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君のこと教えて。
テオが人を襲うと思って....
違った。
「わはは。くすぐったい、なんだ?」
驚いた。昨日の男の子だったから。
[あの、すみません。テオ?]
何かテオの様子が変だった。
「テオっていうの?この子。あれ?昨日の人。あのあと大丈夫でしたか?」
[はい。お陰様で、傘返そうと思って探したんですけど見つからなくて。]
「ああ、その傘持っていてください。」
[でもっ!]
続きを言おうとしたが、声が邪魔をした。
「夜乃!帰るぞ。」
[凛にぃ、待ってまだ話が。]
「いいから、テオ!行くぞ!」
何か急いでいた。
[ソウマ君、じゃあ。]
凛にぃも制服。
あのあとすぐ来たみたいだった。
[凛にぃ、待って!]
聞こえていない。
ただ、テオのリードを持ち、私の手を強く握り、歩いた。
「夜乃は俺のなのに。」
微かにそう聞こえた気がした。
――ソウマ
「あーあ、行っちゃった。」
「おい、ソウマ。何してんだよ。」
「あっ!久しぶり紘<こう>兄。」
「一人を満喫してますって顔だな。」
「そう見える?」
「ああ、
父さんがヤバい仕事に手を出し始めてる。気を付けろ!」
「サンキュー、紘兄。」
「じゃあな。」
紘兄
↓紘真
こうま
ソウマの兄




