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チート魔法の攻略法~俺は異世界でも事前準備で無双する~  作者: 広田香保里
1章~デュエロス・パートル編~
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決闘前ルーティーン

~デュエロス・パートル最終戦2日目当日~


 ふぁーあ……。


大きく欠伸をし、起き上がりながら伸びをする。


トイレを済ませ、室内で軽く体を動かす。


サナルとの戦いの時に、前日寝ないで2日分寝るようにしてから当日の調子が良い。


朝食を取ってから着替える。


そして昨日のうちに洗っておいたバンテージ。


マイル、本当にありがとう。


感謝を忘れず、包帯に触れる。


包帯が光り、あっという間に手に巻かれた状態になる。


モノマキアに向かう。



「フェルマー! ぶったおせー!」


「応援してます!」


「キーングオブレーン!」


「フェルマーさん頑張って下さーい!」



 モノマキアに向かう途中に人だかりが出来てる。


少しずつ多くなってるのは分かったけど、こんな量になってるのは驚きだ。



「声援に応えてやりなさい」



 合流したエイリスに促されるように、俺は両手を上げて応える。



「頑張れよー!」


「キャーかわいー!」



 かわいいは止めて(;^ω^)


転生前は自分で言うのもなんだけどブサイクだったからむず痒い(´・ω・`)


そんな観客に紛れ、マイルの姿を見つける。


俺は何も言わず、マイルに向かって親指を立てる。


マイルも俺に親指を立て返して来る。


マイルとルサルカの決闘を思い出す。


あの決闘以上の感動と衝撃を。


モノマキアの会場は物凄い数の人。


20万人を収容できる建物。


エイリスが近付いて来る観客から俺を遠ざけてくれる。


選手用ゲートから入り、控室へ。


モノマキアに入るのが大体昼くらい。


この間、アユムには俺の分析のために朝から決闘を観戦して貰ってる。


ストレッチを行い、作戦を頭で反復させながらのシャドー。


そんな俺の様子をエイリスは静かに見てる。



「調子はどうでやがる?」


「ばっちりです」



 決闘前にエイリスからアドバイスは基本的に無い。


でも、決闘前に散々教えて貰った俺自身の弱点。


それを頭で反芻する。


アップが終わり、両耳に耳栓をする。


そして両足にサンダー、両手にファイアを纏う。


自分に対する魔法は決闘前にかけてもルール違反にならない。


最初から全力で。



「さー! 予選もいよいよ最後となりました! 観客が望む決闘カード! 全勝同士の死闘間違い無し! 観客を湧きあがらせる戦い! キングオブレーン! ノーザン・フェルマー! 対するは最強の自己主張! モイメ・レーグルの戦いだー!」



 解説、観客の声援が木霊する。


解説の声は多分魔法で拡声されてる状態だから聞こえるんだろう。


耳栓をしたところで歓声のでかさはさほど変わらない。


地震のような揺れさえ起きるこの声。


気持ちが上がる。


エイリスに背中を思い切り叩かれる。


聞こえないけど、多分『さあ! 勝って来やがりなさい(# ゜Д゜)』とか言われてるんだろう。



「っしゃー(# ゜Д゜)」



 叫んで自分に喝を入れ、ゲートをくぐる。


ゲートによって両手足にかけた魔法が消える事は無かった。



「おおーっとフェルマー選手すでに本気モードだー! この選手は戦う前にも様々な策を考慮する! 流石キングオブレーン!」


「キングオブレーン! キーングオブレーン!」



 両手を上げて応える。


正面から歩いて来るレーグル。


自分の身長ほどある鉈を持ってる。


やっぱりリーチの長いものを選んで来たか……。


こっちも対策して来た。


念のため、目線も合わせないようにし、口元だけを見るように。


やっぱり何か言ってる。


その声は聞こえない。


でも油断は禁物。



「さあ疑似決勝トーナメントと言っても過言ではない世紀の戦い!」


「デューーーーーーエロス!」


「「エローーーーーーース!!」」

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