25話
みんなが頼んだご飯が並んだ。
桃ちゃんの頼んだBLT。
そしてえちかはうーんと悩んでパンケーキにしたみたい。
それと私が頼んだダッチバーガーというハンバーガー。
ケーキは私と桃ちゃんが頼みえちかはコーヒー。
という感じ。
持ってきてくれたのはあおばさんだった。
「いらっしゃい。あと10分ちょっとで2人とも上がるから」
「はい――――ありがとう、あおばさん」
わたしにウインクをしてあおばさんは戻っていった。
「さぁ食べようよ。いただきまーす」
「「いただきまーす」」
ハンバーガーだから手掴で食べようとしたけど中々のボリュームで難しかった。
悪戦苦闘しながら、ほおばって食べてみた。
ポテトも付いてるし。美味しいよう。
桃ちゃんの頼んだBLTもえちかの頼んだパンケーキも美味しそうだ。
みんなでご飯食べるのは美味しいね。
「でもそんなに手に入らないゲームってこのご時世あるんだね」
「確かに不思議ね、ああでもそのままのパッケージだけの発売というのがもう珍しいのかも知れないわね」
「そっかー。今はもうダウンロード版とかも当たり前だし、ソフトの問題だけだからね」
2ヶ月前に発売された【トミエクマ】何でもダウンロード版というのも存在したらしいのだけど、発売日から3日間のみの販売で後はパッケージ版が正式販売という事になったそうだ。
その正式販売分も今は品薄状態。
再入荷も余りないらしい。
偶に見かけるネットショップでのプレミアム価格は10から50倍とかの値段になっているとか。
「結構なプレミア品だね。たけのさんだからなぁー」
「えっちゃんは何かの交渉したの?」
「えっ、あぁ、うん…………ちょっと、ね」
何か、言えないというか言いにくい事みたい。
えちかは「やー」とか「あー」とかあわあわしている。
そんな恥ずかしがっているえちかは可愛い以外の何者でも無いよう6コロ目。
そしてみんなが食べ終わる頃に2人は私たちのテーブルにやってきた。
二人とももう着替えていて、ウエイトレスさんの服装の時とはやはり違う印象に見える。
あおばさんは学校帰りなのでそのままの制服。
たけのさんは大学生らしく私服みたい。
全員で5名の女子会の様な感じのテーブルになったが、たけのさんに別テーブルに呼ばれてコッチで話しましょうと……わたしとたけのさんという感じになった。
あ、やっぱそっかっていう事での対面となりお話をすることに。
「お待たせね、ます何度か会っているけれども自己紹介ね。私は米花たけの。今は大学生で此処のバイトリーダーみたいな感じかな。青葉とはまぁ腐れ縁でね…………よろしくね」
「っ、は、はいよろしくお願いします。私は遠江さらおと言います。あおばさんとは…………あれ、ええと多分友達です」
「ふふっ。多分なんだ。はい――――よろしくね。で話は青葉から聞いているわ。ゲームが欲しいんだってね」
「はい。そうなんです。その先には何かあるかも知れないので」
「ふーん。…………あぁ、そのブレスレット見せてくれる?」
私は言われるが儘にたけのさんに腕から外したブレスレットを渡した。




