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少し不思議奇譚  作者: パンズ
2/11

壁の向こうから。

国立駅近くの、

とある居酒屋の壁際の席で、友人と酒を飲んでいる時。


少し酔った友人が、


「この前、幽霊を見ちゃたよ、まいったね。」

「少し、怖かったよ。」


と、


ビールを美味そうに、飲んで話していた。


私がそう言う話が好きなので、話してくれていた。


酔いも手伝ってか、

そう言う話をしていると、


友人の話が、止まった。


「どうしたんだ?、急に?」


「静かに。」


「靴音が、聞こえる。」


そうこうしている内に、


「壁の向こうから、聞こえる。」


「コツ、コツ、コツ、コツ。」


「近づいてくる!」


友人と私は、怖くなって居酒屋を急いで出て行きました。


壁は、コンクリートなので、外の靴音が、聞こえはしないはずなのに。

なぜ聞こえたのか?

どうしてなのか、わからない。


ま、その後、


その居酒屋の壁際の席には、座らなくなりました。





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