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45話

『ピンポーン』と呼び鈴をももちゃんが鳴らして、しばらくすると扉が開き女の子が現れた。


「はい、何か御用ですか?」

「……あれ?」

「………………」


「ええと、私は同級生の桃と言います。さらおさんはいますか?」


私の知っている家族構成にはいない知らない子が目の前にいる。


年は10歳ぐらいかな? 結構な、いや凄い可愛い……こんな可愛い子見たことが無い程に。

でも年齢の割に……堂々として…………。


「……関係者の方ですよね、同級生の……ええと、桃さんにえちかさん。私は代理のサポーターです」


「代理のサポーター? さんですか? さらおさんはいますか?」


「多分、あなたたちも、関係者ですね。これからきっと動きがあります」


「…………どういう事ですか?」


「うーん。私も代理でして、詳しい事はあのカエルに、いや、ロフィに聞いて欲しいんですけど今いないんですよね」


美少女は腕を組み眉を寄せて考えている。

さらっちは此処にいないのかなぁってさらりと私の名前を知っている? どういうこと?


「あの……もしかして『トミエクマ』が関係していますか?」


「ああ、ソレなんです実は……あ、私の名前は柚姫と言います。うーん、どうしようかな…………まぁ良いや、青葉の妹です。私」


「…………あおばさんの妹?」


「そうです。だからといってって訳でも無いですけどね。私も代理なので詳しくは姉に聞いて貰えれば……」


青葉さんに聞けば、今よりは情報と状況が解るらしい。

妹の柚姫さん曰く、姉も部外者だけど今の私より話しても怒られない権限を持っているからと微妙に解るようで解らない話をしていた。


立場があって出来ることが限られているらしい。

彼女はちょっとすみませんと何処かへ電話をし始めた。

数分後、電話を切ると私たちにこう言った。


「姉が今から来るので待ち合わせしませんか? との事です。あの○○駅の大っきいデパートの屋上で会いましょうって、どうでしょうか?」


「…………じゃあそれでお願い。良いわよね? えっちゃん」

「うんうん。問題ないよ」

「――――ではそれでお願いします」


あおばさんの妹を名乗る子、柚姫さんはそう話すと家へ戻ってしまった。


家へ……ホントに謎だらけだ。


「行こう、えっちゃん……」

「うん」


もうももちゃんは前しか見ていない。

でも私のタイプとは違うのでこういう時は非常に助かる。


私は後ろから考えて動く事が出来る。

時間を稼げるんだ。


……でもこれから会うのはあおばさん。

元々たけのさんの知り合い。それでいてあの強そうなオーラ。



そして一体何を教えてくれるのだろうか?



今回の件。

今の所の情報を推測するに彼女達は死んではいない。

何かに巻き込まれているだけ。


そしてソレを知る人達がいる。

これは言わばあちら側。

最悪敵だったとしたら現時点でもうおしまいだ。


それ位にはあおばさんとたけのさんは恐ろしい。

でも何が何でもさらっちは助けないと。


最終手段は「しりあい」に全てを託すぐらいは…………。


この先、何が起きるか、今、何がどうなっているのか? さっぱり解らないんだ。


しかし彼女、妹さんは言った。

関係者の方ですよね…………と。


それは……私たちもさらっちが今なっている状況になってしまう。ということになるの?


情報量が多いけど、状況が良く解らない。


多分、ピースが足りていないんだ。

あおばさんは何を知っているのだろう?

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