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Rees beruto 第2章  作者: 天秤屋
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ローデアル盗賊団

 ガヴォ一派が執拗にアリアテを狙う理由は……

「皆さん、お掴まり下さい!」

 リキータが言うや否や、荷馬車は大きく跳ね飛びながら疾走するエルウィンは変装用にかけていた魔法を解き、水の紐で全員の体を固定した。

「盗賊か?」

「舌を噛みますよ!」

 逃走もあえなく、荷馬車は大きく横に振られ、急停車した。

「囲まれました……不覚にも、待ち伏せされていたようです」

「それじゃ、仕方ないわ。一騒ぎしましょうか」

 メリウェザーはため息をつき、ワンピースを脱いだ。

 荷馬車は四方を有象無象の群衆に囲まれていた。

「俺たちは天下のローデアル様だ! 有り金と食糧、それから命も貰おう!」

 百数十の規模からなる大盗賊団は一斉に武器を掲げ、奇声を発しながら迫ってくる。襲い来る敵を撃退しながら、リキータは疑問を発した。

「これだけローデアルの分隊が集合しながら、偵察が気づかないとは……いったい、どこを隠れ蓑にしていたのか」

 気功術で盗賊をいなしながら、ロードが問う。

「偵察ってのは、イーザとフェルゼンか?」

「ええ、二人からそのような連絡は……」

「オイッ! くっちゃべってる余裕がばあっ」

 リキータは斬りかかる暴漢の顎を掌底で打ち上げ、重なっている五人を足払いでなぎ倒した。ロードと合流し、背中を合わせたリキータは、呼吸ひとつ乱れていない。

「たしか文官って話じゃなかったか?」

「ええ。これは恩師ゆずりの大道芸の一環です。もうひとつの生業として、ずっと続けているんですよ」

 正確無比な踵落としで大男を沈め、リキータはにっこり微笑んだ。


 メリウェザーとカレンは、荷馬車とそこに留まるシェラをかばうように立ち回った。エルウィンとアリアテは前線に出て、敵の頭を探した。

「ごった返して何が何だか」

「アリアテ、傷は負わないように気をつけてくだサイ。武器に何か塗ってあるかもしれマセン」

 切り結んだ相手の切っ先が前髪をかすめ、アリアテは冷や汗をかいた。

「だけど、数が多すぎる!」

 少しずつ、防衛線の円は縮まっていく。消耗はまだしていないが、敵の勢いを削ぎきれない。

「こいつら人海戦術が過ぎるだろ。仲間を仲間とも思ってねえな」

「こういう戦い方が一番やりにくいのよね。シェラ、大丈夫?」

「うん、誰かケガしたらすぐ言って」

 飛び道具がないのが幸いかと思いきや、ある程度前線がおしこまれると、群衆の向こうから矢が飛び始めた。射程に入ったのだ。

「エルウィンに任せる! 荷馬車まで下がれ!」

 エルウィンは巨大な水の傘で荷馬車とレフトバードを覆い、一同は攻撃をやり過ごした。

「火矢もやっかいだが、そうじゃねえ矢にも触るなよ」

「何が塗ってあるかわからない、か」

 アリアテは歯がみした。荷馬車は守らなければならないが、エルウィンを防衛に割いたことで、攻めに転じる隙を見出せなくなった。

(ここは、イオスの力を)

 アリアテは赤い双眸を見開き、魔剣の刀身に炎を呼び起こした。魔法の火炎は一薙ぎで燃え広がり、敵の壁をやや崩した。

「はあ、はあ」

 肩で息をしながら、アリアテは次を構える。そこに一騎の騎馬が現れ、アリアテの二撃目を阻んだ。黒い大刀を片腕で振り回す、この男は只者ではないとアリアテは直感した。

「ローデアル盗賊団大頭、赤蠍!」

 リキータが叫ぶと、盗賊たちは後退し、大頭のためにフィールドを作った。果ての無い厚みをもつ人垣は、野太く吼えながら武器を突き上げる。

「一騎打ちとは言わん。かかってこい」

 赤蠍は口許を砂除けで覆って人相がわからないが、声は若かった。ぐるりとアリアテたちを見回し、馬から降りる。

「来ないならこちらから行く」

 赤蠍の名の通り、赤い衣装が残像となってぶれる。とっさに剣を前に出したアリアテは、燃える剣ごと弾かれて体勢を崩した。さらに剣戟は重なり、アリアテは剣を盾にしたものの、荷馬車まで大きく飛んだ。

「アリアテ!」

 地面に擦れた腕と、焼けただれた手を震わせ、アリアテはのそりと起き上がる。シェラは荷馬車から乗りだし、すぐさまアリアテを回復させた。

「強い。序盤に大技を使いすぎた、もう受ける力が」

「ひとまず、有象無象のほうは任せてくだサイ」

 エルウィンは、アリアテと赤蠍の対決のあいだに準備を整えていた。

「ri;ohgu」

 シェラの肩からするりと小さな蛇が這い出し、徐々にその身を膨張させながら敵陣に突っこんでいく。数秒後にそれは山にも迫る大蛇と変じ、悲鳴とともに盗賊たちを蹂躙していった。

「リオウを暴れさせている間、私は動けマセン」

「大丈夫、私が守るわ」

 メリウェザーは荷馬車にエルウィンをかくまい、ロードが赤蠍の前に立ちはだかった。

「ガイ!」

「応!」

 赤蠍が斬りこむ瞬間、ロードはわずかに跳び、メリウェザーが地面を強く踏みならした。地面に亀裂が走り、赤蠍は体勢を崩す。

「破っ!」

 隙を突いて懐に飛びこんだロードは、大刀に気功刃をたたき込み、ヒビを入れた。すかさずその背後から、リキータが足蹴りを放つ。

武脚(ぶきゃく)、裂断!」

 大刀は真っ二つに折れたが、赤蠍は動じない。得物を捨て、懐から細身の短刀を一対出すと、再び残像となって消えた。

 気配を追ったロードは、やや遅れて防御に入る。しかし斜め十字に構えた腕を、同じ斜め十字の軌道で切り裂かれた。

「ロード!」「兄さん!」

「気功の防御が間に合わねえ」

 気功術の防御は一点集中。常に全身にまとって行えるものではない。

「くっ」

 呟いた間にも、新たな傷が増える。斬られてはいる、気配もあるが、赤蠍の姿は目では捕えられなかった。

「こいつ、速いだけじゃねえ! 妙な動きをしやがって」

 しかし、ロードにとってそれは一度経験した動き。ラマンダ族との戦いを彷彿とさせるものだった。

蜥蜴(ラマンダ)族か!?」

 試しに、下方を集中的に守るようにすると、赤蠍の姿を捕えた。

「……では次は(セッタ)族の戦いだ」

 赤蠍は大きく後方に飛び退き、すぐさま真っ直ぐに跳躍してロードの腿を裂いた。

「そして(アーテ)族の戦い」

 着地するや否や、赤蠍は後ろ向きに大きく跳躍し、上空からロードの肩に踵を落とした。

「ぐあっ」

「何て動きをするの……あれでは、追うこともできないわ」

 ロードの肩から飛び去った赤蠍は、再び距離を取り、短刀の切っ先を前方へ構えた。

水牛(ヴォータン)族の戦い」

 声が届いた時、ロードは鎖骨辺りとわき腹を短刀に貫かれていた。

「こ……のっ 組み合ったら放さねえ!」

 痛みに耐え、赤蠍を羽交い締めにする。力任せの関節技がきまろうとした刹那、赤蠍はぐねぐねと身をよじって拘束を抜けだした。

「また、ラマンダ族かよ……」

 ロードは膝をついて苦笑した。

「3撃以内に倒れない者は稀だ。お前は強い」

 無感情に言って、赤蠍は短刀を構えた。

「次は、何の猿まねだよ」

「……ラ・カラ族の戦いを見せてやろう」

 とんとん、と調子よく跳躍した赤蠍は、体をひねりながら上空からロードを狙う。やや反応が遅れたリキータが飛び出すが、間に合わない。

「兄さんっ」

 メリウェザーが叫んだ時、赤蠍は襲撃を終えていた。

「く……」

 初めて、赤蠍の目に焦りの色が浮かんだ。

「ラ・カラ族とは、一度手合わせしたことがある」

 大柄な黒豹の獣族は、がっしりと赤蠍の両腕を掴んで放さない。

「リヴェラ族の戦いは知っているか」

「ふ」

 赤蠍は不適な笑みを浮かべたまま、大蛇から逃げまどう盗賊団の群れへと投げ飛ばされた。

「遅れて申し訳ありません」

「リヴェラ族、ってことは確か、クレオさんだったか」

 クレオは頷き、ロードの傷を嗅いだ。

「あまり動かさないほうがいい」

「クレオ、白魔道師がいる。シェラさま、お願いします」

「うん!」

 シェラはリキータとクレオに守られながら、ロードの傷を確かめた。

「毒薬のにおいがします」

「傷は治せるけど、解毒は……クテハナムの粉末は使いきっちゃったんだ」

「私が診よう」

 カレンは周囲を警戒しながら、薬草を煎じた瓶と水筒を持って駆けつけた。

「クテハナムのほうが適すが、サクラ津弖でも原液ならたいがい効く」

「そうか、痺れを取るだけじゃないんだ。あたし知らなかったよ」

 ロードは粉以上に苦い液体を飲まされ、シェラの回復術を受けて復活した。

「飲んだからといってすぐにも作用するわけではない。安静にしなければ、けっきょく毒が回る」

「と言ってもよ、カレン。またいつ赤蠍の野郎が……」

「怪我人の代わりくらいは、私にも務まりますよ」

 クレオは問答無用でロードを抱き上げ、荷馬車に運んだ。魔剣を使って消耗したアリアテと並んで、ロードは何とも言えない顔をする。

「こう、軽々と持ち上げられると複雑なもんだな」

 外では、情勢が変わろうとしていた。

「クレオ、隊を動かしてくれたのか」

「飛燕を受け取りました。あの大蛇のことは書いてありませんでしたが」

「それは、イーザたちの?」

「差出人は不明です。ただ、リメンタドルムで大食い大会に出場した者だとだけ」

「何だそれは……とにかく、助かった」

 大蛇に蹴散らされた盗賊たちは、這々(ほうほう)の体で散り散りに逃げて行く。が、その行く手には獣族で構成された国王軍が待ち構え、次々暴漢らを再起不能にしていった。

「隊長」

 上空から翼徒の兵士が飛来する。

「赤蠍が見当たりません」

「引き続き上から偵察を頼む」

 翼徒は再び飛び立ち、クレオは盗賊の群れを見渡した。大蛇と有象無象によって派手な土埃が立ち、視界は悪い。

「すぐにも襲ってくることはない、と思われますが」

「何か仕込んだのか」

「ええ、クワトロ様に頂いた筋弛緩剤を仕込み針で。両腕に一針ずつ、土産に持たせました」

「それはえげつない」

 リキータは荷馬車に戻り、荷台を覗きこんだ。

「エルウィンさま、使い魔をお戻しください。ここを発ちます」


 クレオと彼の分隊を残し、リキータは手綱をひく。レフトバードは戦乱の最中でも落ちついて、ゆったりと荷馬車を牽きはじめる。

「お手を煩わせてしまい申し訳ありません。アリアテ様も、本来ならば我々がお守りすべきところを奮闘して頂いて……お怪我まで」

 リキータは深いため息をついた。

「クレオによると、ここから目指すはずだったキセはローデアルに襲撃され……今は、かつてのダラスと同じ状態であると」

「また街ひとつ消えたのか、盗賊のために」

 ロードは眉間にシワを寄せてうなった。

「ダラスを襲ったのはローデアルの分隊のひとつに過ぎませんでしたが、今回のように分隊が集結する事態は初めてのことです」

「これもガヴォ一派の仕業と考えるのが妥当かしら」

「無法者たちを動かすことができるのは、権力と金。キセの襲撃に目を瞑り、菓子折を持たせれば可能でしょう。むしろ、易い」

「我々は、どこに向かうのデショウ?」

 リキータは荷馬車を牽くレフトバードたちを見つめ、ため息を吐いた。

「皆さまも休養が必要ですし、レフトバードたちも疲れてきています。予定を早め、このままゲッテルメーデルに向かいます」

 ゲッテルメーデル。白き司の所在地にして、サルベジア最大の都市。

「そりゃあ、味方の庭で、敵の懐ってことか」

 ロードはうめくように言って、目を閉じた。



 荷馬車で駆けること三日。食糧はトゥモロロコシのフレークや、ビタミン豊富なサクライチゴ――サボテンの一種がつける実――だけになった。

 北へ進むごと、気温は下がり、標高は上がり、一同の息は白くなっていく。リキータが鞄に防寒着を用意していなければ、凍え死んでも不思議はなかった。

「悠久の砂丘を抜けます。皆さま、白き郭が見えますよ」

 ロードとアリアテはのそのそ起き上がり、前方の幌を持ち上げた。白い砂漠の終わりに、巨大な白い壁がそびえている。かつて城下町だった都市を守る外壁は、白き郭と呼ばれていた。

「悠久の名の通り、長い砂丘地帯でしたネ」

 消耗の少なかったメリウェザー、カレンが御者を交代しながら、とうとう一行はゲッテルメーデルに到達した。


 リキータは壁にそって大きく迂回し、最西端の入り口から街へ入った。

「ゲッテルメーデルは、政府機関(コーカ)を中心に七区画に分かれています。それぞれの区画に一角獣のアジトがあり、皆さまには各アジトに移動していただきます」

 おそらく、アリアテたちの動きはガヴォ一派に筒抜けだ。このまま団体行動を続ければ、リスクのほうが高まる。それぞれを安全に匿うため、一角獣は策を講じ、三日間の移動のなかでアリアテたちはこれを了承した。

 小さな宿でレフトバードを預け、一行は揃いの装束で幌から出る。同じ旅装束に身を包んだ兵士にそれぞれ連れられ、しばしの別れとなった。

 アリアテはリキータとともに、青果店裏の小さな家に移った。

「ここがしばらくの間、生活の拠点となります」

 アリアテは二間だけの簡素な家の中を見回した。民族的な模様の入った調度品、かまど、わずかな食器……

「ここは?」

「クレオの家ですが、彼は普段からここには帰っていなので、使わせてもらうことになりました」

 リキータは鞄から野菜類を出し、曲芸用のナイフで調子よく刻んでいった。

「料理の味は保証できませんが、栄養は取れますよ。お疲れでしょう、しっかり食べて、早めにベッドでゆっくり」

 言いかけて、リキータは背後の違和感に眉根を寄せた。振り返ると、アリアテは左の二の腕をぐっと握りしめて青い顔をしていた。

「どうされました」

 駆け寄って膝をつき、リキータはアリアテの手をほどく。じわりじわりと、褐色の肌の下から赤い模様が浮かび上がってきた。模様はやがて、はっきりと三尾の蠍の形になった。

「これは」

「熱い、痛い」

 アリアテはそれだけ言うのが精一杯だった。

(しくじった。あの時、赤蠍はアリアテ様に毒のようなものを……)

 揺り動かして良いものか、リキータは迷って、アリアテをベッドに運んだ。そして頭を抱えた。アリアテから目を離すわけにはいかないが、助けを呼ぶ術がない。しばらく一角獣どうしでの連絡は控えることになっていたし、飛燕を飛ばせば目立ってしまう。

「お辛いでしょうが、しばしの辛抱を」

 リキータは迷った挙げ句、アリアテを抱えて自らの鞄に飛びこんだ。

 日用品や食糧、大道芸の道具などが、果てのない空間にきちんと整列している。見覚えのある椅子の列をこして、リキータは似たような鞄の留め金を外し、中を覗きこんだ。

「師匠」

 すがるように呼びかけると、しわがれた声が返事をした。

「どうした、愛弟子」

 アリアテは、耳慣れた声にぴくりと指先を動かす。リキータはその手を握って、鞄の中に囁きかけた。

「不覚にも、ムジナ様に赤蠍の毒が……三尾の蠍が浮かび上がっています」

「色はどうなっている」

 リキータはアリアテをそっとおろし、二の腕を確認した。

「紫です。熱があり、苦しそうです」

「手負いの者を連れまわすのは感心しないが……人手不足だ、致し方あるまい。こちらへ来なさい」

 リキータは鞄のなかに滑り込んだ。留め金の向こうは別の空間が広がっていて、きな臭い廃墟に派手な衣装の道化が腰かけていた。

「ここは」

「キセだ。私はクレオに同行して、盗賊の残党と赤蠍を潰しに来た」

「赤蠍もここに?」

「多くの物資はこの町に残されたままだ。部下の大半を再起不能にされて、そのまま単騎で逃げるのは赤蠍に分が悪い……それよりも容態は」

「ふ、フレ=デリク」

 自分でも驚くほど弱々しい声を出し、アリアテはぼんやりと霞む視界にオレンジの道化を見た。リキータはアリアテを抱えてフレ=デリクの隣に座る。

「先ほどより、青みが増しているような……」

「ローデアルの盗賊どもは必ず赤い蠍の紋様を刻んでいる。これは仲間の証にして、裏切りを赦さない忠義の証。赤蠍に逆心を抱く者は、蠍の色が徐々に青へと転じ、体に毒が回っていく」

「解毒は」

「毒、と言ったが、これは呪印のたぐいだ。契約が破棄されるか、赤蠍の赦しがあれば解かれよう」

 リキータは焦りを隠せない顔で、徐々に青みを増していくアリアテの蠍を見つめた。

「破棄、とは、それを迫って成し得るでしょうか」

「いや、殺すしかない」

 フレ=デリクは立ち上がり、赤蠍の潜む本拠へと向かった。

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