分析、対策は良いけど練習は?
~その日の夕方~
地下の訓練場。
アップをしてから人形を使って軽い練習。
アユムは傭兵ギルドに用があるからと別行動。
代わりにホムラとフレアが俺をジッと見てる。
俺は目隠しをして、人形の攻撃が触れた瞬間に避ける練習を繰り返す。
フロイヤ、マイルとの戦いで得た戦い方。
ラムジーの攻撃が仮に分身を透明化させた事による見えない武器攻撃なら。
この戦い方は使える。
そもそもそうさせないようにするつもりだけど、交通事故的にもし透明化したラムジーに自分からぶつかりに行く格好になった場合、かなり危険だ。
自分が予測して無い+自分のスピードで一撃KOもあり得る。
様子見をした方が良いかもしれないと思い、この戦い方を思い出したのだ。
後は一撃で決めれるように。
ストレート、フック、アッパー、ハイキック。
捻らない、単純に威力が高い攻撃で仕留める。
ただ、ラムジーの決闘の様子を見る限り、見えてる実体は動いてない。
だから上位魔法の弊害が起こって……。
いや、違うか。
少なくともラムジーは普通に入場して来てる。
それが途中から動かなくなる?
もう1度思い出す。
そうだ。
最初の方は動いてちゃんと攻撃してる。
でも、見えない攻撃を受けた後はどうだ?
やっぱりそうだ。
本体が動かなくなってる。
一撃でも当てたら魔法が発動し、本体が動けなくなるって事か。
ラムジーの魔法が段々見えて来た。
ただ、見えて来れば来るほどやばくないですかこれ(;^ω^)
単調な攻撃で一撃を狙うのはまずい。
さっき思いついたのはダメだな(´・ω・`)
なら。
威力があって尚フェイントにもなるものが1つだけ思い浮かぶ。
後は分身数がいくつか……。
トレーニングをしながらも、頭も動かす。
こうしないと戦ってる最中に考えをめぐらす事が出来ない。
分析も作戦も、もっともっと進化したいその思いだ。
一通り動いて休憩。
2匹が俺の膝を占領する。
飲み物を飲みながら、2匹の頭を撫でる。
エイリスと模擬戦が出来ないのは痛いけど、2匹のお陰で癒される。
これはこれでプラスになって良いもんだなぁ。
はぁーかわいい(*´ω`*)
ミィヤー
グウウ……。
……。
癒されながらも考えないとまずいな。
やっぱり模擬戦はやっときたい。
ただ、エイリスはいないし、ステラは来るにしても決闘当日だろう。
「ここにいましたか」
アユムが訓練場にやって来る。
アユム……かぁ(;^ω^)
「何か失礼な事を考えていませんか(#^ω^)」
「何も言ってません!」
「まあ、良いでしょう。時間が出来たので様子を見に来ただけなので」
「模擬戦の相手を誰かしてくれないかと思ったんですが、心当たり、無いですかね?」
「ああなるほど。エイリスが今回はいませんね」
「で、どうですか(;^ω^)」
「ありません」
「(´・ω・`)」
「私で良ければお相手しますが?」
「え……」
「その微妙なリアクションは何ですか(# ゜Д゜)」
「いや、だって……」
「何も武器を使った近接だけでは無いでしょう。魔法を私は使います」
「えー……」
「見えない攻撃をする、ですよね。ラムジー選手は」
「まあ、そうですけど」
「限りなく近いものは作れますが?」
「マジ!?」
「攻撃は見えてしまいますが、どこから出て来るのかは分からない。って条件なら作れます」
「お願いします!」
「手のひら返してませんか(;^ω^)」
「ただの雑魚ボスじゃなかったんだなって!」
「失礼だろが(# ゜Д゜)」
「ホムラとフレアが怯えちゃうから!」
「あなた自分の仲間を盾にしてませんか(# ゜Д゜)」




