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第14幕:新たな脅威

やっと書きたいところがちょっとずつ書ける展開になってきました。

因みにこの魔法の設定は僕が書いていた短編と同じものです。

つまり同じ世界観です。ある程度設定練っていたので、何本か作品作りたいなぁと思ってたんです。

自己満ですいません。

 俺は急いでカインに連絡をした。というのもカインから新作の魔道具を渡されており、コイツを使用するとメールのように要件を相手に伝えることが出来るのだ。俺は商人の後を付けている謎の人物を二重尾行した。


「こそこそとかぎまわられて鬱陶しいな」

 明らかに俺に向けた発言である。ここはストレートに行こう。


「お前が商人を殺すのに失敗して捕まってた奴を殺ったのか?」


「そうだ。それにここでお前も始末する。可哀そうだが、俺の事を嗅ぎまわり過ぎたな」


「街から出られねー癖に偉そうだな。杜撰な計画だから逃げられなくなるんだよ」


「勘違いしている様だから言っておくが、出ようと思えばいつでも出られる。ただ、きっちり全部終わらせておきたかっただけさ」

 相手が振り返って攻撃態勢を取る。そこそこ早い動きだが、対応できない訳じゃない。一気に間合いを詰めて攻撃しようとした。すると……。


「動けない!? なんでだ!?」

 足がピッタリと地面にくっついて動かない。まるで接着剤でくっつけられたようだ。暗殺者がニヤリと口の端を引きあげる。


「ここで死ぬお前に説明は必要ないだろう」

 そう言って短剣を投げつけてきた。不味い! こんなの想定外過ぎる。


「仲間がいるんだなこれが」

 そう言ってカインが敵の背後から攻撃する。


「ちっ鬱陶しい」

 そう言って暗殺者はカイトの方を見て大きく間合いを取った。すると、俺の身体が自由に動けるようになった。間一髪で短剣を避けることが出来たが、髪に掠って数本はらはらと地面に落ちた。危ない所だった。毒が塗っている可能性もあったので、掠っていたらひとたまりもなかった。仕返しに一発かましてやりたいところだが、さっきのアレが何なのか分からん。迂闊に攻撃できないなクソ。


「2対1か。少々厄介だな」

 そう言って敵は撤退行動をとる。俺は追いかけるか悩むが、カインが追わなくていいと合図したのでそのまま敵が離れていくのを見つめているだけだった。


「まさかお前が成すすべもなくやられかけるとはね……」

 カインが茶化すように言ってきたので、反論した。身体が突然動かなくなった事、カインが攻撃した後、突然動けるようになったこと。すると


「そういう事か。お前が受けた攻撃の正体が何となくわかった」

 マジか。これだけの情報で分かるの? スゲーなこいつ。いや、すごいこのお方。


「恐らく、固有魔法ユニークマジックだ」


「固有魔法? 魔法って火とか水とか出したりするんじゃないのか?」


「固有魔法ってのはそうだな。その本人だけの特別な魔法だ。しかも、火を出したりとかの自然現象とは全く関係のないことが出来る」


「なんで一発で俺がその固有魔法を食らったってわかるんだ?」


「まぁ、色々ある。まずは相手が俺の攻撃を避けた時に突然動けるようになったってところから推測した。固有魔法は発動するのに条件や代償が必要なんだ。恐らく、効果を発動しておける条件を満たせなくなって動けるようになったてとこだ」

 そんなもんがあったのか……。フュリーにしっかりと魔法についての話を聞いておくんだった。ただ、そういう魔法道具の可能性はないのか? そんな疑問が浮かんだのでカインに訪ねてみる。


「固有魔法って言うが、ただ単に俺の足を止める魔法道具って可能性は無いのか?」


「確かにその可能性もあるが、限りなく低いと思う。魔法道具の研究は金が掛かるから、ギルドに加入している魔導士が予算をもらって発明しているのがほとんどだ。大体は利権とって金稼ぐ場合が多いから、すでに道具として販売していて技術や性能は知られている場合が多い。俺は魔術ギルドの魔道具は全部把握している。つまり、俺が知らないって事はギルドで販売していない魔法道具が新しく開発されているってことで、その資金源をどっかから得て秘密裏に開発していたって事だろう? あまり現実的じゃないと思うけどな」


「確かにその考察は理にかなっているが、相手が侯爵の手の物だと金を持っている場合もある。秘密裏に作ってるなんてこともあるかもしれないだろう?」


「そうだな。ただ、滅茶苦茶金が掛かるんだよ。結局魔術ギルドに卸さないと、ペイできないと思うぜ。魔法道具って基本使い切りだからな……。それに、固有魔法で想定しておいた方が良い事の方が多い。あれは条件満たすか代償を払えば何度でも使えるからな」


「ま、俺より詳しいお前が言うんだからそっちのアドバイスを聞いた方が賢いか。とりあえず二人同時に戦闘するのは避けないとヤバいな」


「確かにな。恐らくあの口ぶりだと俺らも始末しに来るだろう。まだ街から出ないと思うわ。それに自信過剰だったし……」


 俺達は宿に戻って今後の方針や戦闘の対策を練り始めた。

いつも応援ありがとうございます。

ご感想、ご評価お待ちしております。

ここまで読んでいた方本当にありがとうございます。

これからも頑張ります!

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