69話
早朝。早速草原へと向かう私。
このスキルを手に入れてから一気に生活水準が上がりLVも順調すぎるほどに上がっている。ソロでも。
本日は試し切りという名のレベル上げ。
草原に到着。でわでわ始めるとしますか!
ええと「実況編集」から実況ボタンを押下。
配信スタートだよ。
お、早速敵発見。何時もはあっちから見つけられて走ってくる。今日は此方から行くよ!
っとばかりに敵野生のわんこ、ことロンリドッグ。
全速力で進む私。
目的地はロンリドッグ前。
しゅたたたたと走っているとロンリドッグに気が付かれる。
その時の野生のわんこの行動は…………どう来るかなぁ?
ちょっと気になってたんだよね。
私の動きに気が付いたロンリドッグ。
私を見るや逃げ出した。
「そ、そう来るかぁー」しゅたたたと走りながら考えるわたし。
スピードはちょっとだけ私が速いけど追いつく程には差が無い為一旦諦めた。
『お、二日続けて配信きたー』『朝から配信とは……』『これから寝ようと思ってたけど見てから寝る』
『昨日の草原……ってなんでわんこ追いかけてたのw』『確かにw』『昨日と逆w』『捕食者が入れ替わる瞬間』
「じ、準備運動なんだからね! みなさんいらっしゃい!」
身体も暖まったよと歩いていると今度は走ってくるロンリドッグ。
「そうか、追われると逃げるのか……」なるほどなるほど。
走ってくるロンリドッグを一撃の下、頑丈な銅の剣で倒した。
じゃあ剣を変えてと。
今度は昨日購入した木刀を装備した。
…………うん。中々しっくりとくるね。
さぁて……どんとこい!
『お、武器を変更?』『どう見ても木刀』
『いや、俺には解る。アレは聖剣……な訳ないかw』
『ソレは俺の聖なる剣』『←お前のは爪楊枝』『←お前のはネジ』『お前が最強だ→』『女にそんな物は無い』『←此処まで全員実は女』『早速いっぬきたお』
木刀を片手で正面に構えた。
先ずは頭を狙って軽めに叩くをイメージ。
突貫してくるロンリドッグに始めの一撃を入れた。
――――――――軽い。
今まで使っていた頑丈な銅の剣はこの木刀に比べると結構重い。
ズシリと重みを感じるそれなりの重量がありある程度振ると重みで進んでいる感覚が有るほどの作りだったが。
この木刀は見た目、木で出来ているし比較すると凄く軽かった。
ロンリドッグの頭に入れた一撃は切るよりも叩くとかいう類いだったが。
一撃入れたロンリドッグは数歩歩くとそのまま倒れた。
ええと…………撲殺になるのかしら?
使いこなせている気は全然しなかったけどもとりあえずは倒したみたい?
そんな不思議な剣だった。
その後も木刀の使い勝手を試す様にロンリドッグを撲殺していった。気が付くと私を見ても襲わなくなってきたロンリドッグ。
ううーん。LVが上がったからかしら?
若しくはウォンテッドとかあの顔見たら近づくな的な何かが形成されているとかいないとか?
まぁ今日もレベルとスパチャでタップリと稼がせても貰ったよ。
レベルはロンリドッグを50匹ぐらい倒して今日も4つ上がったのだ。
なのでLV26とお金はスパチャの3万クアレット。
ギルドで討伐の証を渡せばもう少しお金も手に入るね。
順調、順調。良い感じだよ。
さあって次はギルドへ報告に行って、お洋服買いに行こう!
んでもって、宿探し。とかかなぁ。あ、ギルドで明日以降は何するか忘れずに決めないとね。
そろそろギルドのランクも上がってくれると良いなぁ。




