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中二詩臭  作者: 黒笑闇雄
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【かめはめ波】


【かめはめ波】



俺はかめはめ波が撃てる

だがしかし 今はまだ撃てない

だから今は練習中なのである

そして そう遠くない未来 確実に 撃てるようになる


わかるのだ


俺には撃てるってことが

たぶん俺は特別なんだろう

最近集中すると 手全体がビリビリとする感覚が伴い始めた

もうすぐのはずだ

思わず顔がにやけてしまう


もちろん学校のみんなにはまだナイショだ

今言ってもみんなには理解できないだろう

下手したら危ない人だと思われる可能性もある

今のところ学校での俺は普通キャラのはずだ

もし 俺がかめはめ波を打てると知った時のみんなの驚く顔を想像したら

何だかかなりにやけてしまう

とりあえず今日のルーティーンは終わった!

頭の中での俺は もうバンバンかめはめ波を撃っている

そのイメージもだんだんと鮮明になってきている

充実感が溢れ出す


俺はもう高二だ 受験も近い

親はいつも宿題をしろとうるさい

だが俺は宿題はしない

それよりも大事なものが俺には沢山ある

次は鏡を見ながら鬼瓦の練習をする

目標は春日より面白くなること

次はコマネチの練習だ

極めようと思うと これがまた難しい

動画にとって腕の角度を三平方の定理を利用して研究する

そうしたらあっという間にもう寝る時間だ

俺は布団に入る

明日は授業中に眠らないようにしないといけない

テストも近い

赤点だけは避けないと・・・

そう思っていると意識は一瞬で朝へといざなわれてしまうのだ



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