君は立ち上がる。
――月曜日 夕方
ぼぅっとする頭を抱え、夜乃のいる家に帰る。
[凜にぃ、お帰り~]
朝は、ドア越しに
{顔を会わせられない}
って言ってたけど、だいぶ良くなったみたいだ。
「ただいま。夜乃、身体大丈夫か?」
[大丈夫だよ。元気になったから。]
って静かに笑った。
[凜にぃこそ大丈夫?顔赤いよ?まさか熱?]
と急いでリビングに向かった。
重い荷物を持って、部屋へ向かう。
その時、夜乃が手に何か持って来た。
[はい。体温計。]
って渡してくれた。
本当に熱があるのか、頬や耳が特に熱く感じる。
「ごめん。今日はちょっと早く寝るな。」
[うん、ちょっとじゃないけどお休みなさい。]
俺の記憶はここまで。
この先は熟睡した.zZ
――火曜日
夜乃sied(戻ります)
真愛葉に早く会いたくて、朝目覚めたのは、
6:02
早い...?
でも、いっか。
起きちゃえ!
今日は朝のお散歩を少し長くすればいいし。
時間潰し&テオも喜ぶハズ!
なんてちょっとゆっくりしてたら、いつもとあんまり変わらなかった。
[行ってきます。]
いつまでも凹んでらんないし、踏み出しちゃえば怖くない。
日々を歩み、季節を歩む。
私の心は雨上がり、
私を照らしてくれる光で
ただの空に輝く
虹が架かる。
「夜乃、行こう」
凜にぃ、昨日は大丈夫だったかな。
[うん、行こう!昨日大丈夫だった?]
凜にぃは、らしくない焦りかたを見せ、私はそれを笑った。
――学校
教室に入ると、真愛葉が私の視界に飛び込んで来た。
[真愛葉、昨日はありが、]
「良かった~」
おはようも言わず、私達しかいない教室で、真愛葉が私を抱き締めた。
変な意味ではない。
[真愛葉、ありがとう。私、会う。会って、星也って人にビシッとはっきりお断りしてくる。]
「おう!それでこそ夜乃だ。頑張ってね!出来ることはなんだって協力するから。」
男の子みたいな一面を見せた真愛葉は、私に微笑んだ。
――凜夜side
昨日早く寝たお陰で、体が軽い。
教室の前で誰かが立ってる。こっちへ走ってきた。
...玲奈だ。
そうわかった瞬間、鼓動が高鳴り、今にも心臓が破裂しそうだ。
そう思っていたら、
「おっは~!」
って息を切らして言った。玲奈、犬系だったかな?
「れ、玲奈。おはよう」
「らしくないね。」
誰のせいだ!
ま、いっか。
「りーん夜君?おはようは?」
背後から咲紅の声...
「咲紅!背後で気持ち悪い声を出すな!そして、朝の気分を崩すな((怒))」
咲紅は、待ってましたと言わんばかりに、
「お熱いですね♪」
って言いやがった。
その後、違うクラスのヤツにまで、からかわれた。
恥ずかしいけれど、なんか安心した。
――夕方
家に帰ったら、
[凜にぃ!お帰りなさい。]
って、脱皮無事成功みたいな満面の笑顔で、俺に笑いかけた。
「ただいま。荷物置いたらテオの散歩行くね。」
[はい。了解です(^o^ゞ]
って敬礼した。
めっちゃ楽しんでる?
今に、羽が生えて飛んで行ってしまいそうな夜乃の背中に羽が見えた気がした。
荷物を部屋に置き、私服に着替えて、制服を見ながら、幸せだなって呟いた。
夜乃に
「じゃあ、行くね。」
って言って、家を出る。
「テオ、散歩行くぞ!」
今日は気分のいい俺は、テオにそう声音で伝えた。
川の穏やかな流れが見たくて、河川敷に向かった。
今日はリードを引っ張るテオがいつにも増して力強い。
「おっ、テオ?」
夜乃がソウマ君って言ってた人が話しかけたきた。
「こんにちは。夜乃さんのお兄さん。僕は、奏真と言います。」
簡潔に自己紹介をされる。
「俺は、兄じゃない。従兄でそう呼ばれているだけ。名前は凜夜。」
こちらも、一応。
「そうでしたか。元気ですか?夜乃さん。」
「ああ、お父さんに言われて、金曜日に会社関係の人に会うらしい。」
こいつに惚れたんだ。
「えっ?誰かわかりますか?」
「セイヤとしか。」
たしか、そう聞こえた。
「ありがとうございます。」
「好きなのか?」
「はい。」
即答...
「相思相愛か。」俺の両親もこうだったのかな。
「今、なんて?」
驚いた顔して言った。
「何でもない。」
言い過ぎた。
「それでは、失礼します。」
って言って走って行った。
なんでだろう。
夜乃が好きなのがわかる気がする。
俺、超幸せ者だな。
テオが早く行きたいって風に、
わんっ
って吠えた。
前回、
書くと書きました
短編が<君と桜の雪>
書いた初日にpvが
あああああああぁ~
かすれるくらい叫びました。じゃない、喜びました。
本編も蜜蜂。の最高記録☆
嬉しすぎて、涙がポロン
泣いて叫んで喜んで。
見苦しくひゃほ~い☆
しました。
また、季節が来たら、
出しますね♪
6月までにだせるかな?
また、見てくださることを祈り、
感謝で、いっぱいです。
では、
see you




