22話
学校のクラスに入るとまだまだクラスメートは余り教室にいなかった。
しかし彼女は何時もながらにこちらを向いていた。
「おはようさらお」
「おはよおえちかー」
「そこで一回転クルッとして」
「はっ? えっ?」
はいと催促され釣られてクルッと廻る私。
「――――っと、どうしたの?」
「え? うんうん。さらおは今日も素直で可愛いわよ」
「ええー。なんじゃそりゃー。えちかも今度廻ってよう」
「じゃあ放課後さらおの腰辺りを持ち上げてクルッてしてあげるね」
「……それは知ってる。あのアニメの有名なシーンだね。でも…………あんなに尊くならないよお」
「そんなコト無いわよ。尊い尊い」
「そうかなぁー」
「……じゃあ遠江遠江で」
「じゃあの意味よ。あと字余りだよう」
「今日は厳しいのね、さらっち何点?」
「さらっち的には30てーんって言わせないでよう」
「うふふ……赤点だ。人生で初めて取ったわ」
あはははと大笑いしているえちかも可愛いよ5コロ目。
「ふぅー」
「今日も次の授業で終わりだね、さらお」
「うん。今日は何食べようかなぁー」
「あはは。早いって、でも以外に美味しいからね。うん、私も食べ慣れるまではそうだったかも……」
「昨日から考えてたんだよ、楽しみだなぁーってね」
「あ、先生きた……」
今日はスパゲッティーにしようかなぁ。
ハンバーガーも美味しそうだったなぁ。
ファミレスでハンバーガーって食べた事無いよね。
結構ボリューミーで美味しそうだった。
うーん、悩むなぁ……。
あぁ、ケーキも考えなきゃねー。
でも何があるか解らないから今から悩むのもね。
バナナにチョコレートにマロンにパンプキン。
んー。決められない。
あ、チェリーも良い。
そいで季節限定って言うのもあったね。楽しみだなぁ。
今日は夕ご飯、要らないって言ってきたから2コとか行っちゃう? わー凄い。
ううーん。
あ、でもお土産で買って帰るって手もあるなぁ。
それなら3,4個とか買って帰っても良いよね。
いやー困った。困った。
でも一杯食べたら太っちゃうしなぁー。
別腹ってホントにあれば良いのにねぇー。
あ、そだ。どれが美味しいか戦わせれば良いんだ。
ふむふむ。ほほー。そうくるか。
師匠強いなぁ。
バナナが折れて、パンプキンの頭が飛んでったー。
むむー。じゃあ今回の優勝は…………。
「さらお?」
「………………」
「おーい、さらお。授業終わったよ」
「………………ええっ?」




