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桜は微笑む。  作者: 青柳 兎蝶
第二部 『降臨』
22/27

Ⅴ.賭け引き

 

  数十分前ーー。


「それじゃ、わたくしは用事で少し外に出くてくるわね」


 長い眠りから覚めた梨花に着替えとして自らの洋服を手渡すと、色香漂う微笑で撫子は部屋から出ていった。

 自分の体を蝕む病の存在に途方もない不安を感じながら、梨花は撫子が用意してくれた服に袖を通す。

 この前のネグリジェとは違い、すそが膝丈縁にレースをあしらった純白のワンピース。

 その造形の可愛らしさに頬がほころぶ。

 以前撫子に頼んでいた、院長先生たちの墓をたててほしいという梨花の願いはすでに形になりつつあるらしい。

 目覚めた時、撫子からそう聞かされ、不安がせきをきって溢れでそうになった。

 泣いてはいけない。

 さくらに、兄に会うまでは。

 ほころんでいた口元から笑みを消し、着替えを終えて身なりを整える。

 最後に撫子から借りたかんざしほどもある長いピンどめをこめかみに刺す。

 と、無遠慮に扉が開き、見たことのない人が部屋に入ってきた。


「よォ」


 その人物は皮肉げに口角をあげ、どこか小馬鹿にしているような声音でそう言った。

 藍色の中華服を着たその人物―-薔薇そうびは包帯でおおった見えないはずのまなこで、ベッドの縁に立つ梨花を見据えた。

 目があった。

 包帯の向こう側にある彼の眼と。

 そう錯覚するほどの威圧的な何かが、薔薇の全身からは放たれていた。

 しかしとうの薔薇は気だるげにズボンのポケットに両手を突っ込んでいる。

 梨花は思わず唾を飲みこんだ。

 生まれて初めて感じる、奇妙な違和感。

 人はそれを苦手意識と呼ぶが、梨花がそれを自覚するのは少し後のことである。

 一言呼びかけただけでしばらく待ってもいっこうに口を開かない薔薇に、困惑しながらとりあえず、


「撫子さんは先程おでかけになりましたけど……」


 と伝えると、ハッ、と薔薇は明らかにそれとわかるほど露骨に嘲笑した。


「知ってんよ。だからこんなところに来てやったんだろうがァ」


 言葉の意味が理解できない。


「俺様が用があるのはてめぇだ」


「……」


 初対面のはずだが。

 梨花の困惑は増すばかりだ。

 しかし薔薇の次の言葉に困惑は吹き飛んだ。


「てめぇの兄貴が今どうなってるか、知りたくねぇか?」


「兄に何かあったんですか!?」


 以前から、桜の仕事には危険が伴っいるのではないかと心配していた。

 もしこのまま、桜までいなくなってしまったら。

 嫌だ。

 悲鳴に近い声をあげる梨花を薔薇は面白そうに眺めていた。

 梨花の心配など全くの無駄だということを早く教えてやりたかった。

 自分のために最愛の兄が身をにしていると知ったら、この女はどうなるのか。

 早く、早く。


「なにかもなにも、ない頭ふりしぼって自分てめぇの妹か母親か、どちらを助けるか真剣に悩んでいるぜェ?」


 カハッ。

 自分の言葉に思わず笑ってしまう。

 あの桜が真剣に悩んでいるなんて笑える。

 あの程度の頭。

 ろくな結論を出さないだろう。

 頭上にはてなマークを無数に浮かび上がらせている梨花に、桜がはたらいた裏切りから、棗の計画までの全てを話す。

 計画のことは他言無用だとなつめにきつく言われていたが、かまわない。

 桔梗を助け出すことを一番の目的としているのは、純血の吸血鬼の中で棗だけだ。

 突然の壮大すぎる話に梨花は戸惑っているようだった。

 話の途中で扉の向こうに桜の気配がし、二、三ノックしてきたが、薔薇は咳払いをして話を続けた。

 そして数十分ほどで話し終えると、薔薇は言った。


「っつーわけで、桜はてめぇと静かに暮らすか、桔梗を助けて人殺しになるか、迷ってるってわけだな。棗も棗だが、桜も馬鹿だよなァ。守りたいモノはいつだってひとつだっつうのに。何を迷う必要がある」


 迷わなくていい。

 守りたいモノなど作らなければいいのだから。


「ほんっと桜は馬鹿だな。愚鈍ぐどん鈍間のろまに単細胞ときたら救いようがねェ……」


 上機嫌に桜を侮辱していた薔薇は気づかなかった。


「お兄ちゃんを馬鹿にするのはやめてください」


 小動物のように息をしていた小娘から、怒りの念が発せられていることに。


「あン?」


 己の言葉を遮られ発せられた梨花の言葉に首をかしげる。

 包帯の向こう側にいる、とるに足らない存在であるはずの女の気配がむくむくと肥大していく。


「それ以上私のお兄ちゃんを馬鹿にするのなら、私は貴方を許しません」


 まさか言い返してくるとは思わなかった。


「……いいねェ」


 無抵抗よりも抵抗がある方が楽しめる。


「どう許さないんだァ?この俺様を」


 既に薔薇が純血の吸血鬼と知っての発言。

 初め抱いた印象と違って、案外気の強い女なのかもしれない。

 気の強い女は嫌いじゃない。

 だが勇敢と無謀は違う。

 さて、この女はどちらだろう?

 梨花はここまで人の神経を逆なでする人に会うのは初めてだと思った。

 兄の職場の人だと思い、敬意を払っていたが、先程の薔薇の話で、それらもろもろの感情は消し去ってしまった。

 今脳裏にあるのは、自分の最愛の兄を馬鹿にされたことへの怒りのみ。


「謝罪してください」


「はァ?」


 どんな大仰なことを言われるのかと期待していた薔薇は拍子抜けする。

 梨花はわざわざ聞き返してくる薔薇にムッとして眉根を寄せた。


「いけないことをしたら謝るのは当然です。それは人間も吸血鬼も同じことです」


 理にかなっている。

 別に謝ってやってもいい。

 生まれてこのかた、プライドなどというものには縁がない人生だ。

 が、ただ謝るだけではつまらない。

 背後の扉に背を預けると、薔薇は腕を組んだ。


「……俺様は間違ったことは言っていないぜ。何も謝ることはねェ」


「お兄ちゃんを愚鈍ぐどん鈍間のろまで単細胞だとひょうすることがそもそも間違っています。お兄ちゃんは聡明で強く、誰よりも優しい人です。評価を改めてください。」


「カハッ!聡明?強く優しい?おいおい、てめぇ俺様を笑い死にさせるつもりかよォ?カハハハハハハッ!!」


 大口を開けて笑う薔薇にはらわたが煮えくり返るほどの怒りが生まれる。

 こめかみからピンどめを抜き去ると、それを首元に当てた。

 尖った先が照明の光を反射する。


「どうしても謝ってくれないのならこのまま首を刺して死にます」


 冷え冷えとした声が言った。

 自分の声とは思えない、底冷えのする声音。

 薔薇の馬鹿みたいな哄笑が止んだ。

 口元から笑みが一瞬で消え、こちらの様子を、言葉の意味を吟味する間ができる。

 包帯の下からじっとこちらを射抜いてくる薔薇の視線を感じ、梨花はピンどめを持つ両手に力を込めた。

 梨花には薔薇がこちらの要求を呑むという確信があった。

 やがて、薔薇は先程とは打って変わり、笑みを浮かべることなく、


「死ねよ」


 淡々と、言った。


「そんな脅しで俺様がスミマセンデシタというとでも思ったのかァ?兄妹そろって馬鹿だ……」


「いいえ、貴方は必ず私に頭を下げることになります」


 梨花の眼光は包帯をぶち抜いてその先にある薔薇の眼を貫く。


「確かに私が死んでも貴方は痛くも痒くもないでしょう。ですが、私が死んで悲しむのはお兄ちゃんだけですか?」


「……」


「先程のお話から、私の母と貴方たちの関係は理解しました。家族同然の関係でありながらしかし、母の話をする時、貴方の口調には何の感情も表れませんでしたね」


 桔梗が政府の人質になったと話した時でさえ、薔薇には何の変化もなかった。

 感情を表に出さないようにしていた、ということではなく、言葉通りの意味で感情ひとつ、その顔にはよぎらなかった。


「けれど、そんな貴方が話の途中、一人だけ感情を傾けていた人がいました」


 彼が常に浮かべていた嘲りの嗤みが優しさに変わった瞬間。

 梨花はそれを見逃していなかった。


「純血の吸血鬼のかしら、棗さん」


 名前を口にした一瞬、薔薇は微かに身じろぎした。


「貴方は棗さんの意思に反することはできない。そうでなくても、貴方にとって棗さんは傷つけたくない存在なのではないですか?貴方の話から棗さんは非常に愛情深く、家族想いの方のように思えます。棗さんは母の娘である私が死んだら、悲しむでしょう。貴方はそれでも、私の要求を呑みませんか?」


 そこまで言ったところで、カハッ、と乾いた笑い声がした。

 本心を見破られたことで開き直るのか、逆上するか。

 梨花はいっそう精神を集中させる。

 薔薇は腰に片手をやり、笑う。


「見事な観察眼だ。着眼点もいい。確かに棗は悲しむだろうし、この俺様が棗を他の連中と一緒にしてねぇっつーうことも、まァ間違っちゃいねぇ。てめぇに死なれると、困ったことには、なるな」


「なら……」


「けどな、てめぇは一つだけ、思い違いをしている。俺様にとっての棗はてめぇが思っているほど大事なもんじゃねぇ。あいつが傷つこうが困ろうが怒ろうが、正直どうだっていい」


 ただ、棗には借りがある。

 左手の指先で、薔薇は包帯に触れる。

 布一枚を隔てた先にある己の両目。

 暗闇しか映さないこの眼で、桔梗の娘と相対する。


「残念だったなァ。てめぇの要求は呑めねぇ」


 舌を突き出し嗤う。

 あれだけの凄まじい量の話を聞いた後でよくこれだけ頭が回るものだ。

 よわい14の小娘がよくやった方だ。

 まあまあ、楽しめた方だな。

 だが、あの桔梗の娘。

 その魂の真贋しんがんを確かめてみたい。


「……どうしても、謝罪してはいただけませんか」


「そうだなァ。てめぇに自分の首かききって死ぬくれーの覚悟があるなら、てめぇが死んだ後で桜に謝罪してやってもいいぜェ?」


 桔梗なら間違いなく自決するだろう。

 なら娘はどうだ?

 自決するくらいの勇気と覚悟があるなら、今後もしばらくは楽しめるだろう。

 毎日この部屋に足を運んで、この俺様の退屈を乱せよ。

 もしも自決できなかったら、それでも構わない。

 普通はできるものではないのだ。

 棗に計画のことを洩らしたことで小言を言われるだろうが、それだけのこと。

 もともと梨花に悲劇を話して聞かせ、梨花が浮かべる感情や反応を楽しもうと思っていただけだ。

 本来の目的であるそちらは、うっすい反応だっただけに、期待外れだったが。

 さあ。

 腕を胸の前で組み、梨花の反応をさぐる。

 どうする?


「分かりました。私が死んだら、お兄ちゃんに心からの謝罪をお願いします」


 嘲笑ってやろうと構えていると、意外にもあっさりと梨花は応じた。

 もっと葛藤や怯えを見たかった薔薇は肩透かしを食らった気になる。

 本気かよ?

 扉に預けた背中を浮かす。

 ベッドの縁に立つ梨花からは異様な気配が発せられていた。

 まさか本当に。

 予想だにしていなかった展開に心が躍る。

 心臓が熱い血潮ちしおを全身へり出す。

 足元から伝わってくる電流のような衝撃は、まごうかたなき殺気。

 梨花は一つ息を吸い、全身の神経をピンどめを持つ両手に注いだ。

 そして。

 青い髪が宙を舞い。

 梨花の瞳に映ったのは薔薇の包帯に覆われた真っ白い顔だった。

 ふわりと、薔薇の首根で一つにまとめられた紫紺しこんの長髪が、馬の尾のように揺れている。

 固く大きく、血も凍る冷たさを持った薔薇の両手が、梨花の、ピンどめを持つ両手を捉えていた。

 薔薇の肩越しに見える天井。

 どうやら梨花は自決を止めに入った薔薇によって、ベッドに押し倒されたらしい。

 素早く状況を整理したところで、目と鼻の先にある薔薇を梨花は笑った。


「よほど兄に謝罪したくないんですね、薔薇さん」


「……てめェ……」


 やられた。

 低い声でうなると、薔薇は捉えた手首にいっそう力を込めた。

 目の前のこの女を見くびっていた。

 ただ自分を楽しませるためだけの一時的な存在。

 その認識を改めなければならないようだ。


「困りましたね。私はちゃんと死のうとしたのに、薔薇さんがそれを止めてしまった。この場合、どうなるのでしょう?」


「カハッ。よく言うぜ。死ぬつもりなんてなかったくせによォ」


 そう。

 本当に死ぬつもりであったなら、薔薇が止めに入った瞬間に笑みを浮かべるはずがない。

 予測していたのだ。

 薔薇が本当に梨花が自決を謀った時、止めに入ることを。

 そして修羅の世界を幾百年生きた純血の吸血鬼を欺くほどの殺気。

 完敗だ。

 己の命を賭け金に載せない安全地帯で、俺様を躍らせていたってわけか。

 これはいい玩具おもちゃを見つけた。

 ガラクタの中からピカピカの玩具を発掘した気分で口角をつり上げると、梨花の手首から手をはなす。

 白い肌に赤い鬱血の痕が浮かぶ。


「それは貴方が絶対に止めにはいると確信していたからです。貴方のように利己的で打算が働く人は常に己にとっての最良を選択できますから」


 今回の薔薇にとっての最良が梨花を生かすことだっただけだ。

 棗の小言は煩いだけで、拗ねると口をきかなくなるのでそれが面倒なのだ。

 額にかかる髪をかきあげながら梨花の上から身を起こす。

 撫子のベッドに遠慮なく腰を下ろす薔薇を見ながら、梨花も体を起こした。


「俺様が止めに入らなければどうしてた?」


「その可能性は限りなく0でしたが……。その場合、私は約束通り首を刺して死ぬつもりでした」


「……」


「ですから、私が死んでも死ななくても、薔薇さんが謝罪することに代わりはなかったんですよ。私、勝算のない賭け引きはしないですから」


 梨花はピンどめを首に突きつけた時から、この結果が予測できていた。

 これで目の前の不愉快な男に謝罪させられる。

 微笑む梨花の言葉にしかし、薔薇は自分の見解が間違っていたことを思いしらされていた。

 自分を欺いていたと思っていた殺気は本物の殺気だったのだ。

 薔薇が止めなければ、梨花は本当に首を刺して死んでいた。

 ただ薔薇に謝罪をさせるためだけに。

 桔梗、いや、それ以上に無茶をする女だな。

 勇敢、無謀、そのどちらをも合わせ持ち、簡単に己の命を賭けてしまう。

 矛盾だらけの幼い魂。

 それは今まで生きてきた中で見たこともない(いびつ)な魂。

 物事が自分の思い通りに進んで、満足そうに梨花は薔薇を見る。


「約束です。お兄ちゃんに謝ってください」


「カハッ。いいぜェ。土下座でもなんでもな」


「土下座はいいです。私のお兄ちゃんが素晴らしい人だと認めてくれさえすれば。そうですね、貴方のように強く賢く優しい人を今まで誤解していて申し訳ありませんでした、くらいは言っていただきますけれど」


 ふふ、とここに来てやっと年相応の少女のように笑う。

 土足のまま撫子のベッドに片膝を立て、その様子を黙って薔薇は見ていた。

 眼は暗闇を映していても気配は感じられる。

 と、梨花の気配が突然はしゃいだものから、焦りに変わる。

 今度はどうしたのかと思い、膝の上で頬杖をつく。

 梨花は白い頬を朱色に染めた。。


「……あの、薔薇さん。私がこんな意地の悪い子だって、お兄ちゃんには言わないでください。お願いします」


 遠慮がちに、自信なさげに梨花は、先程自分が負かした相手に頼む。


「お兄ちゃんには、私のこういうところ知られたくないんです」


 狡猾で計算高く、強かな自分。

 兄が自分に求めているのは可愛く、か弱く、守ってあげたくなるような妹。

 大事に大事に守ってくれることは嬉しくて、けれど同時に苦しくもあったから。

 兄を守れる自分になりたい。

 できればこんな自分を知られずに。

 そんな梨花を薔薇は笑った。

 いきなりしおらしくなった(さま)に、しばらく肩を震わせる。

 羞恥と怒りに頬を燃え上がらせる梨花の顎を掴み、今までで一番、極悪な笑みを浮かべた。


「てめぇ、最高だなァ」


「!!」


 瞬間、背筋に走ったのは、いきなり体に触れてきたことへの嫌悪だった。

 咄嗟に薔薇の手を払いのけ、


「勝手に触らないでください!」


「照れるなよォ」


「照れてません!本気で嫌です。女性の体に簡単に触るなんて変態です!」


 猛攻(もうこう)でしかりつける。

 羞恥?照れ?

 断じて違う!

 背筋をはった虫唾に、どれだけ言葉を尽くしても言い表せない嫌悪感。

 梨花は、純粋に、体に触れられたことに溶岩のごとく(いか)っていた。

 男性と接し慣れていない梨花には、薔薇の行動は全く理解のできないものだ。

 対して薔薇は小娘らしい反応にまたしても大笑い。

 この男と話していても時間の無駄だ。

 バッサリと判断を下し、梨花はベッドから降り立つ。

 自分を見上げて笑う薔薇を睨み付けた。


「薔薇さん、私を棗さんに会わせてください」









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