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〜異世界で契約した従魔がEXランクの魔物達でした〜  作者: ユウキ
第2章 イングレア王立学園編
38/63

特別回〜バレンタイン〜

今回のお話は特別回です!



丁度リアルがバレンタインなのでそれに合った話を書いてくつもりです。

......

......


 今日は2月14日


 前世では、バレンタインデーだ。


 バレンタインでは、女性から男性に渡すのが慣しになっていたが、海外ではその逆で男性から女性に送るのもあるそうだ。


 つまり、大切な人に送り気持ちがあれば、どちらから送っても良いのだ。


 僕は今ルディとシルフィ、そして従魔であるルクスとリムル、クリスにクッキーをあげようと思い、作っているところだ。


(もうそろそろ焼けるかな〜)


 前世のようなオーブンレンジがこっちでは無いため、教会に行き技能神であるグリンに作って良いか聞いた所、OKが出たから僕の創造魔法で作っておいたのだ。


 因みに母さんやエイナさんからも好評だった。


 オーブンレンジからチンっと音が鳴って、僕は出来立てのクッキーを取り出した。


(上手く出来てるかな?1枚試食してみるか)


 出来立ての熱いクッキーを1枚口に入れた。


(うん、美味しい。上手に焼けてるな)


 僕は、出来立てのクッキーを持って、ルディ達の待つリビングに向かった。


 リビングに着くと、みんなもう揃っていた。


「今日は集まってくれてありがとう」


「全然大丈夫だよ。今日は何をするの?武魔法大会の打ち合わせ?」


「それもやりたいけど、それはオーグやフィオさんがいるときにしよう」


「そうだね。ところでユーマの方からすごく良い匂いがするんだけど、何か持ってるの?」


「うん。2人は今日が何日か知ってる?」


「2月14日でしょ?」


「そう、正解。今日のこの日は僕の前世の世界ではバレンタインデーといって日本では女性から男性に渡すのが主流だったんだけど、海外ではその逆で男性から女性に送る習慣もあったんだ。つまりは、大切な人に対する想いがあれば、どっちから送っても良いということだね」


「それがどうしたの?」


 僕は、後ろに持っていたクッキーを2人に出した。


「これはクッキーといって、僕の前世にあったお菓子なんだ。いつも助かってるから感謝の気持ちとこれからもよろしくっていう気持ちを込めてある。受け取ってくれるかい?」


「これ、ユーマ君が作ったの?」


「そうだよ。3人で食べようよ」


「そうだね。ありがたく頂くよ」


 僕はそれぞれの従魔の前にも、同様に置いた。


「ルクス、リムル、クリス。君達にも、いつも助けられてるからね。改めてありがとう、これからもよろしくね」


【私にこのようなものを頂けるとは。ありがとうございます!我が主よ】


【私もユーマと一緒にいると楽しいよ。これからもよろしくね】


「クルクルゥ」


 クリスは僕の足に頭を擦り付けてきた。


「じゃあ、シルフィがいつのまにか紅茶を入れてくれているみたいだし、食べようか」


「「「いただきます!」」」


 僕達は、クッキーと紅茶を楽しみながら次に受ける依頼について話し合った。

はい!どうも。ユウキと申します。


リアルでは、先日がバレンタインデーだったという事で1日遅れではありますがバレンタイン回を書いてみました。


作者は今年義理と本命合わせて5個頂きました。


肝心の本編がの投稿が少し遅れそうなので、それが投稿されるまで今までの話を振り返りながらお待ち頂ければと思います。


では、次回本編35話でお会いしましょう!

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