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少し不思議奇譚  作者: パンズ
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朝のサイクリングロードの未亡人

仲が良い同僚の話なのですが、

彼の仕事は、夜勤のドライバーなのです、

その日の仕事中に、

タヌキやハトやネコの死体をよく見ていて、

「うわー、やだなー」と

思っていたそうです。


やっと仕事が終わり、

朝10時に自転車で、サイクリングロードを走って帰路につくと、

前から、黒い着物を着た赤ん坊を抱いた未亡人らしき人が歩いていました。


とても嫌な感じがしたので、通り過ぎようとした時、

自転車が前に進みません。

おかしいなと思った時、

未亡人らしき人が近づいて来ました。

その未亡人がゆっくりこちらに顔を向けると、

顔には、何もなく、ただ黒かっただけだったそうです。

びっくりした途端に、彼は、一目散に自転車をこいで帰ったそうです。


ただ彼は、いつも嘘をつ癖があるので、

嘘かも知れませんが、

嘘をつく時は、すぐに「嘘だよ」と言うので、

今回は、言わなかったのでどうでしょうか?


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