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〜異世界で契約した従魔がEXランクの魔物達でした〜  作者: ユウキ
第2章 イングレア王立学園編
56/63

第47話〜魔剣レーバテインと聖剣ゼルパレスの力〜

それでは本編スタートです。

......

......


 「なるほどです。ですがオリハルコン製の剣なら私の剣ともいい勝負が出来そうですね!」


「そうですね!では、第2ラウンドと行きましょうか」


 2人はほぼ同時に地面を蹴り、その間隔を一気に詰めた。



 フィールド中央で2人の剣がぶつかった瞬間、激しい金属音と火花が辺りに散った。


 それを見た観客や僕たち選手の反応は唖然興味と様々だった。


「す....すげぇ。剣がぶつかるだけでこんなに激しいのか」


「お互いの剣の素材が良いのもあるんだろうが、純粋に2人の剣技が凄いんだろうな」


「あいつら、冒険者としても活動できるだろうな」


「ああ、間違いなくAランク以上は行くだろう」


「いったい何の素材を使ってるんだろうな」


「それについては分かんないが、並大抵の素材じゃないってことはわかるぜ」



「2人とも凄いね!」


「うん、そうだね。オーグの武器は僕が作ったやつだから丈夫だと思うけどフェリアが使ってる剣も相当な代物だろうね」


 そう、僕は武魔法大会が始まる前みんなで集まった最後の練習が終わったあとオーグを訪ね作った剣を決勝には必要になるからと渡したのだ。


 最初剣に使った素材を聞いた時にオーグはこんないい物は受け取れないよと渋っていたが、僕が決勝だけじゃなく今後もオーグを守る矛になるからと説明すると感謝され父親であるガルムさんからは感謝とお礼と言って白金貨30枚を貰ってしまった。


 どんどん白金貨が溜まっていくから金銭感覚おかしくなりそうだよ(笑)


 僕とルディはそんな談笑をしながら、オーグの試合に視線を戻した。



 オーグとフェリアの剣のぶつかり合いが始まって早くも5分以上が経過していたが、お互い引く気が無いようで膠着(こうちゃく)状態が続いていた。


 お互い引けば、大きなダメージが入る以外にも精神的に終わってしまう(攻められなくなる)と思っているからなのだろう。


「フェリア嬢も中々粘りますね!」


「それはオーグさんもでしょう?お互い引けばダメージが入るだけではなくて心理的に試合に負けてしまうと直感で分かっているのでしょう」


「ええ。引く訳では無いですが、ずっとこのままというのも見ているお客さんや生徒達、先生方も飽きてしまうと思うので少し強引なやり方ですが距離を一旦開けさせて貰いますよ!」


「オーグさん!?一体何をされるのですか?」


「こういう事ですよ!ゼロ距離<フレイムインパクト>!」


 オーグは両手に持っていた剣を右手1本に持ち替えて、フェリアの押しに耐えながら左手に魔力を集中させフィオも使った炎属性の魔法である<フレイムインパクト>を使った。


 流石のフェリアもゼロ距離で魔法を放たれては、反応は出来なかったらしくフィールド外に出ることは無かったがかなりの距離を吹き飛ばされて行った。



 相当なダメージが入った影響なのか、フェリアは剣を杖代わりにしてよろよろと立ち上がっていたが、息も切れ切れで肩で息をしていた。


 審判が確認に向かうと、フェリアは弱々しくも右手を上げて試合続行を望んでいた。


 フェリアの目からはまだ試合を諦めない闘志みたいものが見えた気がした。


「流石フェリア嬢ですね。今ので、終わらせる気もあったのですがね」


「ええ、何とか耐えれましたわ。それにしても流石と言うべきはオーグさんの方ですわ。最後に戦った時より、桁違いに強くなってますね」


「ありがとうございます。フェリア嬢もかなりお強くなられましたね。これなら、ユーマが作ってくれたわたしの剣の真髄を見せられそうです」


「あら、奇遇ですわね。私も同じことを思ってました。これだけ強くなられたオーグさんなら私の剣の真の実力を見せられそうですね」


 距離の離れた2人は、もう一度剣を両手で持つと叫んだ。


「ユーマの作ってくれたこの聖剣ゼルパレスの力、存分にお見せしましょう」


「私もこの魔剣レーバテインの実力お見せしますわ!」


 そういうと、2人の剣が輝き出した。



 先に仕掛けたのは、フェリアの方だった。


「行きます!レーバテイン火炎付与!」


 フェリアが剣に魔力を流したかと思うと、いきなり剣が燃え出したのだ。


(あれが魔剣の力か。今度時間があったら作ってみようかな?)


 僕が、今後の予定を立てていると今度はオーグの声が聞こえた。


「なるほど、それが魔剣レーバテインの力ですか。良い力ですが私も負けてませんよ!ゼルパレス聖属性起動!」


 オーグが叫ぶと、剣がより一層の輝きを見せ始めた。


「オーグさん、その輝きはまさか!?」


「お察しが良いですね。これは聖属性による効果です。ユーマがこの剣に聖属性の魔力を付与してくれたので、今のこの剣は勇者たちが使う聖剣と変わらない能力を持っています」


「聖剣ということは、オーグさんのステータス全体が上がっていると考えた方が良さそうですね。ですが、剣に関しては、私もプライドがありますので負けませんよ」


「私も負けません!」


 2人は、同時に地面を蹴り距離を詰めた。


「レーバテインの真髄はこれにあるんですよ!」


 フェリアがそういうと、オーグに向けて斬りかかった。


 オーグはこれを避けていたが、すれ違いざまに切られていたのはオーグの方で頬っぺたが切れていた。



「流石はオーグさんですね。すれ違いざまとはいえ、深くまで切ったと思ったら頬を少し切った程度に収めましたか」


「今のは一体!?その剣の能力ですか?」


「ええ、そうですよ。レーバテインには火炎の能力が付いていて見た目の切っ先より数回りほど広く切れるんです。しかもこの範囲は刀身というか使われている魔石に流す魔力量で変わるんですよ」


「なるほど。それは厄介ですね...」


 オーグが言った通り、魔剣レーバテインの能力は厄介であり対応がしにくいものなのだがオーグは口元をニヤリとさせ笑っていた。


(オーグのやつ笑ってる。ここから打開する策でもあるのかな?それともフェリアとの戦いが楽しいだけか?いや、おそらく両方だろうね)



 オーグが笑っているのを見てフェリアはいっそう警戒を強めていた。


(オーグさん笑ってますわね。何か策でもあるのでしょうか?一応警戒は強めておきましょうかね)


 フェリアが瞬きをした瞬間に、オーグの姿はフェリアの前から消えていた。


(消えっ!?一体どこに!?)


 フェリアが辺りを見回しても、オーグの姿は無かったが次の瞬間オーグがフェリアの後ろに現れ思いっきり剣を振り下ろした。


「きゃあ!」


 フェリアはそれに気付かず、切られた上フィールドぎりぎりまで飛ばされていた。


 オーグの瞬間的な行動のルディは興奮していたが、僕はオーグが何をしたのか分かった。


「ユーマくん!オーグ君何やったの!?急に消えたと思ったらフェリアちゃんの後ろに現れてその後剣を振り下ろした上にフェリアちゃんを蹴ってフィールドぎりぎりまで飛ばしたよね?」


「おそらくあれは僕が教えた空間魔法だね。やっぱあれを使わないとフェリアには勝てないんだろうね」


「オーグ君も目立つ事を恐れずに使った感じだね」


「だと思うよ。それだけ僕の事を信頼してくれてるんだなって思うと嬉しいよ」


「私もユーマくんのこと信頼してるよ!だから私も副将戦では使っていくからちゃんと悪い人から守ってね!」


 ルディが僕に抱きついてきた。


「うん。約束するよ!ルディもシルフィもフィオもそしてオーグも全員守ってあげるよ。でも...」


「でも?」


 ルディは可愛らしく首をこてんっと傾げた。


「僕がピンチの時はみんな僕の隣に立って守ってくれる?」


 帰ってくる答えは分かりきっていたが、僕は決意表明とばかりに聞いた。


「勿論だよ!だって私達はユーマくんの恋人であり婚約者なんだよ。ユーマくんがピンチの時や悩みがあったら遠慮なく頼って欲しいな!」


 ルディは抱きつく力を強めてきた。


 シルフィとフィオも、僕の空いた所に抱きついてきたので3方向からいい匂いと女性特有の柔らかさが伝わってきてドキドキしたのはここだけの秘密だ。



 モニターに視線を戻すと、フェリアがよろよろと立ち上がっているところだった。


「流石はオーグさんですね。今にはかなり手痛いダメージを貰ってしまいましたよ....」


 フェリアは肩で息をしていた。


 相当なダメージだったのだろう。


「フェリア嬢こそ流石ですね。私としては今ので決めきるつもりでしたよ」


「ええ、何とか耐えられましたが恐らく次同じようなダメージを負えば確実に私は負けますわ」


「ならここで棄権しますか?」


「まさか?最後までやりますわ。次の攻撃に全てを託します。それで決めきらないのであれば私は負けを認めましょう」


「分かりました。私も全霊を持って受けきりましょう!」


 2人は、エリア中央この試合が始まる初期位置に移動した。


「オーグさん、行きますわ!」


「望むところです!」


 2人が身構えると2人の体内にある魔力量が増えた。


はい!どうも。こんにちは、ユウキと申します。



また前回の更新から少し空けてしまいましたね( ˊᵕˋ ;)


作者としては納得が行くまで考えたいのでどうしても執筆が止まってしまうことがあるのです。



こんな僕でも良ければ今後もお付き合い頂けると幸いです。



さて、次に話で中堅戦は終わりです。


果たしてどんな結末になるのか!?


お楽しみに!



☆アイコン1つにつき、2ポイントとなり、評価点は一人一作品に対し、2~10ポイントまで入れることができるそうなので、この作品を読んでくださってる方、これからこの作品を知る方も是非評価していただけると嬉しいです。


もしこの話が面白いと思ってもらえたら評価とブックマーク登録も忘れずにしてもらえると、嬉しいですし主の執筆活動の励みやモチベーション維持にもつながりますのでよろしくお願いします。


1人1人の評価はとても大切ですし投稿や作成の励みになります。


また「ここはこうした方が面白くなるよ」とか「ここ面白かった」などの感想もどんどん受け付けています。


感想は確認次第返信していきますのでじゃんじゃん送ってきてください。



次回

フェリアは自身の体力が底をつきそうなことを理解し最後の大技に全てをかける!


対するオーグはそれを受けきるつもりで自身に魔力を集める。



果たして結果は!?



次回予告:フェリアの最大技と決着の中堅戦


次回はそんなに投稿期間を開けないつもりです。

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