君の疑問。
――金曜日
疲れてはいるが社会人の言うような仕事の疲れではなく、心がすっきりぽよ~ってした感じの達成した後のような疲れ。
今日、無性にテオと走りたい。そんな思いが胸を駆け巡る。
「夜乃?おはよう」
キッチンにいたから、いつもより早いと思ったのかな?
[凜にぃ、おはよう。バイト?]
コクッて頷いて
「行ってきます」
って元気そうに言った。
[言ってらっしゃ~い]
すぐにテオの散歩へ行こう♪
[テオ~、おはよう]
朝からバリバリ元気!なテオの元気が私を照らす太陽のよう。
私の元気を知ってかいつもより豪快に走る。
猛SPEEDではないけど、適度に。
テオに任せていたら、着いた先は、河川敷。そしてそこには、
[奏真、君]
4月の桜が彼を魅せた。テオは私たちを引き合わせたようにも思えた。
「夜乃さん、今日行くんですか?」
頭のなかが真っ白になった。このことを私から伝えたのは、真愛葉だけのはず。
首を横に振った。
[実はね、昨日決まって昨日会ったの。]
その言葉は奏真君を突き刺した。でも、これ以外見つからなかった。
「夜乃さんは星也さんが好きですか?」
驚いた。こんなに真っ直ぐに聞いてくるなんて。
[わからない、けど他に好きな人がいる。]
それがあなただとは、今は言えそうにないけど。
その後、沈黙をかき消してテオがリードを引っ張った。
[じゃあ、またね]
それしか思い付かなかった。これが未来に続く言葉であるように祈った。
――学校
「夜乃、おはよー」
テンション高めの真愛葉。昨日のことが頭を巡る。その時、何が起こったのか、私の体がコンクリートへ崩れた。
その時聞こえたのは、誰の声だったのだろう。
――
どこだろう?
目覚めたのはベッドの上。ここは、保健室?
[すみません、先生いらっしゃいますか?]
この状況を聞きたい。
「先生はいないよ。」
その声は、
[星也さん?]
状況が全然呑み込めない。そして、何故私服?
また短くてごめんなさい。
星也が出てきましたが、気に入って頂けてますか?
白いブレザーと前書きましたが、高校が違うんです。
次回に入れます!




