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蜜蜂。  作者: 戸瑚夕羽
24/29

君の従兄、僕の兄。

奏真Side


「奏真って呼んでいいか?」

凜夜さんは、そう言った。

「はい。えっと、に、兄さん」

凜夜さんは笑いながら、

「確か、奏真にはお兄さんがいたよな?何て呼んでるの?」

「紘真で、紘兄...と」

「じゃあ俺は凜兄だな。夜乃とおんなじだ」

ははっと笑う兄さんが悲しそうだった。

「じゃあ『兄さん』って呼んでいい?紘兄に言ったら、笑われるからさ」

僕の心もフクザツ。

「うん。そうして。...夜乃、良かったな。ほんとの姉と、弟じゃなくて。従姉だから、結婚できるぞ」

と少し冗談混じりに言った。

「お父さんが許してくれないでしょ」

「わかんないだろ?白服のお坊ちゃんとも破談にしたし。それだけ奏真が好きなんじゃないか?」

「兄さんは今、好きな人いるの?」

「んぅ?いる〜、自分勝手で可愛い妹みたいな子」

「その人の好きな人は?」

笑いながら、自信満々に

「俺」

と言った。

「じゃあ彼女?」

「そうとも言う」

今までで一番笑顔。

「そっかぁ〜、幸せそうだね」

「幸せだよ...」


きっと彼女さんは、愛されているんだなと思った。


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