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チート魔法の攻略法~俺は異世界でも事前準備で無双する~  作者: 広田香保里
1章~デュエロス・パートル編~
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アンダーグラウンド?

~その日の夜~


 宿でたらふく食い(昼を食べてなかったのと単純に美味しかったから)、ギルドの受付に話してロイバーの部屋へと案内して貰う。



「おお。来たかガキ」


「フェルマーです(;^ω^)」


「んなこたぁどーでも良い」



 ロイバーの両隣にはイーシャとアッファー。


ロイバーが言うより先にイーシャ達は部屋を出て行く。


出て行く時に顎を撫でられた(*´ω`*)


酒をあおるロイバー。



「んで、どうだったんだ?」


「隠し通路らしきものは無かったです。まだ2ヵ所しか回れませんでしたけど」


「そうか……」


「いい加減に教えてくれませんか? ダンジョンの隠し通路なんて探させて何のつもりなんですか?」


「ああ……そういや言ってなかったな」


「おい(# ゜Д゜)」


「わーるかったよ」



 頭おかし過ぎだろ(# ゜Д゜)



「転移魔法でモンスター共が通常あり得ねー場所に出て来るのぁ知ってんなぁ?」


「はい。エイリスとMr.ヴォルセブから聞いてます」


「モンスターは死んだら消滅する。こいつも仕事をこなしてりゃ分かるなぁ?」


「はい」



 ……何だ?



「アンダーグラウンド」


「アンダーグラウンド?」


「こんだけ世界がコケにされてんのに、何故そんな事をやりやがってる張本人が見つからねえ?」


「……逃げ回ってるからじゃ?」



 あー……。


自分で言った後に言いたい事が何となく分かる。



「討伐隊は派遣されてるなぁ。それも複数。そんな状況なのにも関わらず、何故発見が出来ねぇって考えた時。地上以外に何かがある。俺ぁそう考えた。んで、ここら一帯は世界を見ても有数の冒険者エリアだ。後は分かるなぁ?」



 地上以外に何かがある可能性。


仮にそれをアンダーグラウンドと名付ければ。


人が普段あまり入らないような地域、またはモンスターが転移した事実からおのずとクエスト領域がその候補に入る。


そんな感じだろう。


……色んな角度でギルド長達が事件を追ってる。



「無かったら無かったで良い。けどもしあったら? って事ですよね」


「分かってんじゃねーかよおめー。がははは!」



 背中を叩かれる。


ふつーにいてーって(;^ω^)



「んで、どこを調べて来たんだガキ」


「廃墟とモンスターの墓場です。両方とも上位のモンスターが多くて苦戦はしましたけど、とりあえず1日だと2ヵ所が限界でした」


「ほぉーう。そこは冒険者も結構苦戦するが、たった1人で調べ切りやがったのかぁ」


「適当に回っただけですけどね(;^ω^)」


「なら、明日も適当に回れ。見つからなかったらそれで良い。2日で4ヵ所も回ればそれで充分だ。分かったら出てけ」


「はぁ……(´・ω・`)」


「入ってこいや」



 別の女の人がまた入って来る。


うらやまけしからん(# ゜Д゜)


って思いながら部屋を出る。




~ロイバーの視点~


「ロイバー様。やはりアンダーグラウンドなんて無いんじゃない? これだけ探しても痕跡すら無いわよ?」


「世界規模で探さないと厳しいかも知れないわ。少しずつ冒険者の成果で開放はされてるけど」



 ロイバーは酒を飲みながら侍女からの報告を静かに聞いていた。


冒険者は情報を簡単には漏らさない。


だが、女には弱い。


プライドをくすぐってやればぽろぽろと情報を吐く。


ロイバーにとっての侍女は貴重な情報収集者だ。



「無いこたぁ無い。アンダーグラウンドは俺が仮につけただけの名だ。他にも可能性ぁあんだろ。でなきゃこんだけ調査にあたってる討伐隊が見逃すか? 尋常じゃねえ相手だ」


「他のクエスト地域も、探すようにする?」


「いや、おめーらは路頭に迷ってる奴らに仕事を紹介しろ。簡単なクエストならいくらでも用意が出来るだろ?」


「分かったわ。ロイバー様」


「フェルマーが探索した区域もクエスト区域として再解放しろ」


「ええ。勿論よロイバー様」



 2人の侍女が出て行き、別の侍女2人がロイバーの両隣に座る。


こうしてロイバーは侍女と言う名目で情報収集者を何十人も置き、ここにいながら情報を収集していき、指示を出す。

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