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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
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幼なじみは可愛すぎる

掲載日:2018/03/29

「起立、例!」「ありがとうございました!」

あいさつもそこそこに教室を飛び出す。昼休みは私の至高の時間だというのに、授業が5分も伸びるとか、まったくひどい! そんなこんな考えながら目指すは隣の1-A! そこには幼稚園からの親友である真琴ちゃんが待っているはず!


廊下を駆け抜け教室に飛び込むと、そこには女の子に囲まれた、すらっとスレンダーな長身の後ろ姿。そう、彼女こそが私の愛する水鏡真琴ちゃん!

成績優秀、スポーツ万能、料理も上手! 顔も良くてスタイル抜群! どこにも非の打ち所がない! 正直私が男の子だったら告白してたね! 未だに浮いた話が出てこないのが不思議なくらい!


後ろ姿も美人さん! と一瞬見惚れてたけど、気を取り戻して声をかけようとするも、


「真琴くらいの美人になると、もうイイ人居るんでしょ~?」


そんな取り巻きの会話に、声をかけるのを躊躇する。いや、浮いた話も聞かないし、居ないよ~って気軽に返事するんだろうけど、やっぱりちょっとは気になるじゃん?


でも真琴ちゃんの返事は意外なものだった。なんと、頷いて、しかも小さな声で、「うん……」なんて返事をしているのだ。


マジ!?


気になるので、こっそり盗み聞きを続行。


「だれだれ~!? 教えてよ~!」

「そ、それは秘密!」


そういってバッと立ち上がる真琴ちゃん。

いつもの冷静な真琴ちゃんからは思いも付かない慌てっぷりだ。


しかし、親友たる私にも話してくれないほど大事に思っているのか。

そう考えていると、なんだか良くわからないけどイライラしてきたので、とりあえず後ろから抱きつくことにした。


「まことちゃん♪」


「う、ひゃ! 姫子!?」


ぱっと驚いた顔でこちらを振り返り、慌てて向こうに顔をそらす真琴ちゃん。こんな可愛らしい声を出すなんて珍しい。しかも心なしか顔が赤かったような…… というか、今でも耳が真っ赤。


「なになに~? 好きな人がいるの~?」

「い、いません!」


即座にこちらを振り返り、そう力強く断言する真琴ちゃん。

でも、その恋した顔でバレバレだよ。というかそんな顔、親友の私ですら見たことない。ずるい!


「え~ 今さっきいるって言ってたじゃん」

「ど、どこから聞いてたの!?」

「良い人居るってところから」


顔が、ぼふん、とわかりやすく赤くなる。


「そ、そんなの姫子には関係ないでしょ! き、今日はお弁当作れなかったから学食ね! 先行ってるよ!」


そんなことを口走りつつ教室を去って行く真琴ちゃん。

いつもの凜々しいのも素敵だけど、乙女なのも可愛くて良い!

そんなことを思いつつも、なんだかモヤモヤした気持ちも内包したまま追いかけるのだった。






Side 真琴

今日の歴史の授業は、なぜか恋愛映画を見ることになった。なんでも映画からその時代背景を読み取ってねとのことだった。始まってすぐに寝始めた先生を見るに、ただ楽したかっただけだと思うけど。


そんなわけで、チャイムが鳴って昼休みになっても、何となく教室の雰囲気はピンク色だった。

そしていつもならすぐに飛び込んでくる親友も、授業が長引いているのかまだ来ない。


その親友の名前は葵姫子。名前の通り見た目はお姫さま。145cmちょっとの身長で、170cmはある私と並ぶとちょうど頭一つ分の身長差がある。抱きつき癖があるのか、よくぎゅーってしてくれるのだが、特に前から抱きつかれると、胸のところにちょうど顔が来て、ちっちゃい子を抱きしめている感がしてすごく幸せ。背が高いのはちょっとコンプレックスだけど、こうやって抱きしめられることを考えると身長あって良かった!って思う。


そんな可愛い幼なじみは良くモテる。家が隣同士なこともあり、放課後は一緒に帰っているのだが、時々ちょっと待ってて、とかいってどこかへ消えては、何分か後には戻ってきて、「告白されたから断ってきた!」と笑顔で報告してくれる。

学年一のイケメンと名高い少年の告白を断った~とうれしそうに報告してくれたときには、付き合わなくて良かった、と思いつつも、なぜ断ったか聞いてみると「真琴ちゃんと過ごす日々の方が大切だから!」と天真爛漫な笑顔で答えてくれた。


そのときはあまりのうれしさに「そう……」と答えるのが精一杯で、「真琴ちゃん?」と不思議そうな目で聞かれたものだ。


そう、私は姫子が好きだ。親友だとかそんな次元ではなく、結婚したいと思っている。

だが、その想いを伝えたことはない。最近は法律が変わって同棲でも結婚できるようになったが、未だ世間からの風当たりは強い。それに、告白して断られて関係性が変わってしまうのが何より怖い。さすがにそんなことを気にする幼なじみではないとは思っているが、なんせ万が一を考えると一歩が踏み出せない。2人分のお弁当を持ってきて、餌付けしつつ一緒に食べるのが精一杯だ。


そうヘタレなのよ。でも良いじゃない!女の子なんだから!


そんなことを考えながら姫子を待っていたら、クラスメイトの子から話を振られた。


「いや~ あんなふうな恋愛したいよね~ でも、真琴くらいの美人になると、もうイイ人居るんでしょ~?」


まぁ、姫子のイイ人になりたい。


そうぼーっと考えつつ、「うん……」なんて生返事をすると、すごい勢いで食いつかれた。


「だれだれ~!? 教えてよ~!」

「そ、それは秘密!」


思わず立ち上がって大声を出してしまった。そんなこと本人に聞かれるわけにはいかない。

そう考えていると、後ろから何かが抱きついてきた。いや、好きな人のことくらいわかる。この感触は間違いなく姫子…… って


「まことちゃん♪」


「う、ひゃ! 姫子!?」


も、もしかして今の会話を聞かれてた!?


「なになに~? 好きな人がいるの~?」

「い、いません!」


私が好きなのは姫子一人だけ。そんなこと恥ずかしくていえない。でも他に好きな人が居るなんて勘違いさせるのも癪だ。それに、話の振り方から考えると、私の生返事は聞かれてないはず。つまり、ここはごまかすに限る! そう思って否定したのだが、


「え~ 今さっきいるって言ってたじゃん」


もしかして会話を聞かれてた!?


「ど、どこから聞いてたの!?」

「良い人居るってところから」


ひゃー! 完全に聞かれてる! 顔が赤くなっているのを感じる。


「そ、そんなの姫子には関係ないでしょ! き、今日はお弁当作れなかったから学食ね! 先行ってるよ!」


こんな顔で一緒にお弁当食べるなんて無理! お弁当はもったいないけど、学食まで逃げることにしたのだった。






Side 姫子

学食まで追いかけ、追いついたときにはいつもの真琴ちゃんに戻っていた。乙女な真琴ちゃんもよかったけど、やっぱり落ち着いた真琴ちゃんの方が安心する。


しかし今日は学食か~。ちょっと残念。

いや、学食も美味しいよ? でもそれ以上に真琴ちゃんのお弁当は美味しいのだ。

さすがに毎日お弁当を作って貰うのは悪いので、月・水・金はお弁当、火・木は学食にしているのだ。

そして今日は金曜日。完全にお弁当の気分だったので、メニューもなかなか決まらない。

私も作れば良いじゃないって? どうも私の料理の手つきはおぼつかないようで、包丁を触らせてくれないのだ。調理実習のときでも包丁を取り上げられ、できあがるまでお皿を運んだりで手伝わせてくれる程度。それはそれで楽で良いけど、こんなことでいいのかなーと思ったりもする。


と、そんなことを考えつつメニューを見ていると、クリームシチューの文字が目に入った。

ここの学食のクリームシチューはフランスパンが付いてくる。それを浸して食べると美味しいのだ。

たまにはそれもいいなーと、食券を購入。横で食券を買っていた真琴ちゃんはビーフシチューにしたようだ。いつもならご飯ものなのに珍しい。でも、ビーフシチューなら同じようにパンを浸して食べるし、なんならちょっと分けて貰おう。


カウンターでシチューとパンを受け取って、適当な座席に座る。


「そういえばさ……」


そんなたわいない会話をしつつ、ビーフシチューを分けて貰いつつ食べていると、モヤモヤしていた気持ちももどこへやら。幸せな気持ちで食事を終えたのだった。






Side 真琴

姫子を置いて学食まで逃げてきた。ここまでの道のりで、気持ちは落ち着かせることができた……と思う。

少し待っていると姫子も追いついてきた。横に並んでメニューを吟味。


うむむ……たまにはビーフシチューもイイかな、と食券を買って横の姫子を見ると、クリームシチューを選んだようだ。


シチューの種類は違うとはいえ、同じパンとシチューということでテンションが上がる。むしろ違う種類だから交換もできるかも! そんな期待をしつつも、何でもないようにカウンターでシチューとパンを受け取り、適当な座席に座る。すると、いつものように姫子は横に座ってくる。


正面の方が好きな子の様子を見られて良いのでは? と思われるかもしれないが、そんなことをしたらずっと見つめてしまって食べられない。それに、横だと定番の「あーん」をしやすいのだ。


いまも、こうやってシチューにパンを浸して、あーんをしてあげている。雛にえさをあげている親鳥の気持ちというか、至高の時間。


食事前のドキドキはどこへやら。しあわせな気分で食事を終えたのだった。







Side 姫子

幸せなお昼休憩も済んで、午後の授業を受けるともう放課後。

今日は呼び出されることもなかったので、さっさと真琴ちゃんと帰ることにする。


隣のクラスまで迎えに行き、いつものようにたわいのない話をしていると、もう自宅の前。


「そういえば、真琴ちゃんのところは明日からの3連休、四国へお出かけするんだって?」

「そうだよ~ お土産は何がイイ?」

「やっぱり四国と言えばうどんかなー」

「了解! 楽しみに待っててねー ではまた火曜日に!」

「またね!」


そんな会話をして分かれて、自分の部屋に帰宅。ぽふっとベッドに倒れ込む。

お土産楽しみだなー なんて考えていると、ふと昼間のことが思い浮かんできた。


真琴ちゃんは否定していたけれど、あの様子だと好きな人がいるに違いない。

しかし、今まで浮いた話の一つもなかった彼女が好きな人とは、いったいどういう人なのだろうか。

優しくて、格好良いのかなー なんて考えていたけれど、ふと不安になった。


もし真琴ちゃんが好きな人と付き合うようになったら、私はどうなるのだろうか、と。


そりゃ昔からの親友だし、さすがに関係性はそんなに変わらないだろうけれど、と考えるも、なんだか落ち着かない。今まで与えてくれていた暖かい気持ちを他の人に分け与えるのだろうと考えると、なんだか癪に障る。うむむ、まだ架空の存在なのに嫉妬している?


そんなモヤモヤを胸に抱いて悶々としていると、ママに「晩ご飯ができたわよ~」と呼ばれた。パパは単身赴任しているので、この家に居るのはママと私の二人だけ。だから待たせるのも悪いので急いでダイニングへ。


ダイニングに行くと、悶々とした気持ちが顔に出ていたのだろうか。ママから質問攻めに遭った。

そうして洗いざらい話して、すべてを聞いたママが言うには「それは、恋ね」と。


恋、ねぇ。確かにそう言われると、納得できる。恋なんて少女漫画なんかでしか知らないけれど、真琴ちゃんのことは好きだし、離れたくないし、ずっと一緒に過ごしたい。


でも、私は女の子だし、真琴ちゃんには好きな子が居るみたいだし……


そんなことをママに言うと、「だったら、その子より姫子の方に興味を持たせれば良いじゃない!」とのこと。でも私、女の子だし……


「女、男って考えが古いわね~ 今や男同士、女同士の恋愛が認められる世の中なのよ? 柔軟に生きないと!」


なんでも、ママにも彼女さんが居るとか。それは不倫では? と思ったが、パパも公認とのこと。

パパは「ママが幸せなのが一番だから」とか言っていたらしいが、それで良いのだろうか……。


まぉそれはともかく、身近に実際の例があることがわかったし、両親は理解のある人だと言うことはわかった。でも、いままで一緒に居たのに、これから興味をもたせるなんて、どうすれば…… 向こうはこちらを恋愛対象とは見ていないだろうし。


「やっぱりね、相手を落とすなら胃袋をつかむのが大事よ!」


そういうママ。でも、ママは私を危ないからって台所に入れてくれないじゃない。


「今まではそうだったけど、姫子が相手を落としたいって言うのなら別よ。包丁を使わない料理なら安全だろうし、それに明日から3連休よ! この休みで簡単な料理をマスターして、火曜日には立派なお弁当を持って行って、相手の子を驚かしてあげなさい!」


確かに、いきなり手作りのお弁当を渡されたら驚くかも。そして美味しいものを作って胃袋をつかまめば……!

現に私は真琴ちゃんのお弁当に胃袋をつかまされているわけだし、料理にそれだけの力があるのはわかる。

そして、週明けは火曜日。学食の日だから真琴ちゃんがお弁当を持ってくる日ではない。そこで颯爽とお弁当を渡して一緒に食べるなんて、それはすてきな未来……!


そんなわけで、私は3連休の間、何度も料理を繰り返し、お弁当として持って行けるよう特訓をするのだった。





Side 真琴

なんだかんだで3連休、四国を満喫してきました。うどん美味しかったよ。

そしてお土産のうどんを姫子に渡したときの「ありがとう」の笑顔だけで、3連休

会えなかった寂しさなんてどこかへ吹き飛んだ!


そしていつも通りに一緒に登校し、午前の授業を受けて、今はお昼休み。そろそろ来るだろうし、来たら一緒に学食へ行こう、ドアの方を振り返ると、おずおずと教室に入ってくる姫子の姿が目に入った。いつもなら飛びついてくるのにどうしたんだろうか、とよく観察すると、何かが入った袋を手に持っているのが見えた。


あの感じから見るに、何らかの箱が入っているのか? お昼だからお弁当? とはいえ姫子は料理できないはず……

調理実習のときは、あまりにおっかなびっくりな包丁さばきで、あのきれいな手に傷が付くといけないからとあわてて皿運びをさせたなーなんて思い出がよみがえる。


かといって姫子ママは忙しい方で、遠足や運動会など特別な行事のときにはがんばって作っていたようだけど今日は特別な日でもなし……


そんなことを考えていると、いつの間にか姫子が目の前まで来ていた。


緊張しているのか、手は袋をぎゅっと握りしめている。


「お、お弁当持ってきたので一緒に食べよ!」


そう言うと袋から箱を2取り出し、机に並べ、横の席に座ってくる。


いつもの姫子らしくない緊張した、でもいつもらしい距離感。


なるほど弁当だったか、と「開けて良い?」と確認をとり、頷くのを見てふたを開ける。


そこにあったのは、美味しそうな白いご飯。緑のみずみずしいレタスサラダと赤いミニトマト。そして、いびつなサイズのハンバーグに、少し焦げた炒り卵。


いつぞやに見た姫子ママの弁当にしては不揃いだ。


おや?と思って姫子の方に振り向くも、その姫子は早口で


「今日のお弁当は私が作ったの。見た目はその……不器用かもだけど、味は美味しいから!」

とだけいって、そっぽを向く。

そこでお弁当に視線を戻すと、横からはこちらの様子をちらちらと伺う気配が感じられる。


なにこの可愛い生き物。いつもの天真爛漫さも良いけど、こういうのも良いじゃない!


そう感激して放心していると、勘違いしたのか


「ま、真琴ちゃんのお弁当みたいに美味しそうじゃないし、ごめんね! やっぱり学食行こう!」


といって片付けようと手を伸ばしてくるので、慌ててお箸を手に取り、ハンバーグを口に運ぶ。


見た目はいびつだが、味は悪くない。というか、好きな人が作ってくれたってだけでも美味しくてたまらない。


そうして幸せをかみしめながら食べていると、いつのまにかお弁当箱は空になっていた。


ふと気がつくと、不安そうな顔でこちらを見つめる姫子と目が合った。完食したので美味しかったのだろうとわかるだろうに。心配なのか。


ということで、照れくさかったけど「美味しかったよ」とにっこり笑いながら返事をする。


すると不安そうな顔ヵら一変、満開の桜のような笑顔に。


うむ、やっぱり姫子には笑顔が似合うな。ずっと笑顔でいて欲しい!


そして、美味しいと言われて安心したのか、やっと自分の弁当を食べ始める姫子。


その様子を眺めているうちに、お昼休みは終わったのであった。






Side 姫子

今日は決戦日である。3日間みっちり練習し、なんとか形になったと思う。……卵焼きのはずが炒り卵になったけど。


そして昼休みのチャイムが鳴り、鞄から弁当箱の入った袋を取り出し、いざ真琴ちゃんの待つ教室に!


……とはいえ、緊張してしまって、足がスムーズに動かない。


「お、お弁当持ってきたので一緒に食べよ!」


なんとか真琴ちゃんの席までたどり着き、それだけ言い放つとさっさとお弁当箱を出して机に並べ、隣に座る。


「開けて良い?」と聞かれたので、頷いて待つ。


そしてふたを開けて固まる真琴ちゃん。


数秒後、こちらを振り向いてきたので、慌てて


「今日のお弁当は私が作ったの。見た目はその……不器用かもだけど、味は美味しいから!」


なんて言っちゃって、恥ずかしくて目をそらしてしまった。


とはいえ気になるのは気になるので、ちらちらと横目で伺う。


真琴ちゃん、また固まっている…… そうだよね、いつもの真琴ちゃんのお弁当みたいに美味しそうじゃないし。

ママにのせられたからと言って、料理の得意な真琴ちゃんにこんな不出来なお弁当を持ってくるなんて……

そう恥ずかしくなった私は、


「ま、真琴ちゃんのお弁当みたいに美味しそうじゃないし、ごめんね! やっぱり学食行こう!」


片付けてしまって、あらためて学食にしよう!

そう思ったのだけど、片付けようと手斧橋太瞬間、慌てて食べはじめた。


美味しそうにない見た目だろうに、美味しそうに食べてくれる。そういう気遣いができるところも素敵だな~。たぶん、私は彼女のそういう所にも惚れたのだろうな~ なんて思いつつも、やっぱり美味しいに越したことはないわけで。


やはり感想をくれるまでは不安。そう思ってちらちら様子を伺っていると、目が合った。

ひゃーっ! って思ったけど、笑顔で「美味しかったよ」と言われただけで、今までの不安はどこへやら。幸せな気持ちが流れ込んできた。


と、気づくと自分の弁当は手付かずのまま。あわてて食べることにしたのだった。


でも、美味しいって言ってくれた……! しかも、幼なじみだからわかるけど、あれは嘘のない表情……! 本当に美味しいって思ってくれたんだ……!


そんな気持ちだけで、多幸感があふれてくる。自分が作ったとは思えないくらい美味しく弁当を食べることができたのだった。

お弁当のシーンを書きたかったので、伏線を投げ捨てて終わりがあっさりなのです…

このあと、なんやかんやあって真琴が告白し、姫子は喜んで受け入れ、バカップルになってゴールインしていちゃラブ生活を送ります。


「そういえばiPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです」ってわけで、可愛らしい子どももできます。少なくとも2人はね!

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― 新着の感想 ―
[一言] Sideで場面が切り替わるのはいいのだけれど、内容が半分位被っていて場面展開している感が薄いです。 もうちょっと視点を変えてみると、それらしくなると思います。
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