108話
此処は何処わたしはさらお。
多分カプリスダンジョンの最深部。
実際彼等のことをどれだけ信じるかにも依るけど此処がカプリスダンジョンでは無いという事も考えられる。
あんな事が有ったんだ、何時の間にか違う場所へ来ていてもおかしくは無い。
現状何も解らないんだ。
とりあえず目指すのは地上。
でも此処の敵は多分だけどすんごい強いよね。
彼等があんな感じで倒していた敵を私は一人で相手をしないといけない。
まぁ燃えるけど。やりがいは有るケド。
そうだね、くじけそうになったら復讐のことを考えよう。
もう泣かないんだもん。
お尻が焼けたときの絶望、あの落ちる瞬間。
あの時の私の真理を思い出すと凄く苦しくなる。
彼等の私を見る目を忘れられるだろうか。私はどう映っていたのだろうか?
あの所行はもう人でなしの範疇だよね。
あああ、もう精神的に不安定な私。
だって理由はあるんだろう。あんなコトした理由が。
唯、奪うとか、私に全て話して協力を仰ぐとか、他にやり方は一杯あった筈なのに彼等はあのやり方を選んだんだ。
とても、手の込んだ趣味の悪い方法を。
――――実際。
ダンジョンの最深部のボスを倒すというのは本当なんだろうか?
まぁ追々調べていこう。
よし、心がまた少し整ったよと精神リハビリ中のさらお。がんばえー。
先ず現状を把握するところから始めないとね。
んーと、「実況編集」
名前 さらっち
LV 55
HP F
STR E
INT F
WIS F
DEX F
AGL F
CHR F
MGR F
KLM SSSS
スキル 【実況者】【隠蔽編集】【ライトニング】【あほ毛】【+5】
【第六感】【剣術(大)】【高位魔術展開】『最適化』【マグマ(+属性)】【結界】【※※※※※※※】
結構レベル上がっているね。
確かカプリスダンジョンを始める前はLV48ぐらいだったはず。
実況者使わずにコレだから、此処のモンスターはそれなりに強いんだろうなぁ。ふむむ。
スキルも幾つか増えているね。
あぁ、何か最適化されましたとかってコレのことかしら。少し表示が変だけど。
ジュリエッタダンジョンの地下3階で貰った『希望のイヤリング』とエクスパンドさんに貰った『最後の糧のアンクレット』。
この二つだったよね確か。
最適化ってなーに?
頭の中の誰かに聞いてみた。
すると取り込み身体の一部になります。頭に思い描くだけで効果が出ます。
…………へぇー。意外に便利そう。
じゃあ、希望のイヤリングを使うよ!
「……………………なんか、少しだけ、希望が沸いた…………気がする」
微妙だなぁ。
じ、じゃあ……最後の糧のアンクレット使って!
「おおっ! こ、コレは…………お腹がいっぱいになった……気がする?」
いやいや、コレ気じゃないよ。お腹少しだけ膨れた。
ちょっぴりだけ満足感もある、喉も潤った。意外に凄いなコレ。
試しに何回使えるのか聞いてみたら後2回+確率で消えちゃうってさ。
なるほど残念。良いアイテムなのになぁ。
あとは……マグマはまぁそうだよね。使い方教えて!
えええと、何かにマグマの属性を付与させる事が出来たりします、耐性も獲得済み。
ふーん。
…………小石を投げて付与したらメテオとかになるかなぁ…………いや、また今度にしとこ。
ライトニングの二の舞になってしまっても困るし。
ああでも、剣に付与してメテオソードとか良いかもね。
お前の心を燃やしちゃうゾ。
とか言ってみたい台詞かも? 歯が浮くから無理かしら。
そいで【結界】かぁ。ジルさんが使っていたみたいのかなぁ?
ええとなになに? 範囲1キロ内を仕切る。
使用者の能力値以下の生物は許可が無いと立ち入れない。
結界内に元々滞在する場合は逆に出られない等の制限を掛けることも可能。
また、天候を遮ったり、雨などを防ぐことも可能。
尚、最大12時間で解除される。一定以上の力で破壊もされる。
範囲は1キロ内の任意のスペースとする…………結構凄そうだけどどうなんだろ。
魔法の一種、ジルさんは良く斬れるハサミとか言ってたよね。
多分、わたし、色々なスキル持っているケド恐らく使いこなせていないんだよね。
あああの時コレ使っていればなぁとか。
今後も一杯ありそだよう……。まぁ仕方ないか。
あの崖の時だって、もっと落ち着いていれば多分手は一杯あったのにね。
短編で1つ出しました。
『にゅーA世代の乙女たち。
Z世代は終わりを迎え、大きいは希少となった。』
1万文字ぐらいです。時間があったら見てみて下さい。




