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44話

方針は決まった。

『死なないように生きよう』この言葉を掲げてこのゲーム、生きていこう。

と考えたけどロックでは無いね。


まぁ良いか。


命があってラップがあれば。

へいへいよよーへいようよう。


引かれたレールに価値がある?

この人生はその時次第、共に生きる仲間もいない、全てはリアルに置いてきた。

ぼっちで生きようそれが流行だ最先端。尖って削って何が悪い。文房具にもなりゃしない。


こほん。

…………引かれたパンダに価値がある? この物語はその犬次第、共に生きる猫もいない、全ては狸に置いてきた。

ぼっちで生きようようそれが私で最果てで。兎って猪って何が悪い。動物園にもなりゃしない。





使われなけりゃ自分を使え、その身体は誰が物か、その頭は飾り物か、その心は躍動しないのか?

お前の全てをお前が否定しお前の全てをお前が認めろ、そうすりゃ誰かが見つけてくれる。


こんな遠いい異世界だけど。

だけど…………だけど……さみしいよう。




――――その後、落ちに落ちた私はとあるスキルによって加速度的に強くなる。もうあっという間に。





 ◇◇◇◇




とある学校の教室。もう今日の授業は全て終了したからか教室に人は少ない。

そんな教室内の机を挟み彼女達はある女の子について話しをしていた。






「さらお、今日も来なかったね……」


「今日で3日目で電話も繋がらない。私、家に行ってみようと思う。えっちゃんも行く?」


「…………うん。流石に3日はおかしい。後、あおばさんにも聞いてみないと」


「何かあるの?」

「うん、ホラあのゲームの話」


「……ああ、たけのさんから譲って貰ってた奴?」


「――――そう、なんだけど。さらおから幾つか聞いていてね、結構夢中にもなっていたし、あとさらおの従兄妹。連絡が付かないって話しもしてて」


「――――それは……同じ状況ってコト?」


「うん、もしかしたら似たような出来事に巻き込まれているのかもって思った」


「じゃあ家に行って、解らなかったらあおばさんに連絡してみよう」


私とももちゃんは二人、遠江さらおの家へと向かった。


場所はももちゃんが何度か行った事が有るらしく家族の人とも面識があるみたいなので付いていく事にした。


「……ももちゃんは、さらおとは長いの?」

「――――まぁ、小学生の時からだけど、ちょっとね」


「学校で話してたよね……お姉さん同士が知り合いなの?」


「っ…………そうだよ。あ、でもその話は今回関係ないからまた今度ね。さらおと仲良くなったのはその出来事からなんだけどね」


今はまだ話したくない。

そんな少し強い拒否をももちゃんから感じた。

何が有ったんだろう?


私はある意味ストーカーなのでさらっちの家は知っていた。


特に最近どれほど私が彼女に依存してきているかは誰にも言えない秘密。


もう今の私は彼女がいないこの世界に何の興味も無い。

それ位に私の中で大きくなってしまった。



彼女とは色々な関係を持ちたい。

そんな事を思う毎日だった。



まぁ誰にも言いたくない秘密の一つや二つあっても良い。

寧ろ無い人の方が私は恐ろしい。


たけのさんには結構な感じで怪しまれている。

多分、いや間違いなくバレている。


最近、出会ったさらっちの従兄妹。

あのお兄さんにも私と似たような雰囲気を感じた。


恐らく相当レベルが高いだろう。



匂うんだ、私の鼻が。



そこの角を曲がればすぐソコの家。

此処がさらっちのハウスね。


聞いたり調べた結果、家族構成は父に母、姉に弟。



父親は郊外に単身赴任中。

母親は近くのスーパーでパートをしている。


姉は家を出ているけどももちゃんの姉と何かあったらしい。

そして弟。


家にいるらしいんだけど何かの病気みたい。


今回のゲームが関わっているかもとかそんな話しも聞いた気もする。


そして彼女の好きな人は鬼山田くん。

彼も良い物を持っていそうな、そんな匂いはするけどまだまだ薄い。


化けなければ問題無さそう。

それから隣の彼女。

ももちゃん。


…………彼女は無臭。

彼女は実直。信頼は出来るけど真面目すぎる。


……多分そのお姉さんの経緯で歪んでしまったのかも知れない。


一番怖いのがやはりあおばさん。

彼女だけは敵に回したくない。


きっと私の事も結構なところまで知られているかも。


でも多分そういう事は放っておいてくれそうな、そんな雰囲気はある。


「此処だよ。ピンポン鳴らすね、えっちゃん」

「――――うん」


さて、何が出るかしら。

彼女はとても心配だけど面白そうね。


純粋に、そんな非日常を考えた。

明日はお昼以降です。

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