お風呂
「リオー、お風呂沸いたよ」
「入るー」
こうして見ると2人は姉妹のようだが違う。
シャルルは人間で、リオは猫耳娘、ちゃんと尻尾も有る。
当然ながら寿命も違う。平均でだがシャルルは後約70年、リオは長くても後20年くらい。
ちなみに2人とも18歳である。
「湯船に入る前に身体洗いなさいって」
「洗うのやだー。シャワーで良いー」
「温まらないでしょ。風邪引いた方が大変なんだから入りなさい」
「やだー、シャワーで良い」
「お風呂入るって言ったじゃない」
「気が変わったのー」
「気まぐれすぎるわよ」
「シャワー浴びたからもう出るねー」
「こら、待ちなさい」
「じゃーねー」
「……逃げられた。でも良かった、新しい傷は無いみたい」
「よし、逃げられた」
シャルルから逃げたリオ。
「喫煙所はっと、その前にココア買おう」
自販機を探し目的のココアを買って喫煙所に向かう。
「おい、ガキンチョ。ここは大人の場所だぜ? 分かったらさっさと帰りな」
「18歳だけど?」
「はぁ? どう見ても小学生だろ」
「……人が気にしてることを」
「用が済んだら帰れ帰れ」
「あまり使いたく無いんだけど、これ見てもらえる?」
そう言って鞄から取り出したのは冒険者認定証。
「冒険者ランク1級!?」
「そこじゃ無い。年齢」
年齢欄には推定18歳と記録されている。
「認定証は厳格な審査によって発行されるって知ってるよね?」
「知ってるけど、お前本当に18?」
「私を疑うって事は認定証を疑うって事だよ? これがギルドにばれたら厳罰ものよ?」
「分かったよ。ギルドには逆らえない、疑って悪かったな」
「じゃあ吸わせてもらうね」
そう言って取り出したのはJPS。




