだ!子供だろうが幼女だろうが、君が欲しいんだ!」
「いや、そこはむしろ私の問題でしょ!? 普通に考えて、幼女にプロポーズとかギャグの領域超えてるから!」
この国、頭おかしい。いや、国王が頭おかしい。いや、笑うしかない。
その瞬間、幼女はとんでもない閃きを思いつく。
「よし……ここは戦略的に……『幼女パワー』を使って翻弄してやる!」
幼女はチートステータスを駆使し、国王を心理戦で翻弄。
目線を泳がせ、少し拗ねた表情で言う。
「えーっと……まず、年齢的に無理ですから。あと、私はまだご飯ひとりで食べられませんから!」
国王、全力で悶絶。
「そ、そんな……ご飯が食べられないだと……!? それでも僕は……!」
家臣たちも巻き込まれて、王宮はカオス状態。
忠誠心はあるけど、どうしていいかわからない。
そのとき、王宮の長老が静かに口を開く。
「国王よ……幼女相手にそこまで本気になるとは……本当に……」
「ええい、黙れ!」
国王、短気すぎてすぐツッコミ待ちのギャグ展開。
幼女はその隙に、魔法で小さなイタズラを開始。
王冠をちょこんと置き換えたり、杖を透明化させたり、家臣たちの靴を瞬間移動させたり……
ギャグ要素フル稼働で国王を翻弄する。
「え、ちょっと! なんで杖が消えるの!?」
国王、あたふた。
「幼女のくせに……恐ろしい子……」
そして、ついに幼女は真顔で国王に告げる。
「条件を出す。1週間、私の言うことだけ聞け。でないとプロポーズ受けない」
国王、当然即答。
「いいとも!君の言う通りにする!君のためならなんでもする!」
いや、幼女パワー強すぎて王国が翻弄されまくり。
でも、これで少しは平和……と思ったら、遠くから王子の足音が聞こえる。
「……次は王子がやってくるんだよな……?」
幼女、軽く絶望しつつもニヤリ。
「ふふ……戦争はこれからだ……」
こうして、幼女×国王×王子のギャグ三角関係が幕を開けた。
王宮は今日もドタバタ全開!




