表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/172

32話

次の個体に目を付けわたしは機敏に動く。


ささささっ。


次はアイツだ。

流れるように動き背後を取る。

そしてすかさず剣を振り下ろす。ざしゅっ。


次は一撃の下には倒れず跳ねながらクルッと此方を振り向き睨み狙いを定めている。


しかし、怯まずに立て続けに剣を振りヒット。


敵ねうちゃぎを倒した。

今回は2撃で倒せた。


初回は5クアレット。

今回は7クアレットも手に入れたみたい。

これなら結構、稼げそうだ。


クエストの必要討伐数は10匹。

しかしわたしは面白くなってきてもう20匹ぐらい倒していた。


倒すと近くで沸いているのか数は殆ど減らない。

周囲にプレイヤーは4人。


2人は仲間みたいで二人でお話しながら倒している。

獲物は二人とも剣。1人はわたしと同様にソロ。

武器は大きめの棍棒を使っている。



そんなフィールドの状態を保ちながら狩りを行っていると変な感じがした。


違和感、何故? 理由を探す私。

うーん。何だろう…………。


ああ、そうか。

プレイヤーが何時の間にかいなくなっている。


わたし一人、此処の狩りをしていた。

そしてフィールドにボスが現れた。



名前を見るとそのまんまだった『巨大ねうちゃぎ』その名の通り大きかった。


どれ位に大きいのかって?

……恐竜レベル。こんなのむーりー。


私は逃げる事も出来ずにペシャっと潰された。

踏まれてしかもその場でジャンプでスタンピング。


オーバーキルされゲームオーバー。


ぺらっぺらな私の分身は始まりの広場に戻され元通り。

ペナルティーはお金が半分になるだけ。


LV10までの特権みたい。

多分、何か出現するタイミングがあるんだろうね。



だから誰もあの瞬間はいなかったんだ。




もう一度行ってみようかな。

先程の北門外付近。


巨大ねうちゃぎの犯行現場にて1コロされた私が戻ってきた。


巨大ねうちゃぎはまだその場所に佇んでおり時折近くの木々から生成されている木の実みたいな物を取って食べている。


コレ…………倒せるのかしら。


敵に狙われない位の距離を取り眺めていたら近くには先程同じ場所で狩りをしていた人達が待避していた。


なるほど。

やっぱりタイミングがあるんだね。


そのまま巨大ねうちゃぎや周囲を眺めていると後ろから誰かが飛び出し巨大ねうちゃぎの前へ出た。


――――凜とした後ろ姿。


魔法を使いそうな出で立ち、何処かで見たような杖を持っている。

よく見ると隣には小さな何か……。


ええと、ぬいぐるみ。

うん。ウサギのぬいぐるみみたいな物が何か話をしている。


「反応があったのはこの辺なんだけどね」

「……食べられちゃったかな?」


「……またまた。でもあそこにドロップしているから倒されちゃったかも」


「あ、ホントだ……。とりあえず倒しておく?」

「そうだね、夕顔ちゃん。やっちゃってよ」


わたしのいる所まで二人? のそんな会話が聞こえる。


え? アレを倒すの? まさか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ