表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート魔法の攻略法~俺は異世界でも事前準備で無双する~  作者: 広田香保里
1章~デュエロス・パートル編~
37/175

祭典前の静けさ(騒がしい)

 アユムにルサルカ・ヴァダーについて聞いたけど、やっぱり知らないらしい(´・ω・`)



「私を便利屋だと思わないで貰えませんか(# ゜Д゜)」


「え……」



   ∧∧.∩        ∩_ ∵’、

  (    )/  ⊂/"´ ノ )

 ⊂   ノ    /   /vV

  (   ノ    し'`∪

   (ノ



「嘘ですごめんなさい!」


「何しに来たんですか本当に(# ゜Д゜)」



 鼻血を拭きながら、俺はアユムの部屋のイスに遠慮なく座る。


アユムは俺の怪我をヒールで治す。



「水を使った魔法が他にあるかを知りたくて」


「それを早く言えば良いのにと言う突っ込みは置いておくとして、ルサルカ・ヴァダーの対策ですね?」


「思いっきり突っ込んでるやん……」


「水の魔法はアクア。魔法に上位も何もありません。その魔法をどこまで個人が鍛えているか。それだけです。ご存じなかったんですか?」



 んーやっぱそうなのか……。


なら、どう使って来るかを考えて対策をしないとダメだな。



「ありがとうございます。アユム」


「利用しなさいと言った手前です(# ゜Д゜)」


「あんで怒ってんですかね(;^ω^)」




 自分の部屋に戻る。


超純水は電気を通さない。


火は普通に消されるし、氷は溶けるんじゃね?


魔法自体に攻撃力はそこまで無いけど、対策もし辛いのがアクア。


魔法を使わせないように速攻を仕掛ける方が良いのか。


或いは魔法を使われても受け切る或いは突破する方法を考えるべきか。




~翌日の朝~


 一晩寝ながら思いついたのは、どっちでも対応できるように、戦い方自体を複数準備する事だ。


打撃と寝技で負けるわけにはいかないから、魔法対策を徹底的にする。


アミーラの飼ってるペットの捜索とか、マジで面倒な仕事とかもあったけど、空き時間はアユムに模擬戦の相手をお願いしてる。


エイリスに模擬戦の相手をお願いしたら秒で却下された。


まだ早いよって言われてるようでムカついたけど。


た、楽しみは後にとっとこう(本当はちょっとビビってるのは内緒)。


魔陣札を使い、アユムが俺にアクアを連射してくる。


腕とか腹に受けてもダメージはそんなにない。


やっぱり食らう分には問題無さそうだ。


足にサンダーを纏い、スピードを上げる。


こうすればアクアの連射を避ける事が出来る。


本番はまた別だから、余裕を持って避けられるようにしておく。


ただ気がかりなのは、1発貰ったら当然だけどユニフォームが濡れる。


濡れる度に体が重くなるのを感じる。


これがきつそうだ。


それに魔法を連射して来られたらかなり踏み込み辛い。


かわりにこっちも致命的な攻撃は受けないとは思うけど。



「玉切れです流石に……」



 アユムはへたり込む。


魔力が切れたみたいだ。



「1000発以上も打たせないで下さい……」



 アユムの魔力的なスタミナってやばいんだな……。


あんだけ乱射する辺り、傭兵ギルドの地位を確立してるだけあるな……。



「失礼な事考えてませんかね(#^ω^)」


「い、いえいえ( ゜Д゜)」


「考えてんじゃねーかよ(# ゜Д゜)」


「因みになんですけど、アユム以上に魔力がある人っているんですか?」


「分かりませんけど、魔法ギルドの魔法使いであればもっと魔力があるのではないでしょうか?」



 やっぱりそっか……。


うーむ。


戦法は固まったけど、長期戦になるのはほぼ確実っぽい。


後は体力を付ける。



「今日はもう良いですか?」



 ゆっくりと起き上がるアユム。



「ありがとうございました」


「今日はもう魔法が使えませんので、明日以降にお願いします」




 ランニング中(パトロール中)、また声をかけられる(;^ω^)


馬車に乗って来る執事、ドゥヴァだっけ?


とアミーラが最近直接俺のところに来るようになった(´・ω・`)



「フェルマー! 今日こそ私専用のガードマンにおなりなさい!」


「嫌です( ノД`)」


「何でですの(# ゜Д゜)」


「傭兵としての仕事と祭典があるからそんな事考えてられないって言ったじゃないですか……」



 ペット捜索の依頼をした後ぐらいから、こうやってやたら絡んで来るようになった。



「あの女と違ってうざくないのも高ポイントですわ!」



 エイリスの事か。


やたら切れてたからなぁ……。


それに比べたらそりゃそうだろうけど。



「依頼されたら受けますから、それで勘弁してください……」


「褒賞は文句ない位に与えますわよ! それでも不服と仰いますの?」



 うーん……。



「褒賞のためにやってる訳じゃないので……」


「なら、何のためにやってるのかしら?」


「俺を支えてくれた皆に、自分が行く道で恩返しがしたいんです。お金とか褒美が入ってそれで恩返ししても意味が無いから……。 自分で決めた道を助けてくれたなら、その道で成功するのが筋だと思うんですよ」


「ぐぬぬ……」



 ぐぬぬって言う人ホントにいるんだなぁとか思いつつ、答えはNOなんだよなぁ……。



「あ、改めさせて頂きますわ!」



 ドゥヴァに命じ、涙目で帰っていくアミーラ。


悪い事しちゃったかなぁ……。


と思いつつ、譲れない思いを無下にしてガードマンとしての道を歩いたってアミーラは納得しないだろう(と思っておこう)。


皆の思いを無駄にしたくないし。


そうして俺は、試合4日前くらいまでこんな感じで過ごした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ