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桜は微笑む。  作者: 青柳 兎蝶
第二部 『降臨』
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Ⅱ.麻痺した悲しみ



 朝起きると朝霧はいなかった。

 どこかに出かけているのか、棗と話があるのか。

 ベッドから起きると俺は洗面台に向かい、頭から水を被る。

 蒸し暑い夏の外気に火照った頬にあたる水の冷たさに頭もクリアになっていく。

 これで昨日の話に余裕をもって考えることができそうだ。

 タンクトップの裾をひっぱて濡れた顔をごしごし拭う。

 髪はほっとけば乾くだろ。

 今何時だ?

 残念ながらこの部屋には時計がない。

 いつもなら蓮か撫子さんが来て一日の実験の説明をしてくれる。

 が、この数日の間に状況は変化し続けた。

 いつも通りの日常が帰ってくることは、まずありえないだろう。

 まあ、実験があれば誰かが呼びに来るだろうさ。

 と、いうわけで俺は梨花に会いに足取り軽く部屋を飛び出していった。

 エレベターで四十九階のボタンを押して、しばらく壁にもたれて扉が開くのを待つ。

 母さんが無事であることを梨花に話すべきではないと、俺は思っていた。

 梨花と二人で、ずっと、生きていることを信じていた。

 教えてあげたい、梨花を安心させてやりたい。

 でも、母さんは人質として捕まっていて会うことはできないんだ。

 それなのに今話してしまっても、いたずらに梨花を心配させてしまうだけだろう。

 これ以上、梨花に傷ついてほしくない。

 梨花は俺が守るんだ。


 撫子さんの部屋の扉を二度、ノックする。

 すぐに扉は開いた。


「あら、いらっしゃい、サクくん」


 扉の向こうから姿を現したのは撫子さんだった。

 目に飛び込んでくる、赤とピンクのきらびやかな色調が目を刺す。

 撫子さんは襟にフリルがついた薄桃色のワンピースを着ていた。

 腰元から花のようにふわっと広がったスカートからのびる足は撫子さんにしては珍しい、素足だ。

 相変わらず綺麗な足だ。


「おはよう、撫子さん。梨花、起きてるか?」


「ずっと眠っているわ。結晶病と体の細胞が戦って、体力を奪われているの。でも安心して?ここには『吸血鬼の血』(ヴァンブレッド)がある。結晶病の進行を抑えることはできるから」


「……そうか」


 結晶病。

 発症すると一日で死に至る。

 吸血鬼の血で進行を抑えることができると言っても、完治するわけではない。

 胸が握りつぶされたみたいにぎゅうっとして、耳の奥がざわざわして。

 一瞬で顔が曇った俺に気づいてか、撫子さんは優しく俺の肩に触れ、部屋に招き入れてくれた。


「梨花ちゃんに会いに来たのよね?お顔だけでも、見てあげて」


「撫子、さん」


 貴族が使っているような大きくで豪華な装飾のついたベッドに近づくと、そこで梨花は見慣れた、健やかな顔で眠っていた。

 血色もよく、嫌な汗らしきものもかいていない。

 想像していたよりも元気そうな梨花の姿に俺は目頭が熱くなるほど安心した。

 ほどかれてベッドに広がっている青い髪が頬にかかっているのを優しく払う。

 目の前でいつも通りに眠る梨花の命の儚さ。

 いつも通り眠っている梨花の前で、自分の無力がただただ、歯痒はがゆかった。



 ✞




 俺の顔色が悪いことを心配してくれる撫子さんを安心させるように明るく、また来るというむねを伝えると、部屋を後にした。

 扉が閉まり切ってから、ふうと一度息を吐く。

 屋内にいるから気分が欝々するのかもしれねえな。

 と、いうわけで屋外に出るために幹部のやつらに社員カード使わせなきゃな、と思いながらポケットを探ると。


「……」


 ポケットに社員カードが入っていた。

 当然、俺のだ。

 目の高さまで持ち上げて、半目にあり、口を真一文字に引きのばす。


 やっぱ棗って、馬鹿じゃねえのか?


 ま、いいか。

 一人で外を歩きたい。

 ラッキーラッキーと棗の馬鹿さかげんに感謝しながら俺はエレベーターに乗り、社員カードを使って外に出ることに成功した。

 外は皮肉なほどの快晴で、俺は両手を上げて伸びをすると、とりあえず街の方をぶらぶらするか、と歩き出した。

 K機関支部が立っているこの場所は国から危険区域に指定されている。

 ようするに、関係者以外立ち入り禁止だ。

 一番近い街まで、徒歩で一時間ほどかかるだろう。

 まあいい。

 俺は十年前の戦争からほとんど復興していないこの危険区域の中を思考にくれながら、歩き出した。

 棗は、自分の計画に参加してもしなくても、俺の好きな方を選んでいいと言ってくれた。

 人殺しが嫌なら、参加しなくてもいいんだと。

 母さんは必ず助けるからと。

 普通に考えて、命を落とす危険がある棗の計画に参加する理由がない。

 だって母さんは棗たちが助けてくれるから。

 そこまで考えてふと気づく。

 ああ、俺、棗たちが負けるかもしれないってこと、全く考えてねーんだなってことに。

 負けるわけがない。

 K機関支部が誇る最高の頭脳を持つ梔子。

 精密で精巧な射撃力を持つ狙撃手スナイパー、蓮。

 可憐で、鬼のような太刀筋の撫子さん。

 獣が食い散らかした後のような爪痕を残す斬撃の薔薇。

 何者をも地にすがらせる圧倒的強者、棗。

 そんな化け物じみたやつらが五人もいる。

 あの凄まじい眼力の朝霧もいる。

 逆に梨花と朝霧と遠くに逃げて日常を過ごすという選択には、メリットしかない。

 だからこの選択に何も悩む必要はない。

 って、んなこと考えて、俺は馬鹿か。

 逃げないって決めた。

 母さんを助ける。

 父さんがいなくなって、院長先生たちもいなくなって、これ以上大事な家族を失いたくない。

 それに、計画に参加しても、梨花は棗たちじゃねえ、俺が守る。

 その覚悟はある。

 だから俺が覚悟を決められないのは、人を殺す、という行為にたいしてなんだ。

 そう考えると、今まで胸を支配していた気持ち悪いものがなくなった。

 俺は、人を殺したくない。

 今まで実験で俺が殺してきたのは狂暴化した吸血鬼や変形した身体の人間だった。

 まともに形を保っている者を殺したことはない。

 人間も、人間の形をしてはいなかった。

 薬の副作用で顔がつぶれてしまったり、体の一部を大幅に失っている者など、異形いぎょうの姿をした者たちだった。

 俺や梨花と同じ姿をしている人間を前に、殺すことを躊躇してしまわないか、自信がない。

 一瞬の油断が命取りになる戦いの中、その躊躇は俺の命を終わらせるだろう。

 ……俺は、昨日の棗の言葉をどれだけ理解していたんだろうか。

『人間狩り』という言葉の意味。

 思わず立ち止まってしまう。

 足先を見つめて、唇をかみしめる。

 ざわざわざわ、途端に鼓膜に喧噪が入り込んできた。

 気が付いて顔を下げると、いつの間についていたのか、俺は一番近くにある街にたどり着いていた。

 ……道中の記憶が全くねえ。

 俺や棗たちが昼食によく使う街なので知らず知らず、体が覚えていたのかもしれない。

 やや乱暴に寝癖のついた頭を掻く。

 辺りを見回してみて、飲食店が集中している大通りにいることを確認。

 愛用しているホットドッグ屋につま先を向け―――。


「待ちやがれッ!!」


 鼓膜を突き破る勢いでつんざく怒鳴り声に俺も、周りの人間も驚いて声の先に目をやった。

 状況が理解できないまま、今度は、


「アアアアア!」


 聞き覚えのある声が、した。

 嫌な汗が体中から吹き出す。

 息苦しさを覚えながら見た光景は、血塗れの男と、血塗れの少女だった。

 男は軽装だが、服の下が不自然に膨らんでいる。

 防弾チョッキを着ており、その見た目からも、大ぶりなナイフを持っていることからも、『狩人ハンター』であることは明白だった。

 少女の方は黒ずみ、元の色が分からないほど汚れたぼろきれを体にまとわらせているだけの姿だ。

 両足が斬り落とされて、いる。

 髪も散切り型で、体の丸みからでしか少女だと判断することはできない。

 それでも哀れなくらいにやせ細り、おびただしい血を噴きだしていた。

 少女の瞳は真っ赤だった。

 純血の吸血鬼の綺麗な赤ではなく、血ばしり、血管が破裂しそうにせり出した、嫌悪さえ抱く、どす黒い赤。

 間違いない。

 先程の聞き覚えのある声。


 俺が今まで実験室で相対あいたいしてきた、『自我のない吸血鬼』!


 混血の吸血鬼は血を飲みすぎると(実験ではわざと自我を保てないように薬漬けにしたりして生み出していた)自我を失くす。

 見境もなく人を襲い、血を飲むことだけに執着する、危険で、悲しい生き物だ。

 血を飲んでいる少女を発見し、男は狩りを実行した、という状況か。

 両足のない状態で、少女が這いつくばり必死で男から逃げようとする。

 男はその姿をじらすように、いたぶるように下品なみを浮かべて追いかける。

 ゆっくりと、歩きながら。

 周りの人間は突然の凄惨な光景に泣き出したり、逃げ出したり、目を背けたり、知らないふりをしたり。

 俺は、急いで二人の間に割って入ろうとした。

 しかし一瞬で男が振り下ろしたナイフが少女の首をはね落とす。

 悲鳴があがる。


「アハハハハハ!おきゅうけつきらのせいで俺がどれだけのものを失ったと思ってんだ!この化け物がアアアアアッ!」


 少女の死体を踏みつけ哄笑を上げる男にカアアアッと理由の分からない怒りが沸き上がった。

 殴り飛ばそうと走り出した瞬間、後ろから肩を掴まれた。


「!?」


 振り返る。

 すると、下がっていろ、というように後ろに押され、代わりに後ろの人物―-蓮が長い黒髪を揺らしながら、進んでいった。

 そして。

 ぱあんっ、と軽い音が鳴って。

 さっきまで嗤みを浮かべていた男の足に赤い穴が開く。

 茫然とした顔のままの男にかまわず蓮はぱあんぱあんっと続けざまに連射する。

 男の体から、いや、的確に体の関節から何か所も血が噴き出す。

 悲鳴を上げながら男は少女の上に倒れ込んだ。

 蓮は騒然とする野次馬的周りの人間を見回しながら、胸ポケットから社員カードを取り出した。


「K機関支部の者です。これよりこの場を一般人未踏区域に指定させていただきます。直ちにこの場を離れ、解除までこの場に踏み込むことを禁じます。こちらの指示に従わない場合や、作業の妨げを意図して行われた場合は必要措置として対象の排除をやむを得ないとします」


「ま、待ってくれ、そこにある『吸血鬼の血』(ヴァンブレッド))を少し分けてくれないか!親戚に『結晶病』にかかったやつが……」


 人の輪の中から飛び出してきた中年の男を蓮は氷の瞳で見返した。


「こちらの指示に従わない場合や作業の妨げを意図して行われた場合は必要措置として対象の排除をやむを得ないとします」


 何の感情も込められていない瞳に気おされたのか、男は顔を脂汗と涙でぐちゃぐちゃにしてくずおれてしまった。

 周りの人間もじりじりと後ずさり、蓮を見ないように顔を下向けて散っていく。

 俺はどこかに電話をかけている(おそらくK機関支部だろう)蓮に走り寄ると、痛みにうめく男と、少女の死体を改めて確認して、やるせなさに胸の上の服を握り締めた。


「棗様に報告しました。すぐにでも研究者の方々が来てくれるでしょう。……まったく、食事中だったのに」


 電話を終えたらしい蓮が俺を見下ろしながら、苦々しい顔をする。

 その様子は先程の人間味のない蓮とは似ても似つかない。

 普段の王子様然とした笑みを浮かべる、優男だ。


「何で俺のこと止めたんだよ」


 怒りにいきなり水をかけられて釈然としない。そこで転がっている男を俺が殴りたかったのに。

 唇を突き出して不満げに問う。


「だってあなた殴る気だったでしょう。駄目ですよ、暴力は。たとえあなたK機関支部の人間であっても理由のない暴力に世間は厳しいものです」


「おい、ドヤ顔してっけど、お前の方がそーとーだぞ?」


「『血鬼けっき保護条約』第五条、全世界のいかなる人間であっても、私利私欲私怨のために吸血鬼を殺すことは許されない。……覚えていませんでしたね?だからあなたは……はあ」


 額に手を当てやれやれと吐息をこぼす蓮。

 うっぜえええ。

『血鬼保護条約』とは十年前の『吸血鬼狩り』から大量発生した吸血鬼殺害現象によって法律化された、吸血鬼を保護するための条約である。

 だから『狩人ハンター』として吸血鬼を狩っているのは政府から雇われて、仕事として活動している者たちだけだ。

 男が蓮に撃たれたのは、男が私怨のために少女を殺したからだろう。

 この条約は全世界に発令されており、この条約と、K機関の働きのおかげで今は吸血鬼殺害事件は沈静化していた……はずだ。

 ジト目で睨んでいると、呻いていた男を蓮が一瞥した。

 男はナイフを握ろうと手を伸ばしていた。

 往生際の悪いやつだ。

 ぱあんっ、ぎゃああああああ。

 悲鳴を背に、蓮は困り顔をする。


「貴重な僕の銃弾をこれ以上くだらないことで減らしたくないです」


「……支給される武器の制限はないはずだろ」


 この銃愛好家は部屋に何十……いや、ひょっとしたら百いっているかもしれない数の銃を飾っている。

 二、三発減ったところで痛くもかゆくもないだろう。

 実用として使うものがほとんどだが、蓮いわく「一人だけ一度しか使ったことのない子がいるんです」らしい。

 命中力が破滅的だった俺には、銃の良さなど理解できない。


「本当に、くだらないです。私怨で吸血鬼を殺すなんて」


 今までとは打って変わって不快に顔をしかめる蓮。

 その表情は、心底うんざりしているように見えた。

 俺は、くだらなくは、ないと思う。

 十年前の戦争で人間に吸血鬼は惨殺された。

 しかし人間も、政府の人間ではない一般人は、ちゃんとした原因も理由も知らず戦渦に巻き込まれたに過ぎない。

 その中で自分の大切な人を吸血鬼に殺されたりしたら、俺なら絶対に許せないし、殺したいって、思うだろう。

 どちらも悪いわけではないのに。

 だから。


「くだらなくなんてねえよ」


「そうですか?」


 理解できなさそうに見つめ返してくる蓮の黄色の瞳を睨みつける。


「自分の大切な人が殺されたら、やっぱりその相手を憎んでしまうんじゃねえかな。この男を肯定するわけじゃねえよ?実際俺も腹が立ったし。でも、そういう気持ちは醜くて、汚くて、迷惑だけど、だけどそれでも、くだらなくなんて、ねえよ」


 鈴蘭に殺されたかもしれない、父さん。

 母さん。

 憎いし、鈴蘭に対しては、すっごく腹が立つ。

 もやもやする。

 直接会って、真実を知りたい。

 黙った俺に、蓮も何かを思い出したようだった。


「……が、いたんです」


「え?」


「妹が、一人、いたんです。病気で目が見えず、体も不自由で、車いすでの生活でしたけれど。明るい、優しい子でした」


「お前妹いたのかよ。なんだよ~早く言えよ」


 何か、妙に親近感が湧くな。

 妹を大事にするやつに悪いやつはいない!

 蓮はふわりとほほ笑む。


「耳だけを頼りに生きていましたが、芯が強くて、本当に、僕にはもったいない妹でした。……先の戦争の折に、死んでしまいましたけれど」


「は……」


 かすめるようにこぼされた言葉を耳がひろう。

 急に心臓を冷たい手で握りつぶされた気がした。

 呼吸が止まる。

 驚いて俺は蓮を見上げた。

 蓮は感情のない、ぼんやりとした表情を浮かべている。


「けれどそれで吸血鬼を恨むのは間違いだと思っています。戦争その行為自体が、人間と吸血鬼の命のどちらも奪う。だから悪いのは戦争そのもの。だから誰かが誰かを憎むことはくだらないです。そうでしょう?」


 二歳年上のこの男の思考は時に年不相応なまでに大人びている。

 自身の兄妹の死に、ここまで感情的にならずに物事を見つめられることは、俺にはできない。


「……戦争が悪いって思ってんなら何で棗たちの計画に参加すんだ」


 小声で訊く。

 すると蓮は無表情から一転、苦笑した。


「それが必要なことだから、ですよ」


「……」


「理解していただかなくて結構ですよ。桜くんの頭ではどうせ無理でしょうから」


 目が点になった俺を和やかなまなざしで見る。

 そして、到着した研究員数名に手を上げて、応えようと踏み出した蓮の腕を俺は憤りに任せて強くつかんだ。

 突然のことにか、それとも痛みからにか、素早い動きで俺を振り返る蓮。

 その目をめあげて、


「お前の理屈とか、どーでもいいけどよ。家族が死んだ話をそんな、たんたんと言うんじゃねえ。そんなの、」


 感情のない、ぼんやりとした表情は。


「そんなの、無理して悲しみを押し殺してるようにしか見えねえよ」


 梨花のことを想って、蓮の境遇に自分を重ねてしまう。

 涙でうるんだ俺の瞳に、蓮は驚いて息をのんだ。

 それから、いつも通りの、王子様然とした微笑みを浮かべた。


「桜くんにしては的を射ています。以後、気を付けます」


 長い黒髪をかき上げて笑う蓮の瞳に滲んだ一瞬の慟哭は、俺の胸をえぐった。










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