98話
地下4階、地下5階とショウワンズレッグスのパーティ+1名は進む。
やっぱり予想通りというか当たり前に進めば進むほど敵は強くなってきている。
それに対応するようにと此方のパーティの面々も強さを遺憾なく発揮している様。
にしてもみんな強すぎだよお。
目的地の地下7階はドンドンと確実に近づいている。
今は地下5階の最終地点。
中ボスが出て名前をマンティス。
大カマキリのボス。
大きさはそれほどでも無く、エクスパンドさんよりも少し大きいぐらい。
まぁ充分おっきいか。
始めは見えなかった。
見えない所、エクスパンドさんに「止まれ」と言われた。
言われて気が付いた。
この奥に、何かいるという事を。
索敵は私も出来るんだけどすぐに疲れちゃうんだよね。
もっと鍛えないとなぁ。
ソレは迷彩色だった。
あの魔法でピコピコしてる奴よりも迷彩はしている。
ホント周囲と色は完全に同化。
恐らくハイドに似た何かのスキルかしら。
目が慣れてくると少しずつ見えてきた。
それはそれはとてもおっきいカマキリだった。
大カマキリのマンティスは結構近づいても攻撃はしてこなかった。
何でも、此方から攻撃の意思を感じられてとかかなり近いとかにならないと攻撃されない可能性が高いんだってさ。
そういう中ボスが多いみたい。
なので円陣を組む様に近くで作戦会議をする事になった。
アレが地下5階最終のボスでマンティス。
別名、忍者大カマキリと呼ばれていると。
主な攻撃は、あの鎌による直接的な攻撃に魔法であるウインドカッターに酷似した真空刃。
風による刃を飛ばす。
羽根による振動で音を出し三半規管を乱す攻撃。
その辺が主な攻撃方法で、後はレアな攻撃として幾つかあるとの事。
動きはとても速い。
あの鎌は結構自由自在に動くとか。
尚、一つだけハプニングによる形が主だけど最悪な敵に変化?
することもあるんだって。
なんだろね。
見てみたいけど最悪って表現がちょっと怖いよ?
前線にエクスパンドさんとサマーさん。
真ん中にジャッジさんと私。
後衛にジルさんの陣形。
一番安定しうるであろう陣形に決まった。
もうそのままでエクスパンドさんと私が前衛でという案も出たんだけど敵が変幻自在の攻撃をする事もあるらしく安定しないから。
という理由で結局こうなった。
他にも幾つか陣形は考えられたんだけど今回はコレに決まった。
私の役割は主にサポート。
今このパーティに必要かは不明だけど全体が見えていれば自由に動いて良いよとも言われた。
……遊撃とか楽しそ。
もう少しで7階層だから頑張ろう! と円陣を組んだ。
さあ勝負だ! かまきりくん。
皆、配置についた。
初手はジルさんの氷の魔法、フリーズアローから行く事に決まった。
この敵は大概始めは攻撃しないと攻撃をしてこないらしく、その代わり始めの此方からの攻撃も余りダメージが通らないんだって。
まぁ姿が現れてからが開始の合図だよと教わった。
―――――パリパリパリと小さく空気が凍る様な音とひんやりとした冷気をジルさんの方から感じた。
そしてジルさんの魔法、フリーズアローが呪文詠唱から発動。
氷の矢に見えるモノが計4本ほどがソコにいるであろうマンティス目掛けて放たれた。
現状ストック切れました。
キリの良い所で止める予定です。詳しくは活動報告に。




