表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/172

65話

名前  さらっち


LV  18




よっし。良いね良いね。次は使い方とか調べてみようかな。



おーい。実況者。説明とか無いの?

心の中で話してみた。


すると頭の中に何かが浮かんだ。


「…………これ、説明なの?」


ええと「実況編集」から実況ボタンを押下すると実況は開始されます。



カメラワークは幾つか選べます。言葉も入ります。

また、無音モードにすると言葉は入らなくなります。

画面の左上にログが流れます。



文字の大きさ変更や消すことも可能です。

実況は無限に保存出来ます。編集や、消すことも可能。

うーん。解るような解らないような。



一回やってみようかな。ええと実況ボタンを押せば良いのかな。



「ぽちっとね!」



右上に赤い文字で実況中と書かれている。

よし、準備完了。


さて、ロンリウルフ探しますか。

てくてくと来た道を戻るように歩く私。


左下に人数が増えていく。

そしてログが流れ出す。



『お、久々に配信始まった……』

『あれ、何か何時もと違わない?』『此処は何処だ?』『さらっちは何処?』『何か草原が見えるね』『此処日本?』

『そうだね、こんな草原日本にあるのかな?』『カメラさんさらっち写してー』『そうだね、主がいない見えない』



ええと、カメラワーク変更。リアル正面から。

皆様お久だよう。


さらばサラダバーのさらっちだよ。

今日はね。人気ゲームの『トミエクマ』から配信実況だよ!



『おお、さらっちキター』『お、さらっちって顔見えてるよ? 良いの?』『さらっち可愛いってか若い!』『さらっち何歳? コレ合法?』

『ゲームのキャラなのかな?』『いやでもキャラかなりリアルじゃね?』『さらっちあいしてるー』『さらっちは合法』



実はね、さらっちゲームに取り込まれてさ。今本体はトミエクマにいるんだよう。みんな助けてくれると助かるよう。



『取り込まれるって』『マジかー』『もう時代はそんなところまで来たのか!』『俺も行きたい』『そのゲーム何処で売ってるの?』

『俺そのゲーム持ってる。面白いよ。でもこんなにリアルだったっけ?』

『俺も持ってる。まだあまりやってない。さらっちいるなら頑張ってやる』『こんなモードあるんか!』

『まじかー。ちょっと買ってくる』『何処にも売ってねー』『転売屋、高けー。高騰しすぎ』『くっそ、ダウンロード版無いのかよ!』



あ、本日の11匹目いらっしゃい。

さぁて戦闘開始だよー。


遠くに映る機影。いや狼だけどね。


そのスピードは異次元。もうまっしぐら!


敵ロンリーウルフの牙による突進に頑丈な銅の剣を合わせようと動かすが合わない。

仕方なくギリで躱す。いやん町娘に掠めたよう。


突進を止めたロンリーウルフ正面に対峙。



『なに何。戦ってるの?』『敵の狼かね』『カメラさん頑張って!』『カメラさんもっと後ろから頼む! いや、斜め下から!』『さらっち頑張れー!』



様子を見ているロンリウルフ。

今度は此方から行くよ!


しゅたたたたと駆ける私。動きはつぐねさんを意識した。

スピードに乗った私と頑丈な銅の剣の振り下ろしはロンリウルフに逃げる隙を与えず。


首付近から振り下ろし真っ二つに。おk。



『やば…………』『動きすっげ』『良いアングル』『敵真っ二つえぐいw』『うわようじょつよい』『さらっちつえー』『☆1000 見応えアリ』

『カメラワーク良いね!』『さらっち良い尻』『☆3450 ああ丁度良い尻』



ふうー。あ、スパチャありがとー。みんなも応援よろしくねー!

次の敵はまだ来ないかなー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ