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61話

そこからの呼吸が整わない私の記憶は少し飛んだけど、パーティの皆は良くやった!


とか皆おめでとうという言葉をくれ肩を何度か叩かれ祝福してくれた。


ジルさんはドロドロな私に簡易魔法でお湯を出してくれた。

サマーさんに木陰でバシャバシャとお湯を掛けられる私。


「おつかれさま!」とサマーさんに声を掛けられてやっと目の焦点が合う。

レベルは1コ上がった。


通常オークはレベル10ぐらいだけど私が倒したオークはもう少しレベルが高かったのかな。


パーティでの恩恵も有ったのかも知れない。



少し休憩をして次の獲物を狙いに動くパーティ。

森の奥へと突き進む。


再び先行しているサマーさんから待ての合図。そして敵の人数が以下の後衛達に知らされる。


手の動きから、オークが四体メテムルが二体という敵の集団。


音を立てない様にギリギリまで進み様子を伺うと、今回は六体が同じ場所に固まっている。


サマーさんの合図で少し離れて作戦会議。


先程と同じくジルさんの魔法で戦闘を開始し私たちが突っ込むという方法。


受け持ちはサマーさんとエクスパンドさんがオーク。

私とジルさんでメテムルという形に決まった。


メテムルは大きな爪を持った小柄なモンスターで跳ねるとかカサカサと隠密っぽく動く感じの敵。


ジルさんは私に一体目のメテムルは高い確率で一撃の下倒せるだろうと。

しかしメテムル自体は結構すばしっこいので、二体目のメテムルは私が対峙し魔法の牽制をするので上手く倒してと話をした。



今の展開通りに行かなかったら頑張ってと話している。


なるほどなるほど。


最悪で考えると……一体目を倒せなかった場合も考えられるという感じかな。


その時はどういう状況にせよ二体を相手にする率が高くなると。ふむふむ。


まぁ大丈夫。私なら行ける。

もう覚悟は出来たんだ。


先程オークを倒してからストンと心に重石がストンと心に嵌まる様な。

そんな落ち着きが備わった気がした。


何かが私を支えてくれる。そんな感じ。


サマーさんが「そろそろ行くよ」と合図をし私とジルさんが配置についた。

皆で顔を見合わせて戦闘開始。


本日の2戦目。


打ち合わせ通り呪文を唱えるジルさん。

火の玉の魔法は完成しメテムル相手に飛ばされた。



瞬間を合わせサマーさんとエクスパンドさん。

そして遅れて私が茂みから敵を目掛けて走った。


ジルさんの魔法。

火の玉はメテムルへと当たるが腕、なのか手なのか解らないがしっかりとヒットしなかった。


突然のことで慌ててはいる敵オークとメテムル計六体。

私はもう一体のメテムルに斬りかかった。



思いの外、私のメテムルへの切り込みは素早かったのかしっかりとヒット、肩口から斜めに袈裟斬りが決まる。


それは中々の致命傷だったらしくメテムルの1体は戦闘不能。

そのまま倒れてヒクついている。


ジルさんの魔法を手付近に受けたメテムルは己が受けた火を消したり痛みを堪えるのに必死のようだ。

すかさずそのメテムルに狙いを定め私は動く。


ジルさんの2発目の火の玉がメテムルへと射出されたがすんでの所で躱す敵メテムル。


そこへ私の頑丈な銅の剣による振り下ろしを「逃げて」と誰かの声が聞こえた気がして途中で止めて横へと目一杯に飛んだ。


周囲を見ると私がいた所に一体のオークがいた。

…………恐らくあちらが逃してしまったのか新手かのどちらか。


しかし私は止まらない。

状況を把握し敵に剣を構えて突っ込んだ。


私にロックオンされて逃げられると思うなよう! いま私は乗りに乗っていた。


素早いメテムルに負けないスピードで敵メテムルに迫る私。

勢いの乗った頑丈な銅の剣による突きがメテムルの喉元へ刺さる…………次。



メテムルより動きの遅いオークその懐へと入り込み頑丈な銅の剣を突き上げた。

明日も夕方以降の予定です。

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