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18話

電車に乗って従兄妹の住む最寄り駅まで、学校からえちかと二人で向かった。


従兄妹はそこまで遠くに住んでいないのでこの前に行ったファミレスに行く位の時間で着くはず。


あ、でも駅からは遠いんだった。


わたしは従兄妹のお兄ちゃんと同い年なんだけど、なんとなく年上に見えると言うか物事の捉え方がしっかりとしている気がするので私から見た感じお兄ちゃんなんだ。


従兄妹は妹もいるのでまぁお兄ちゃんだろうけど。



……そう言ってしまうと私もお姉ちゃんなんだけどね。

あ、でも私にはお姉ちゃんもいたんだった。


余りに会わないから忘れてたよう。なんてね。



最寄りの駅からバスで10分ぐらいで到着。


バスを降りた時に意外な人と出会った。

というか、同じバスに乗っていた。


「…………あら、えっちゃん」

「ええっ? あ、あおばさんだ……ぐ、偶然ですね」


この前のファミレスで凄いスタイルとオーラをしていた人が目の前に居る。


やっぱこの人、何か凄いんだけど……。


えちかとあおばさんがお話をしていてふと此方をあおばさんが見た。


「…………久しぶりね」

「……………………え?」


「ん、覚えていないかしら? 昔、何回か遊んだことあったのに。さらちゃん」


え、は。ふぁー? ええと、わ、私の事知ってるの?


何で……あれでもさらちゃんって――――――――。


「私は朋の幼なじみよ、ホラ、隣の家の……」

「あ、あーーーー。思い出したー。お、おばちゃんだ」


「あら。朋の影響が酷いわね」

「ああああご、ごめんなさい。つ、つい……」


「ふふ…………良いのよ」

「…………つまり二人とも知り合い同士だったのね。ビックリね」


「えっちゃん……簡単に言うとね、私の幼なじみと従兄妹なのよ、さらちゃんが」


そっかそっか。

えー。


気がつかなかったよー。

こんな、ええー。



「なるほど。世間は狭いわね」

「ホントね……」


あおばさんに今日はどうしたの? と聞かれてブレスレットの事と弟の事を話した。


「…………なるほどね」


ブレスレットを見ながらあおばさんは続けてこう話した。


「後で、そっちに行くわね」



バス停から話しながら歩き5分ちょっとで従兄妹の家に着いた。あおばさんは隣の家に向かい「後でね」と私たちに話す。



玄関でピンポンを鳴らすと中からなんとなくだけど「はいはいー」って小さく声が聞こえた気がする。


「いらっしゃい。待ってたよ、さらちゃん…………と、友達も、いらっしゃい」


従兄妹のお兄ちゃんが扉を開けで出迎えてくれた。

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