47話
「私は――――――――これ」
ももちゃんが指を指す先にあるのは丸い………………何だろう?
「…………面白いわね」
「ふむ……………………ええんでないか?」
「……………………それって桃のアクセサリーでしょ?」
「いや、桃かスモモじゃの。まだ確定はしていないのじゃろうな」
ももちゃんは桃を選んだみたい。
いや、すももなのかしら?
「……えっちゃんは?」
「私は…………これ」
「…………それは――――へェ…………とても面白いわね」
「…………そうか、ええんでないか」
私が選んだ麻雀の牌を目の前の二人はそう話していた。
一体何が見えているのだろう?
「……どちらも500えんじゃ」
そういうお婆さんに私とももちゃんは料金を支払った。
「…………まいどあり」
「……ちょっと外で待っててくれる?」
あおばさんは私たちにそう話すとお店のお婆さんと話を始めた。
ももちゃんと目を合わせ私たちは外で、先程のベンチ付近で待つ事にした。
「……これは、何だろうね?」
「わからない。でもこれがさらおに繋がって行く気はする。あおばさんだし」
「それは……確かにそうね」
「あおばさんは確実に何か知っているしソレをどうすれば良いのかの方法も知っていると思う」
「この流れだと恐らくは、あのゲーム……さらおがたけのさんから手に入れたゲームがキーな気はするね」
「……私もそう思う。でもあのゲームを手に入れる為には現状たけのさんと取引をしないと……」
「うっ…………。そうだね、それが問題だ」
ベンチでももちゃんと話をしながら待っていると数分後にあおばさんは戻って来てこう話した。
「……考えてみたのだけど最善は二人もソコへ行く事が良いと私は思うのだけど、どう思う?」
「でも、あのゲームが必要なんですよね?」
「…………あら、そこまでは解っているようね。……そうなの。あの世界にみんな居るわよ」
「それで、あのゲームはたけのさんしか現状持っていないと?」
「……………………そこは私が何とかするわ」
「だ、大丈夫ですか? あのたけのさんですよ?」
私はそう話していて思った。
龍に虎が強いと言っても『だから』の一言で終わってしまう。
「私は仲が良いから大丈夫よ。昔からの知り合いだし。任せて……」
「明日、午後にでもお店で会いましょう。たけのには今日話をしておくわ。……それで良い?」
「うん」
「ありがとうございます。あおばさん」
あおばさんは最後に独り言のように話した。
「……私はまだとても残念だけど行けないのよね。貴方たちが行って間口を少しでも広げてくれれば良いのだけれど」




