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〜異世界で契約した従魔がEXランクの魔物達でした〜  作者: ユウキ
第2章 イングレア王立学園編
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第46話〜武魔法大会決勝 中堅戦 オーグVSフェリア〜

 第46話スタートです!


 今回のお話は武魔法大会決勝の中堅戦であるオーグ对フェリアの試合です


 一体どんな試合展開になるのかお楽しみに

......

......


 僕は、控え室でみんなと作戦会議をしていた。


「さて、次はオーグの番だね。相手のフェリアはどんな戦い方をしてくるんだ?」


「そうだな。フェリア嬢は、魔法の扱いに長けていて尚且つ剣や槍などの武術もかなりの腕だ。最後に手合わせをしたのは3〜4年前だが、その時もかなりの実力だったからな。それからを考えるとかなり成長していると思う」


「なるほど。でも、それはオーグも同じことだろう?」


「もちろんだ!」


 僕とオーグは拳を合わせた。



「それで?オーグくんはどんな作戦で行くの?」


 ルディは、オーグに今回の作戦を聞いた。


「そうだな。1回戦は魔法の撃ち合いで始まったから相手は今回は剣で来ると思っていると思う。だから今回はいきなり両方使っていこうと思ってる」


「両方ってユーマくんがよくやってるやつ?」


 ルディは首を傾げてオーグに聞いていたので、僕が答えてあげた。


「そうだね。右手に剣を持って、左手で魔法を撃つとなるとかなりの集中力と実力がないと出来ないけどオーグはもう出来るんだろ?チームでの練習の時でもやろうとしてたし、合わない時も個人練やってたでしょ」


「勿論だ。何としてでも勝ちたかったからな!」


「よし、じゃあさっきオーグが言ってた作戦で行こう」


 僕達がフェリア戦の作戦を考えていると、係員の人が呼びに来た。



「フィールドの準備が整いましたので中堅戦に出場される選手はご準備をお願いします」


 係員の声を聞いたオーグは椅子から勢いよく立ち上がり、顔を両手で引っぱたいていた。


 僕も含めてみんながオーグの行動にびっくりしたが、それはオーグが気合いを入れ直す行為だと気付き何も言わなかった。


「よし、行ってくる!」


「行ってらっしゃい」


「負けても僕とルディがいるから、肩の力を抜いていけよ」


「ああ、分かってるさ!」


 オーグは右手でグーを作って、それを高く上げて僕らの応援に答えてくれた。



 フィールドの出入り口で係員から声をかけられた。


「殿下のご武運をお祈り致しておりますよ」


「ああ、ありがとう」


 俺は、フィールドに向かって歩いた。



「皆さん、お待たせしました。これより武魔法大会決勝の中堅戦を行います。まず、フェイルバード学園からはフェリア・フォン・フェイルバード!」


 フェリアが登場すると、闘技場全体が沸いた。


「頼むぞ!フェリア」


「フェリアさん!勝ってくださいね」


「相変わらずフェリア様は綺麗ね」


 登場したフェリアは、声援に対しニッコリと微笑んで返していた。


 その顔は見るものを魅了し、僕は心の中で「これは人気な理由も分かるな」と思った。


 「続いてイングレア王立学園からアウグスト・テラ・イングレア!」


 フェリアの反対側からオーグが登場すると、また大歓声が上がった。


「殿下、頑張ってください!」


「相手がお姫様だからって油断するなよ〜」


「アウグストさん、貴方なら勝てるって信じてます」


 オーグは声援に対して、拳を上げて応えた。



 フィールドの中央にたどり着いたオーグとフェリアは固い握手を交わした。


「オーグさん、最後に私と手合わせしてから3年〜4年が経ちましたね」


「そうですね。フェリア嬢からは当時よりももっと成長しているといった感じがオーラで伝わってきますよ」


「ありがとうございます。ですが、オーグさんからも強者のオーラがひしひしと伝わってきますわ。相当な鍛錬を積まれたのでしょうね」


「ええ、実に有意義な時間でした。なのでその成果をこの対戦で見せますよ!」


「望むところですわ。私もオーグさんに私が過ごしてきたこの3年〜4年間の成果をご覧に入れます」


「お互い悔いのないように精一杯やりましょう!」


「はい!」


 2人は会話を終え、ある程度の距離を保った。


 すると審判の人が、2人の間に割って入った。


「それでは、これよりフェリア・フォン・フェイルバード対アウグスト・テラ・イングレアの試合を始めます。両選手準備はよろしいですか?」


「何時でも行けますわ!」


「私も何時でも大丈夫です!」


 審判は両選手の準備が整った事を確認すると右手を高く掲げた。


「それでは、試合開始!」



 審判の合図で、試合が始まり2人同時に魔力を集めだした。


 どうやら、2人とも様子見などすることも無く全力で行くため、魔法で行くみたいだ。


 オーグは右手に僕が作ってあげた剣を持っている。


 やはり控え室で言っていた作戦で行くようだ。



「オーグさん行きますよ!<我が手に来れ、火の魔力よ 集まり火の槍となれ!ファイアランス!>」


「こちらも行きます!<ウォーターランス!>」


 オーグはフェリアの詠唱を聞いてから、反する魔法を撃っていた。


 無詠唱の利点はここにある。



 フェリアが出した<ファイアランス>は3本、オーグが出した<ウォーターランス>も3本だった為ぶつかった瞬間に相殺され消えていた。


 フェリアはオーグが無詠唱で魔法を撃っていた事に驚いていた。


「今のは無詠唱ですか!?」


「ええ、そうですよ」


「無詠唱なんて高等技術どこで覚えたんですか!?」


「うちのリーダーであるユーマのお陰です」


「ユーマさんですか?」


「はい。彼の指導のお陰で私も無詠唱を使えるようになりました。1年Sクラスの魔法の授業のほとんどは今はユーマが教えていますのでうちの1年Sクラスは全員が無詠唱を使えます。あとこのことはあまり広めないで下さい」


「どうしてですか?この事を公表すれば魔法史に載ることになりますよ?」


「それもユーマが言ってたのですが、あいつは変に目立ちたくないそうです。まあ、冒険者として先日この国が襲われたスタンピードを主力として死亡者ゼロに抑えた功績があるので遅い気もしますが....。それでも無詠唱が下手に広がれば悪用されかねない事を気にしていました」


「なるほどです。では、私もフェイルバードの王女としてこの事は公表しない事を誓います」


「ありがとうございます!」


 話が終わったのか、またフェリアが魔力を集中させて魔法の詠唱に入っていた。


「次行きます!<荒れ狂う水流よ! 集い踊りて押し流せ!ウォーターボール!>」


「良い魔法の制度をされてますね!でも僕も負けてませんよ!<ロックブラスト!>


 お互いの魔法がぶつかり合い、また相殺されたかと思われていたが煙の中からオーグの放った<ロックブラスト>だけが出てきて、フェリアに直撃した。


「きゃあああ!」


 フェリアは思った以上のダメージがあったのか、立ち上がる時によろけていた。


「流石オーグさんですね。前回手合わせした時より遥かに強くなられてますね!」


「それはこちらのセリフですよ。フェリア嬢もかなり腕を上げられましたね」


「ええ、オーグさんにユーマさんという素敵な師匠がいたように私にも素敵な師匠がいましたからね!」


「それは何よりです。それでは、次は剣技と行きましょうか!フェリア嬢は剣術にも精通されてましたよね?」


「まあ、覚えてて下さったのですね。嬉しいですわ。オーグさんの言われた通り私は剣や槍といった武術も心得があります。今では我が国の王国騎士団の団長ともいい勝負が出来るまでになりましたよ」


「それは凄いですね!では、お手並み拝見と致しましょう」


「ええ!望むところです」


 フェリアはそういうと、腰に指していた1本の剣を抜いた。


 その刀身は、紅く輝いておりさながら火や炎の属性を思わせる程である。


「綺麗ですね。何か特別な鉱石でも使われてるんですか?」


「ええ、フェイルバード王国から北に20kmほど離れたところでにある竜の巣に行き、そこで暴れていた炎竜を冒険者や騎士団と協力してそれを討伐。その後その炎竜の魔石を宮廷でもお世話になっている加工屋に持っていきこの剣が出来たわけです」


「なるほど。炎竜の魔石を使ってるからその刀身が紅く輝いているんですね!私の剣といい勝負が出来そうです」


「オーグさんの剣も素晴らしい輝きですが誰が作られたのですか?」


「察しのいいフェリア嬢ならもう分かってるかと思いますが、この剣を作ったのはユーマです」


「やはり、そうでしたか。あの方は何でも出来るのですね。鉱石は何を使われているのですか?」


「ユーマいわくオリハルコン鉱石らしいです」


「オリハルコン鉱石!?」


 フェリアが驚くのも、無理はない。


 オリハルコン鉱石はこの世界で3番目に硬い鉱石と言われていて、それが取れるのも限られた鉱山のさらに下層にしかないからだ。


 因みにこの世界で最も硬いのはヒイロカネ鉱石で次に硬いのがアマダンタイト鉱石である。



「オリハルコン鉱石なんて良く手に入りましたね。あれは入手の難易度がかなり高いはずなのに」


「彼は冒険者としても活動していますからね。その活動最中に入手したらしいですよ」


「なるほどです。ですが。オリハルコン製の剣なら私の剣ともいい勝負が出来そうですね!」


「そうですね!では、第2ラウンドと行きましょうか」


 2人はほぼ同時に地面を蹴り、その間隔を一気に詰めた。

はい!どうも。こんにちは


ユウキと申します!



いよいよ始まりました!オーグくんとフェリアちゃんによる武魔法大会決勝中堅戦。



作者的に中々良い案が浮かばず、本来であれば先月辺りに2話〜3話投稿出来ればと思っていたのですが予定より1ヶ月遅れたことをここで謝罪します。


更新を楽しみにしてくださっている皆様にご心配をお掛けしましたが何とか最新話を投稿できるようになったのでここからまた再開します!



今後も不定期更新になると思いますがこんな僕でも付いて来て下さると嬉しいです!



次回予告

魔法での戦闘を一旦やめ剣や槍といった武術の戦闘にシフトしたオーグとフェリア


ここでもまたお互いの成長と戦闘スタイルに驚愕する2人であった。


そして中堅戦は大熱戦の中盤に差し掛かっていく!



次回:魔剣レーバテインと聖剣ゼルパレスの力


次回はお互いの剣技が見所ですよ!

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めましてかお久しぶりですかわかりませんが「最強剣聖」を書いている永遠 零です!感想を読ませていただき、こちらの物語を見させてもらいましたが、とても面白いです!これからもお体に気をつけてお互…
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