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婚活に踏み出す

 奥さん(嫁ちゃん)に出会う前の婚活お話。

 

 

 

 え~私は晩婚者です。

 モテない君でありました(笑)。

 というか、変な方面に積極性はありましたが、こと恋愛に関してはからっきし、勇気も度胸もありませんでした。現状に満足というか、なんでしょう・・・いずれ自然に恋愛して結婚するんだろうな、なんて甘い考え妄想を抱いておりました。

 しかし現実は甘くない、のんべんだりと日々を過ごしていたら、周りは次々と結婚していき、妹達も私をおいて結婚しました。

 ん~若い頃は転職を繰り返し、ようやく定職に着き、気づけば30代です。

 はい、私、急に焦り始めました。


 そんなある日、夢をみました。

 一人で寂しく過ごす自分の年老いた姿をみました・・・ゾワゾワきました。

 夜中に飛び起き、布団をがばりとめくり、これじゃいかんなと、そのとき決意したのであります。

 で、私は薄々ながら悟っていました。それを気づこうとしなかったのです。

 もはや、自然に恋愛は出来ないなと・・・そりゃそうです、これだけ待って運命的な出会いなどありはしなかったのだから(無いといえば無いこともないですが、意味深、笑)、いい加減に現実を知れと・・・これは動くしかない。アクションを起こすしかないと・・・だけど、結婚相談所?敷居が高すぎるし費用も高いと聞きました・・・ん~ライトな感じで、一応婚活やってますみたいな体裁を整える的な・・・と、だんだん私はひよってきました(笑)。

 

 で、ついに探したのが地域で支援している結婚相談所でした。

 場所は、はじめは図書館裏の会館にあって、次は元役所内の施設となりました。

 なんと2年で会費3000円(くらいだったかな?記憶が・・・)と安々な相談所にまっしぐらで登録しました。

 ま、これが結構億劫なもので、写真は勿論、特技、趣味などを記入した後、職業、収入に書かなくてはいけません。

 年収・・・自身の少ない額の公表にぷるぷる書く手が震えます(笑)。

 で、これが男女ともにファイルに記録されるのです。

 相談所の出会いの斡旋は主に、男女双方からのアプローチと月毎にある婚活パーティがありました。

 部屋はそこそこ狭い場所で、たまに同士や女性と出くわすことがあります。

 婚活戦士たちですよ・・・ナカーマ(笑)。


 婚活パーティは、まだハードルが高すぎると思った私は、まず女性陣のファイルを覗きます。

 まずは写真で・・・この子はっと・・・なになに年収1千万・・・ばっきゃろー次つぎっ。よし、この人は?500万・・・うー。

 300・・・もう一声っ!

 てな、具合です。高望みしちゃダメだよー(300まんが高望みとは思わんけど・・・お前が言うな)と心の中で思いつつ、記念すべき第一投目は、年収300まんえん希望の方にさせていただきました。

 えーと、用紙に希望の方のファイル№を書いて、こちらの名前を書いて、応募箱に投函っと、

「よろしくお願いします」

 とスタッフの方に挨拶をして、後はわくわくどきで返事を待ちます。

 ところが・・・。



 次回・・・出会いはあるのか?

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― 新着の感想 ―
[良い点] タイトルに惹かれて思わず読んでしまいました。(笑) [一言] 結婚相談所に通っていた友人が「年収で切られる」って言ってましたが、地域の結婚相談所でも「年収1千万」希望の女性がいるのですね。…
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