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2:00の部屋

 更新遅くなってすみませんでした。あと、読み返してみて文字が詰まりすぎて読みづらい事に今更ながら気づいたので、今回から直しました。

 かなり力を使ったので疲れているかと思いきや、全然そんなことはなかった。さっき柱時計に壁に打ちつけられたときの傷とかも治ってるし、むしろ元気なくらいだ。

 

 主人公のチートさをひしひしと感じる。僕なんかで役不足じゃないかな。

 

 廊下は短いのですぐ次の部屋に着いてしまい、その扉にはやはり〝2:00〟と書いてあった。そこから考えるとあと10部屋、もしかしたら22部屋あるかもしれないってことになるんだろうけど・・・・・・。

 

 道のり長いなあ。絵本とかだと気軽に読み飛ばしちゃいがちだけど、本人になるとほんと大変なんだろうな。いや、今の僕だけどさ。

 

 ガチャリと当然鍵など掛かっていない扉を開けると、僕はその予想だにしなかった光景(ここは何処もそうだけど)に釘付けされたように棒立ちになった。

 

 一面花畑だったのだ。

 

 てっきりさっきみたいな殺風景な倉庫みたいな部屋を想像していたのに、花畑って――――。

 まさかここでさっきみたいなバトルするのか? てか、何で花畑? 意味はあるのか? 何で急に童話っぽいメルヘンさを出してきたんだ?

 

 あまりの意味不明さにしどろもどろになりながらも、とりあえず中に入らなければ始まらないということで恐る恐る中に入った。勿論、罠の可能性もあるので慎重に慎重に。

 すると、入っていきなりこう文字が表示された。


〝時計を探してください〟


「・・・・・・?」

 

 どういう意味なのだろうと考え始めようとしていると、急に何の前触れもなく周りの花がぐんぐんと伸び始めた。それは樹木ぐらいの大きさでぴたりと止まり、そのせいで僕の周りは竹藪みたいな静かな風景に早変わりしてしまった。 

 成る程、てっきり勇者とかいうからバトルばっかなのかと思っていたら、そういう宝探し的なゲームもやらせるのか。いや、勇者が宝探しをするなんて聞いたことないけど。

 

 さてどうしたものかと思っていると、目の前にぼとりと懐中時計が落された。金色の典型的な形の懐中時計で、時計の針は12:00を指したまま止まっている。何となく拾うと、また文字が表示された。


〝この時計の針が再び12:00を指すまでに見つけてください〟


 そしてすこし間をおいて、再び文字が現れた。


〝もし見つけられなければ、あなたはこの花壇を二度と出ることが出来ません〟


 はっ? 何それ!? 地味に怖いんだけど!


 この竹藪みたいな静かすぎる景色の中を永遠に一人で過ごすとか・・・・・・考えただけで寂しすぎて死にそう。

 ウサギは寂しいと死んじゃうんだよなんて言うけど、人間だってそうだよ。てか、人間の方がそうだよ。うう、そうならないためにも頑張って探さないと。


 時計を見ると、もう時計の針はとっくに動き出していて、正確に時を刻んでいた。


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