表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/172

91話

攻略開始。



カプリスダンジョンの1階層を進み始めたパーティ。


隊列、フォーメーションはサマーさんとエクスパンドさん。

その少し後ろにジルさん。


そして私とジャッジさんという感じのフォーメーションで進むショウワンズレッグスのパーティ+1。


仮に足を引っ張る私でも+1とは是如何に。




サマーさんから今回の目的を聞いた。


彼等の目的はこのカプリスダンジョンの完全攻略。


通常は順々に階層を降りていくと11階層へと辿り着けばボスがいるらしいのだが、表ルートのボスは表面的なボスに過ぎないとの事。


裏面、つまり今回のルートは7階層からボス部屋へと直通のルートが生まれると同時に裏のボスが現れるんだってさ。



真のボス。ウラボスだって…………それは凄そうだね。



しかもその裏のボスを倒したパーティはまだ誰もいないという。

…………それって、もしかしてこの人達、このゲームの最前線走っている面々なの?


――――って少し過ぎったけど流石にそれは……無いよね???




んで、その要でもある今回のスペシャルルートへ行く為にとある場所から私が祈りを捧げると。


良いネ。面白い。歴史的瞬間に立ち会えるんだね…………ピコピコすっぽんぽんで。



んー。ピコピコでも裸って言うのはやっぱり気になる私。


だってダンジョンではだかって意味分かんなす。

もう獣と変わらないかもしらん。


私のないすばでーが露わになっちゃうよお。ああ恥ずかしい。いやん。ばっかん…………。


いや、ホントだよ。

恥ずかしいのは……そんな乙女なわたくし。


いやいや、乙女関係無しに普通は恥ずかしいって。

引き受けちゃったケド。



そこはもうジルさんを信じるしか無い。最悪童話にある王様っぽくなってしまうよ。




「……しかし、今回良く引き受けたな?」

と少し、にやけた顔で私を見ている。


ジャッジさんは多分意地悪なえっちだよ。



「……見ないで下さいね」

「いや見るだろ。普通に……」


「いやいや、無い無い。止めて下さいね」

「そりゃー『無い』かも知れないが見ないのは男としては違う気がする。俺は興味があるなし関係なくエロに正直なんだよ」


そんな事を言う自称正直者を語る誰か…………。

それは私のすっぽんぽんを見る気満々なジャッジさん。



「いやいや、そんな事に正直にならないで下さい」

「お前だって美術品とかだったら見るだろ?」


「…………まぁ」

「……でもジルさんの魔法で見えませんよ?」


「いや、アレにはコツがあってよ……目を細めてな………………」


鼻息と……更に横目も追加された嫌らしい目で私を見ているセクハラ大臣なジャッジさん。


もうそろそろぐへへとか言いそうだよこの乙女の敵は。


「――――って、見えるんですか!」

「いやいや、冗談だよ冗談っ。でも見ないからな! とかそういうエロに嘘はつけない」


「……もうどんだけ。……ジャッジさんは正直者なんですか?」


そんな私の問いの返事は待っても無かったけど小さい声で「スマンな」って聞こえた気がした。


……私から見るに推定年齢30歳位のジャッジさん。

多分このパーティではエクスパンドさんと同じ位の年齢かしら。


っと、早速何か動きがあったみたい。

ジルさんから待ての合図が出た。


その合図にジャッジさんは少し腰を落とし気を張っている。


カプリスダンジョン1階、最初の敵が現れたみたい。



前衛までの距離は此処からだと凡そ30メートル程。

ジャッジさんの顔を見たけど特に何も合図も無し。


「リビングボーンが3体だな……」


ジャッジさんがそう話した。

確かスケルトンの上位種だったかな。


此処からだと良く見えないけど2分後にジルさんからの合図。

上手く倒せたみたい。


後衛組は何もせず。

何が有ったのかも解らなかった私。



ジャッジさんにもう少しだけ近づきませんか? と話すと、「良いぜ」と答えて私の側に来た。


……肩がぶつかったよ。


――――いや、違うんだ。そうじゃ無いんだ。横ちゃうの。もう少し前へ、何が起きているのか解るぐらいの距離に近づきたいだけなんだ。


「ジャッジさん……分かっててやってますよね?」

「…………ああ、解っているからこそやっているんだ」


「……………………そですか」


もう何を言っても仕方が無いので私だけもう少し前へと距離を詰めたらジャッジさんも距離を詰めた。


「俺は女の尻も追いかけるぜ………………って言って思ったんだが姉ちゃん良いケツしてるな…………気が付かなかったぜ!」



……ペースを乱されている気がするので答えずに前を気にした。




間隔を20メートルよりもう少し前へ、位の距離を保つ位にしてみた。


此処なら前で何が起きているのかも解るだろう。

次に現れたのは戦士、黄泉の戦士で名前はハイソルジャー。


基本エクスパンドさんが受け止めてサマーさんとジルさんが攻撃をする。


そういう風に進んでいるのかなって思っていたのだが、エクスパンドさんは全然受けていない。


寧ろ攻めているというか、誰も受ける素振りも見せない。

5体位いたのに今回も数分で終わらせている。


そして1階の終点へと辿り着いた。


結局一番強そうだったのは単騎で現れたサイクロプスだったが、前衛の3人は苦戦すること無くサクサクと倒していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ